![100均キャンドゥの光学式マウス](https://parisabby.com/wp-content/uploads/2022/01/cb7596d454e95d478da9491e2075d114.jpg)
今回の記事では
ポイント
- USBで接続できるマウスを探している方
- 100均でマウスを探している方
- 100均キャンドゥのマウスの使用感を知りたい方
今回の記事では100円ショップキャンドゥで見つけた「USB光学式マウス」をご紹介します。
この記事で分かること。
- マウスの種類
- 100均キャンドゥのマウスの詳細
- 100均キャンドゥのマウスの使用感
はじめに
パソコン操作に無くてはならないアイテムの1つにマウスがあります。
パソコンのスペックの向上により、マウスもどんどん進化しています。ゲーマー用に解像度が10,000dpiを超えるものまで販売されています。
もちろん機能が上がれば、価格も上がります。1万円を超える商品もザラにあります。
しかしながら、多くの方がそこまで求めていないのも事実です。
自宅で手軽にwebや動画を観るだけのためにそこまでお金を掛けたくはないですよね。
そんな時に重宝するのが100均の商品です。
そこで今回の記事では、100円ショップキャンドゥのの「USB光学式マウス」をご紹介します。
筆者が実際に1週間ほど使用してみて感想を述べていきます。
マウス選びの参考にしてください。
マウスを選ぶ際のポイント
はじめにマウスを選ぶ際のポイントになります。
接続方式
マウスの接続方式は主に2つに別れます。
ケーブルが必要な「有線」とケーブルレスの「ワイヤレス」です。
・有線
「有線」はパソコンとUSBケーブルなどで接続できるので、初期設定が簡単です。
また、電池も不要ですので本体の重量が軽くなる傾向にあります。
ケーブルが絡まったり、持ち運びにケーブルがじゃまになるなどのデメリットもあります。
・ワイヤレス
「ワイヤレス」はケーブルが不要でパソコンと接続可能。
パソコン本体に専用のレシーバーを取り付けて通信する「USBレシーバー式」と、レシーバー不要の「Bluetooth式」の2種類があります。
ケーブルがないので、自由自在に動かせるのが最大のメリットです。
電源は電池、若しくは内蔵バッテリーを使用するため重量が重くなります。
ケーブルがないために動作が不安定なのが最大のデメリットです。
読み取り方式
次に、読み取り方式の違いです。
4タイプがありますが、それぞれに違いがあります。
・光学式(赤色LED)
赤色のLEDを利用したタイプ。
読み取り性能は4つの中で一番低くく、光沢面・白い面では反応しません。
コストパフォーマンスに優れていますので、価格は大変安価なものもあります。
・IR(赤外線)LED
赤外線LEDを利用するタイプ。
読み取り性能は普通ですが、光沢面・白い面では甘い傾向にあります。
消費電力が大変低いのが最大のメリット。
・レーザー
レーザー光を利用するタイプ。
高い読み取り性能を備えていて、多少凸凹のある面でも読み取り可能。
その反面、価格が高くなるのでデメリット。
・ブルーLED
青色LEDを利用するタイプ。
読み取り精度が非常に高いのがメリット。
消費電力は普通ですが、販売価格は高くなる傾向にあります。現在最も主流なタイプです。
100均キャンドゥのマウスってどんなアイテム?
![キャンドゥのUSBマウス](https://parisabby.com/wp-content/uploads/2022/01/d4fcf772513d5097588961f944bd506d.jpg)
100均キャンドゥの「マウス」がどのような商品なのかみていきましょう。
マウスのタイプは光学式(赤色LED)になります。有線でUSB2.0 TypeAで接続します。
素材は本体が「ABS樹脂」、コードが「塩化ビニル樹脂」になります。コードの長さは1.1m。
「ABS樹脂」とは?
