今回の記事では、
ポイント
- 室内に洗濯物を干したい方
- 簡易ハンガーラックを探している方
- 小型の物干しスタンドを探している方
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均ダイソーの「ドア・タンス引き出しde室内干し」を紹介したいと思います。
この記事で分かること。
- ハンガーの種類
- 100均ダイソーの「ドア・タンス引き出しde室内干し」の詳細
- 100均ダイソーの「ドア・タンス引き出しde室内干し」の使用感
はじめに
皆さんは雨の日や黄砂・花粉などで洗濯物を干せないときはどうしていますか?
ランドリーを使用したりクリーニングに出す方もいると思いますが、ほとんどの方は室内で干しているのではないでしょうか。
室内用に物干しスタンドを購入したり、ハンガーラックなどに掛けて干していますよね。
しかしながら、雨の日が続いたりして予想以上に洗濯物が多くなるときもありますよね。物干しスタンドだけでは足りないという経験をした方も多いと思います。
そんなときにドアやタンスの引き出しがハンガーラックになったら便利だとは思いませんか?
そんな悩みを解決してくれるのが今回紹介する100均ダイソーの「ドア・タンス引き出し室内干し」です。
ドアやタンスの引き出しに簡単に取り付けるだけで、物干しスタンドでは足りない分の洗濯物を干すことができます。
実際に私が1週間ほど使用してみて、感想を述べていきますよ。
購入する際の参考にしてください。
物干しスタンドの種類
100均ダイソーの「ドア・タンス引き出し室内干し」を紹介する前に、物干しスタンドの種類を簡単に見ていきます。
大きく分けるとスタンド型と設置型の2つです。
スタンド型
スタンド型は特徴により3つに分かれます。
・パラソルタイプ
文字通り傘のように開閉して使用する物干しスタンド。
室内向け。大きなモノは干せませんが、タオルや下着などの小物を干すには重宝します。
3段ほどに分かれたモノが主流で、3本足や4本足があります。使用しないときはコンパクトに畳めて場所も取りません。
・パネルタイプ
広げて使用するタイプの物干しスタンド。
布団や毛布も干すことができるほどの大型ですので、室内よりは室外に向いています。
家族が多く洗濯物がたくさん出て、庭やベランダが広めのご家庭向き。
・折りたたみタイプ
いわゆるXの形をした小型の物干しスタンド。
折り畳めて収納も簡単。狭いマンションのベランダなどにも置くことができるし、室内でも使用しやすいのが最大の特徴。
大きなものは干せませんが、普段より洗濯物が多く出たときなどに便利。
設置型
設置型は2種類に分けれます。
・突っ張りタイプ
窓枠の左右に突っ張り棒を上下に2本設置して竿受けや穴に物干し竿を通して使用するタイプ。
室内で窓際で洗濯物を乾かせるので雨の日や外出が多い方向け。
デメリットとして晴れた日でも日光が部屋に入りにくいことが挙げられます。
・天井吊り下げタイプ
狭い部屋でエアコン前に設置したり、お風呂場に設置して乾かすタイプ。
空いた空間を有効活用できるのが最大のメリットですが、夏場など湿気が多い季節には向きません。ワンルームマンション向き。
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100均ダイソーの「ドア・タンス引き出しde室内干し」ってどんなアイテム?
