今回の記事では、
ポイント
- 100均でLEDライトを探している方
- 小型のLEDライトを探している方
- 単3乾電池1本で使える電池式LEDライトを探している方
上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均ダイソーの「LEDライトBLT」を紹介したいと思います。
この記事で分かること。
- LEDライトの種類
- 100均ダイソーの「LEDライト BLT」の詳細
- 100均ダイソーの「LEDライト BLT」の使用感
はじめに
今世紀の半ばまでに、太平洋岸の海域で発生すると予測されている東海地震、東南海自身と南海地震。地震に限らず、火山の噴火や火災、集中豪雨など昨今は災害に対する対策の重要性が問われています。
皆さんは、そんな災害に対して何らかの対策をしていますでしょうか?
緊急時に備えて防災用持ち出しバックなどの準備はできていますか?
携帯ラジをや貴重品、飲料水・食料品と並んで重要なアイテムの一つに「懐中電灯」があります。そんな夜間の暗闇の中で活動するのに大切な懐中電灯ですが、100均でも購入できるのを知っていますか?
重要なアイテムだけに100均で買うのはちょっとどうかな?と思われている方もいると思います。
ダイソー、セリア、キャンドゥとありますが、今回はダイソーです。
今回の記事では単三電池1本で使用できる100均ダイソーの小型電池式「LEDライトBLT」のご紹介になります。
実際に私が1週間ほど使用してみて、感想を述べていきますよ。
購入する際の参考にしてください。
LEDライトの種類
100均ダイソーの電池式「LEDライト BLT」を紹介する前に、LEDライトの種類を簡単に見ていきます。
電源
まずはじめに電源のタイプですが2つに分けられます。
・乾電池式
昔ながらの乾電池を使用するタイプ。
本体に単3乾電池や単2乾電池を数本入れて使用可能、連続使用時間も長めで、明るく遠くまで照らすことができる。
非常時でも交換用の乾電池を常備しておけば、電池切れの際にも対応できて安心です。
・充電式
最近の電子機器の主流になりつつある充電式。内部にバッテリーを内蔵していてUSBケーブルなどで充電できる。
手で回して充電できるタイプやソーラー充電式のタイプもある。
乾電池が必要なくコストパフォマンスには優れていますが、連続使用時間は短めで、明るさも電池式より劣るのが欠点。
用途
次に用途により種類も分かれます。
・ハンディタイプ
いわゆる懐中電灯で、片手で持って使用する小型のタイプ。
前方に光を照らすのに特化していて、明るさも強く、遠くまで照らすことができるのがメリット。片手が使えなくなるのと前方しか照らせないのがデメリット。
サイズや光の量もまちまち、キーホルダーに使える小さいモノもあるが、長さ20cmほどの中型のものが人気。
・首掛け・頭部装着タイプ
ジョギングや夜間での作業で両手が使えないときに便利なタイプ。
体に付けての使用のため小型で重量も軽いものが人気。見た目がおしゃれでないのがデメリット。
雨の時でも使用できる防水仕様が多い。キャンプなどにもおすすめです。
・ランタンタイプ
アウトドアにおすすめなのがこのランタンタイプ。
ハンディタイプなどの懐中電灯では前方のみが明るくなるのに対して、こちらでしたら広範囲に光を照らすことができます。
夜間のキャンプなどに向いていますが、明るさ自体は強力ではないのがデメリット。
・イルミネーションタイプ
クリスマスツリーのデコレーションや、店舗や家をおしゃれにライトアップできるイルミネーションタイプ。
飾る場所や用途、デザイン等により効果的に使い分けができます。
最も人気の高いストリングライトからナイアガラの滝のような演出ができるナイアガカーテンライトまで種類もいろいろ。
・特殊なタイプ
ちょっと変わった用途に使用するライト。
女性のマニキュア用に、ジェルライトを硬化するときに使用するライトです。
観葉植物や水槽の水草などを室内で育てるためのライトもあります。
100均ダイソーの「LEDライト BLT」ってどんなアイテム?