ABS樹脂は1960年頃から使用され始めた素材で、アメリカの企業U.S.Rubber社によって1954年に製品化されました。ポリスチレンにアクリロニトリル、ブダジエンを科学的に結合することで、耐衝撃性を改良した素材です。ABS樹脂はアクリロニトリル、ブタジエン、ポリスチレンの長所を併せ持った素材です。強度に優れ、見た目には光沢があり美しい外観を持っています。
引用元:湯本電機株式会社のHP『耐衝撃性を改良した素材「ABS樹脂」』より抜粋
つまり、プラスチック製です。
サイズは約 横9.5 x 幅 5 x 厚み3cmになります。
色はマットブラック。
対応OSは、
・Windows:7(SP1含む)8、8,1、10
・Mac:OS X 10.5以降
ボタン数は3個(ホイールボタン含む)
分解能は800dpiです。
特徴としては、
・手に収まる小型タイプ
・3ボタン(左右と中央のスクロールボタン)
・コードの長さ1.1m
販売元は株式会社キャンドゥ、生産は中国です。中国製ではなく日本製です。
価格は100円(税込み110円)です。
![プラスチック製のマウス](https://parisabby.com/wp-content/uploads/2022/01/fab73534cbeb677db602c2c324cb1c3a.jpg)
実際に使用した感想
それではここから私が実際に1週間ほど使用してみた感想です。
私は普段MacのBluetooth対応ワイヤレス充電式Magic Mouseを使用しています。
長いことケーブル式のマウスは使用していませんので、どのような使用感になるか楽しみです。
ここが良かった
それでは、はじめに良かった点になります。
滑らかな動き
分解能が800dpiと最低限の解像度ですが、十分滑らかに動きます。
もちろんゲーム用には向きませんが、ネットやエクセルなど普段使いには何も問題ありません。
多少ポインターの動きが早く感じましたが、パソコンの設定で変更可能です。
左右のボタンもぎこちなさなどはなく、自然な押し心地!
さすがはケーブル式のマウスです。
軽量
一番良かったのは「軽さ」です。
Magic Mouseは高性能ですが、随分と重く持ち運びには不便。
それに比べて今回の商品なら素材はプラスチックですので、非常に軽く持ち運びに便利です。
ケーブルの長さも1.1mと短めですので絡まる心配も少なくてすみます。
おもちゃのような手触りですが、ノートパソコンを持って外出する方でしたら重宝しますね。
中央クリックも可能
忘れてはいけないのが、中央クリックも使用できる点です。
100均のプラスチック製のマウスでスクロールだけでなく、クリック機能も付いています。
あまり馴染みのない中央クリックですが、覚えておくとショートカットよりも便利なこともありますね。
Macでしたら、今開いているアプリを全て確認できる「Mission Control」に対応しています。
Windowsでも有名な機能ですと、webブラウザーのタブを閉じることが可能です。
![マウスの中央ボタン](https://parisabby.com/wp-content/uploads/2022/01/15f55ee08e0cde474eac9129efe69502.jpg)
ここがイマイチ
もちろんイマイチなところもありました。
ぎこちないスクロール
3つのボタンの内、中央クリックができるのは便利ですが、スクロールホイールは少しぎこちないです。
本体の素材は全てプラスチックですので、滑らかには動きません。
もちろんチルトホイール(横スクロール)も不可。
グーグルクロームなどのwebブラウザーを使用中には必要不可欠なスクロールホイールです。
なにか潤滑剤の役割を果たすパーツがあれば良かったと感じました。
クリック音
クリック音は大きめです。
消音機能はありません、どうしても「カチカチ」と音がします。
消音機能が主流の現在では大きなマイナス点です。
深夜の自宅や人が集まるカフェなどでの使用は控えたほうがいいでしょう。
総評
それでは100円ショップキャンドゥの「USB光学式マウス」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、83点。
総評
動きはスムーズ
軽くて持ち運びに便利
音は昔ながらの大きなクリック音
上記がこの点数の理由です。
100円で買えるプラスチック製のマウス。
その実力は予想外のものでした。とは言えメインでの使用には向かないでしょう。
ノートパソコン用のサブマウスとして使用すれば、出番もあると思います。
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マイクロソフト製品のワイヤレスマウス。シンプルな外観でも高性能。カラーもレッドやアイスブルーなどきれいなカラーが用意されています。
まとめ
100均キャンドゥの「USB光学式マウス」のご紹介でした。
高性能でワイヤレスが主流になりつつあるマウス。
消音モデルやタッチセンサー付きのモデルもありますが、たかがマウスです。
ゲーマーやイラストレーターなどプロ仕様のマウスは一般人には必要ありません。
そんなことを気づかせてくれた100均のマウスでした。
気になった方は近くのキャンドゥへ。
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