それではここから今回ご紹介する「ドア・引き出し室内干し」がどんな物なのかを見ていきます。
素材は本体とピン部分がABS樹脂、吊部がポリプロピレン。つまり全てプラスチックです。
サイズは約厚さ35 x横幅207 x高さ90mmになります。ドアやタンスの引き出しに引っ掛けて取り付けるタイプです。
上から差し込むだけです。取付可能厚みサイズは約3から3.5cm。
吊部はハンガーが掛けれるように波形になっており、かつ、穴が3つ空いています。先端部分もフック型になっていて合計で6つのハンガーを掛けることが可能です。
ハンガーを掛ける吊部と本体はピンで留めてあるので左右にスイングできます。そのため、使用しないときは畳んで収納可能。
色は全部分白になり、清潔感があります。
耐荷重は2kgです。ドアで使用するときは、ドアの上部のすきまが4mm必要になります。
販売元は株式会社だいゆう、製造は中国です。価格は税込み¥110円。
実際に使用した感想
それではここから私が実際に1ヶ月ほど使用してみた感想になります。
ここが良かった
お手軽さ
はじめに良かったところですが、ドアやタンスの引き出しが一瞬で洗濯スタンドに早変わりするお手軽さと場所を取らないことです。
先程ご紹介した洗濯スタンドの種類のパラソル型や折りたたみ型も簡単には設置できますが、設置スペースが必要になります。
しかし、こちらの商品でしたら場所は必要ありません。ドアや引き出しを開けて引っ掛けるだけです。それだけです。
掛けることができるハンガーの数は少ないので、2つ、3つあったほうが良いと思います。
朝の忙しい時間に洗濯をしてすぐに干せるのは魅力的ですし、時間の節約にもなりますね。
ハンガー掛けとして
次に良かったところですが、ハンガー掛けとしても使用できることです。
この商品は「洗濯物の室内干し用」と言うキャッチコピーとなっていて、あくまで洗濯物を乾かす用として販売されていますが、ハンガー掛けとしても重宝します。
ドアの隙間に設置しておいて、使用しないときは畳んでおけますので邪魔にもなりません。
特に一人暮らしの方やクローゼットが狭い家にお住まいの方に便利なアイテムだと感じました。
毎朝着ていくためにアイロンをかけたYシャツなどを掛けたり、フェイスタオルを吊るしておくのに使えると思います。本来の使用目的とは違いますが、ハンガーを掛けることは同じです。
ここがイマイチ
乾きにくい
最初に良くなかったところは、洗濯物と洗濯物の距離が近いことです。
最大6つのハンガーを掛けることはできるのですが、6つ全て使用してしまうと洗濯物が近すぎて乾きません。
部屋干しという乾きの悪い環境の中で目的を果たそうとすると、せいぜい掛ける洗濯物は3つが最大だと思います。できれば2つまでに留めたほうが無難です。
一人暮らしの方や、急遽夜に洗濯したYシャツなどを乾かすなどの使用のほうが向いていると思います。
タンスでの使用
次に良くなかったことはタンスの引き出しにはあまり向かないことです。
多くの方はタンスに衣類を収納していると思います。そのタンスの引き出しを開けて、濡れた洗濯物を干すとなるとタンスの中の衣類は湿気てしまう可能性がありますね。
衣類じゃなくとも中の物が湿気を帯びることは間違いないでしょう。
また、ドアに掛ける場合にも注意が必要です。一番奥の穴(ドア側)に掛ける場合にはドアも濡れてしまいます。
多くの室内のドアは木製だと思いますので、何度も使用しているうちに濡れた箇所が色あせたり、表面が剥げてしまう恐れがあり。
できるだけ奥側の穴は使用しないほうが得策だと思いました。
「ドア・タンス引き出しde室内干し」の総評
それでは100円ショップダイソーの「ドア・タンス引き出しde室内干し」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、60点。
総評
- 手間暇掛けずに洗濯物を乾かすことができる
- 掛けれるハンガーの本数は非常に限られる
- タンスでは使いたくない
上記が、この点数の理由です。
お手軽に洗濯物を室内で乾かすことができる便利なアイテムですが、一般のご家庭向きではありません。
物干しスタンドの種類の欄でご紹介したタイプの方が便利でしょう。「物干しスタンド」と言うよりは、「ハンガー掛け」として売り出した方が良かったのではないでしょうか。
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まとめ
100均ダイソーの「ドア・タンス引き出しde室内干し」のご紹介でした。
ダイソーさんもセリアさんも多くの優れたアイデア商品を販売していますが、たまに今回のような的外れの商品が有るのも事実です。
そんなときのためにこの記事を読んで参考にして頂けたらありがたいです。
これからも優秀な、時にはそうでもないアイテムを紹介していきます。
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