● 今回の記事では
ポイント
- メモ帳を探している方
- 水に濡れても大丈夫なメモ帳を探している方
- 100均ダイソーのポケットサイズ防水メモ帳の使用感を知りたい方
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均ダイソーのポケットサイズ防水メモ帳を紹介したいと思います。
● この記事で分かること。
- メモ帳の種類
- 100均ダイソーの防水メモ帳の詳細
- 100均ダイソーの防水メモ帳を使用した感想
はじめに
持ち運びに便利なポケットサイズのメモ帳。
仕事での電話の対応や日常の思い浮かんだアイデアを書き留めておけます。
そんなメモ帳ですが一番の大敵が水。どんなに便利なメモ帳でも水に濡れてしまっては使えません。
水に濡れても使えるメモ帳があったら大変便利です。屋外の雨の日の伝言や水場でのメモ取りが可能です。
そんな不可能かと思われるメモ帳を販売しているのが100均ダイソー。
そこで今回の記事では、100円ショップダイソーの「水に濡れても大丈夫なメモ帳」をご紹介します。
私が実際に使用して感想を述べていきます。購入する際の参考になりますよ。
メモ帳の種類
ダイソーの防水メモ帳を紹介する前に、メモ帳の種類を解説します。自分に合ったメモ帳を選ぶ際の参考となりますよ。
メモ帳の種類は大きく分けると3種類。「ノートタイプ」、「付箋タイプ」「ブロックタイプ」です。
ノートタイプ
最も一般的なのが、ノートタイプ。
A4サイズからB5サイズなど比較的大きなものが人気です。
メモを取るだけでなく、アイデアを書き留めたり、スケジュールを書き込むにも便利です。
付箋タイプ
書いたメモをいつでも見返せるように貼り付けておけるのが付箋タイプ。
コンパクトサイズが主流で、上部にだけのりが付いているタイプが人気。
書けるスペースはノートタイプと比べて少なくなりますが、剥がしやすく、パソコンなどにも貼り付けておけます。
ブロックタイプ
ちょっとしたメモを取るのに特化したのがブロックタイプ。
デスクでの電話対応や伝言用に重宝します。コンパクトから中程度のサイズが人気。
50から100枚ほどの束になっていますので、持ち運びには不向き。
100均ダイソーの防水メモ帳ってどんなアイテム?
今回ご紹介する100均ダイソーのメモ帳の詳細です。
正式名は「耐水メモ帳80枚(Waterproof memo pad 80 sheets)」。
見た目は普通のミニサイズのノートタイプのリングメモ帳です。ただ触った感じは普通の上質紙とは少し違い、しっとりとしています。
サイズは、縦10cmx横7cmx厚さ1cm。
材質は、本体が炭酸カルシウムとHDPE樹脂、リング部分はスチールです。
本体の炭酸カルシウムとHDPE樹脂は初めて聞く素材です。炭酸カルシウムが気になったので、調べてみました。
炭酸カルシウムとは?