それではここから今回ご紹介する100均ダイソーの電池式「LEDライト BLT」がどんなアイテムなのかを見ていきます。
乾電池式で小型のハンディタイプです。
本体の材質はABS樹脂、ポリスチレン、ポリプロピレン、ゴムとスチールになります。
ABS樹脂は100均の製品でよく使用されています。特徴としては、
ABS樹脂は、3種類のモノマーを組み合わせてつくられる、機能バランスのいい素材です。非常に汎用性が高く、家電製品や自動車、家具や建材など、世の中の幅広い製品に活用されています。
引用元:meviy 「ABS樹脂とは?特徴や用途、類似素材との違いを解説」より抜粋
ポリスチレンとポリプロピレンもABS樹脂と同じく合成樹脂でプラスチックの1種です。
サイズは長さが約99mmで直径約20mmになります。男性でしたら手の平に収まるくらいの大きさです。電池を入れていないときの重さは軽く、素材がプラスチックだというのがよく分かります。
見た目はマット調の黒で、側面のライト部分のみが透明です。本体とヘッド部分が取り外せるようになっており、そこから電池をセットします。
ライト部分の反対側、本体部分の裏面にはスイッチが付いており、そこでライトのon/offが可能です。
販売会社は大阪府の「株式会社グリーンオーナメント」になります。ダイソーさんの商品を多く扱う会社になりますね。
製造はMADE IN CHINAとあり中国です。
単3乾電池1本で使用可能です。電池は付属されていません。
搭載されているLEDは1つになります。連続点灯時間は約7時間です。
実際に使用してみた感想
それではここから私が実際に1週間ほど使用してみた感想になります。
ここが良かった
小型で単三1本の電池式
最初に良かったところですが、小型で軽く持ち運びに便利な点です。
LEDライトを持ち運ぶことは実際の生活ではあまりありませんが、いざという時のためにバックに入れておいてもかさばりませんよ。
長さはたったの10cm程です。100円ライターや女性の口紅ほどの大きさしかありません。単3乾電池を入れても軽く、バックが重くなることもありませんね。
ご家庭での緊急災害用だけでなく、通勤時などにバックに入れておいてもいいと思います。
また単3乾電池1本で使用できるのも小型化の理由の1つでしょう。ライト側のヘッド部分を除いた本体部分は乾電池1個分のサイズしかありません。
多くのハンディタイプのLEDライトですと乾電池3本以上必要です。その分発光量は強くなりますが、重量も増しコストもかかります。
商品によっては単2乾電池を使用するものもあり、より重くなりますね。
単3乾電池でしたらほどんどのご自宅に常備してあるでしょうから、緊急のときでも困りません。
明るさ
次に良かったところですが、いちばん重要な発光量です。いい意味で裏切られました。
電源が単3乾電池1本とパワー不足という印象でしたが、さすがはLEDライト、結構明るいです。パッケージにはLED電球の明るさを表す「ルーメン」での表記もなく正確な明るさはわかりません。
自宅にあった従来の単2乾電池を2本使用する白熱電球の懐中電灯と比較したのですが同じくらいの明るさでした。
LEDライトだからできた発光量とコストパフォーマンスだと思います。
ここがイマイチ
しかしながら良くなかったところもありました。
連続使用時間
単3乾電池1本で使用できるのは良かったのですが、そのために連続使用時間が約7時間と短くなることです。
市販されている通常サイズのライトですと、連続使用時間は20-30時間くらいのものが多いですね。
小型で軽く女性でも持ちやすいライトですが、災害などの緊急用には不向きでしょう。ご家庭でのタンスの隙間など、ちょっとした用途に使用するほうが向いていると思います。
見た目は真っ黒
もう一つ気になったのが、見た目が真っ黒なことです。
普段使い用でしたらそれほど問題はないと思いますが、災害時などで停電したときにはどうかな〜?と思わずにはいられません。
置き場所を決めておいても真っ暗闇の中でこの真っ黒なライトを探すのはちょっと苦労するのでは、、、
もっと明るめの白や黄色などのほうが暗くても目に付きやすいと感じるのは私だけでしょうか。シックでカッコいい見た目にするために黒くしたのでしたら大間違いでしょう。
日本でトップシェアを誇るライトメーカーの「ジェントス」の製品を真似ただけの色とデザインは改良の余地があります。
「LEDライト BLT」の総評
それでは100均ダイソーの「LEDライトBLT」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、85点。
総評
- 小型で軽い
- さすがはLEDライト
- 連続使用時間はいまいち
単3乾電池1本で使用できて軽く、小型のLEDライトは持ち運びにも大変便利です。
連続使用時間が短いのはデメリットですが、明るさも申し分ありません。
まだ白熱電球の懐中電灯をお使いのご家庭でしたら、こちらを2、3本購入してはいかがでしょうか。
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ロング稼働時間タイプで、ANSI規格準拠の高感度チップタイプ白色LED。
まとめ
100均でLEDライトを探している方、小型のLEDライトの購入を考えている方にはおすすめできるダイソーの「LEDライトBLT」でした。
緊急災害用に的を絞っての個人的な意見でしたが参考になりましたでしょうか。
私個人の意見では、充電型で小型のハイパワーLEDライトが100均で販売されるのを一番期待しています。
ダイソーさんあたりが500円ほどで販売してくれるといいのですが、、
この記事が気に入って方は前回の記事もどうぞ。