炭酸カルシウムは、工業的に軽質炭酸カルシウム(通称:軽炭)と重質炭酸カルシウム(通称:重炭)に分類されます。
軽炭は、石灰石(主成分:炭酸カルシウム)を原料に化学的に製造され、沈降性炭酸カルシウムまたは合成炭酸カルシウムと呼ばれることもあります。
一方、重炭は石灰石を物理的に粉砕・分級して製造されます。
従来のコピー用紙などに使用されている原料は木材パルプが主流です。
針用樹や広葉樹から抽出した繊維を使用しています。しかし、今回のメモ帳は石、石灰石を原料としているということです。
特徴としては、下記が挙げられます。
特徴
- 耐水性に優れている
- コンパクトサイズ
- 日本製
販売元は株式会社大創産業。生産は日本。価格は100円(税込110円)。
水に濡らしてみた
実際に水に濡らしてみました。
絨毯が濡れるのでティッシュを置いて濡らします。
ティッシュで水を拭き取ります。
水を拭き取った後がこちら。
100均ダイソーのポケットサイズ防水メモ帳を実際に使用した感想
私が実際に使用した感想を紹介します。最後に点数も付けていますので、購入する際の参考にしてください。
今回は日常よく使用する鉛筆・シャープペンシル、ボールペン、油性マーカー・マジックの3つで試してみました。
ここが良かった
初めに良かったことから。
水に濡れても書ける
一番良かったのは防水メモ帳の名前の通り、水に濡れても文字が読めて書けることです。
普通の紙の場合では、水に濡れてしまうと文字は見えなくなり、破れてしまいます。
今回のアイテムではそのようなことはほとんどなく、書いた文字もしっかりと読めて、破れることもありませんでした。
もちろん濡れたままで書くことは出来ませんので、ティッシュなどで水分を拭き取る必要はありました。軽くティッシュで水分を拭き取るだけで乾かす必要はありません。直後に文字を書くことが可能です。
書き心地も普通の紙とほとんど同じで、引っ掛かりなどもなく、スムーズに書けます。
私がよく使用する油性のボールペンでも滲みなどなく、ストレスなく使用できました。
下の画像は、上が濡らす前に書いた文字。下が濡らした後に書いた文字です。
真っ白
次に良かったのが、今回のアイテムは普通の紙と比べて綺麗だということです。
綺麗というよりも真っ白といった方が正確かもしれません。普通のコピー用紙などの上質紙は表面をよく見ると、少し黄色がかっており、かつ、紙のムラがあります。
並べて比較してみるとよくわかりますが、牛乳のような色味をしています。書いた文字が非常に読みやすく、気に入りました。
また、水に濡れて乾いた後でもゴワゴワすることがなく、快適に文字を書けます。
耐水でなくても、普段使いで使用したいと思わせる紙質でした。
ここがイマイチ
残念ながらイマイチだと感じることもありました。
滲みと透け
初めに気になったのが、鉛筆で書いた文字が濡れると少し滲んでしまうことです。
読めなくなることはありませんが、水分を拭き取る際は気を付けなければいけません。軽くティッシュなどを押し当てるだけなら良いのですが、擦ってしまうと滲みがでます。
滲みそうな油性のボールペンでは出なかったのに、よく使用する鉛筆で滲んだのは残念でした。
また、普通の紙と比べて柔らかいため、裏面が透けてしまいます。
メモ帳ですので裏面まで使用することは稀ですが、表面だけの使用に留めておくのが良いでしょう。
さらに少し力を入れて書くと裏面に凹凸ができてしまい、次のページに書いた跡が残ります。メモ帳にわざわざ下敷きを敷くのも面倒です。改善してほしいポイントでした。
破りにくい・剥がしにくい
次にイマイチだと感じたのが、破りにくいこと。
石灰石が原料の紙ですので、普通の紙のように簡単には破れません。リング式ですのでサッとやぶれそうですが、そうはいきませんでした。
メモ帳ですので、書いたページを伝言として誰かに渡したい時も多々あると思います。破ろうとしても伸びてしまい、なかなか破れません。結構力を入れて引っ張らないと上手くいきません。
自分だけが後から見返すためのメモでしたら問題ありませんが、同僚や家族に渡す伝言用のメモとしては不便かもしれません。
ダイソーの防水メモ帳の総評
それでは100円ショップダイソーの「防水メモ帳」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、80点です。
総評
- 防水仕様
- 書いた文字が読みやすい
- 伝言用のメモには不向き
上記がこの点数の理由です。
裏面が透けるのと破れないのは、個人で使用するメモ帳ならば問題ないでしょう。
書いた文字が見やすいのは良かったのですが、普通の方にはあまり使う機会がないかもしれません。
屋外で雨の日でもメモを取らなければいけない方や料理中にメモを取りたい方には重宝すると思います。
今回のアイテムは防水仕様といえ、水は染み込んでしまいます。
水をはじく仕様のメモ帳を探している方はこちらがおすすめ!
まとめ
100円ショップダイソーで購入した、水に濡れても大丈夫なメモ帳。
コンパクトサイズでノートタイプのリングメモ帳です。
良いところもイマイチなところもありましたが、いかがでしたでしょう。
気になった方は近くのダイソーを覗いてください。