今回の記事では、
ポイント
- 100均で置き時計を探している方
- 安い目覚まし(アラーム)時計の購入を考えている方
- 100均ダイソーの目覚まし置き時計の使用感を知りたい方
上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均ダイソーの「目覚まし時計スタンド SQUARE」を紹介したいと思います。
この記事で分かること。
- アナログ式時計の種類
- 100均ダイソーの「目覚まし時計スタンド SQUARE」の詳細
- 100均ダイソーの「目覚まし時計スタンド SQUARE」の使用感
はじめに
日常生活で欠かせないアイテムといえばいくつかありますが、「時計」もその1つだと思います。
アナログ式、デジタル式、置き時計、掛け時計、腕時計など種類も様々ですが、最近ではスマホやパソコンなどで標準装備されていますので、新たに購入する機会は少なくなったのではないでしょうか。
とは言え、リビングや寝室、トイレやキッチンとどこにあっても邪魔にならないのが時計の良いところでもあります。
忙しい現代社会ですので時間の確認はいついかなる所でもできたほうが便利です。特に小型のアナログ式の置き時計でしたら、時間の確認も感覚的にできて重宝します。
そんな小型のアナログ式の置き時計ですが、今では100均でも販売されていますよ。種類も豊富で安いのが最大のメリットの100均ですが、実際に使用するとなると少しためらいますよね。
確かに安いのはいいのですが、本当に使える商品なのか気になります。
100均でもダイソー、セリア、キャンドゥとありますが、この記事ではダイソーの出番です。
今回の記事では100均ダイソーの「目覚まし時計スタンドSQUARE」を私筆者が購入して使い心地をレビューしていきます。
できれば使えないものは欲しくないですよね?
購入する際の参考にして下さい。
アナログ式時計の種類
100均ダイソーの「目覚まし時計スタンド SQUARE」を紹介する前に、アナログ式の時計の種類と機能を簡単に見ていきます。
共通する魅力としてはデザイン性です。液晶画面に時刻を表示するデジタル式と比べ、針や文字盤までデザインできるアナログ式。
落ち着いたものから華やかなものまで種類も豊富ですので、インテリアにこだわりたい方にぴったりです。
そんなアナログ式の時計は大きく分けると3つ。使用用途によりどのような基準で選ぶべきか違ってきます。
種類
・壁掛け時計
最もポピュラーな壁掛けタイプ。
デジタル式とは違い、時刻を1から12までの数字だけで表示するアナログ式時計。
少し大きめな掛け時計が主流で、遠くからでも感覚的に時間を確認できるのが最大のメリット。
・置き時計
寝室やデスクで使いやすい置き時計。アラームやライトなどの付加機能が付いたものが多く、少し小さめなものが人気。
目覚まし時計としての人気が高い。
・腕時計
かっこいいメンズもの、かわいいレディーズもの、おしゃれなデザインや高級感のあるクロノグラフまで幅広く存在するアナログ式時計。
デザイナーズウォッチではまだまだデジタル式よりアナログ式のほうが人気。
機能や素材、価格などいろいろな種類があります。デジタル式に比べて機能面では劣る傾向にある。
付加機能
次に便利な付加機能をチェック!
・スイートムーブメント
寝ているときに秒針の音が気になる方にはスイープムーブメント機能付きが便利。
勉強部屋など静かな環境で集中したい方などに。
・アラーム機能(目覚まし機能)
デジタル式と同じ様にアナログ式でもアラーム機能は健在。
アラーム機能
- 大音量タイプーちょっとやそっとのことでは起きない方にはこのタイプ。眠りが深い方でも起きるでしょう。
- 音量控えめタイプー大音量タイプとは正反対に、大きな音を出せない環境の方向け。他の家族への配慮が必要な方向け。
- 振動タイプー音だけでは起きられない方には枕元に置いておけば振動で起こしてくれます。
- 音声タイプー目覚ましの音が苦手な方には人の声で起こしてくれるこちらがおすすめ。
- スヌーズ機能ー一度アラームを止めても再度一定時間経過後に鳴るアラーム機能。二度寝の防止に役立ちます。
- スマホ充電機能ースマホの充電をできる時計もあります。旅行など荷物を減らしたい方向け。
- ラジオ付きー昔からある災害時などに役立つラジオ付き。
・日付や温度・湿度表示
カレンダーを置けないところなどには日付表示がされるタイプが便利。
部屋の温度や湿度をコントロールしたい方には温度・湿度表示付きが重宝します。
・ライト付き
暗くなると自動でライトがつく夜間常時点灯タイプや、優しく光る夜光タイプなど。
ボタンを押して文字盤を光らせるタイプなら、寝ているときも邪魔になりません。
・標準電波・GPS対応
自動で時刻の修正を行うタイプ。送信所から発信される標準電波を受診して自動的に時刻を合わせてくれる。
時刻合わせの必要がないのが最大のメリット。
GPS対応モデルなら、海外でも簡単に時刻を切り替えてくれる優れもの。
100均ダイソーの「目覚まし時計スタンド SQUARE」ってどんなアイテム
それではここから今回ご紹介する100均ダイソーの「スタンド付き時計 ナチュラル」がどんな物なのかを見ていきます。
100円ショップですので、価格はもちろん税込み¥110円です。
材質はポリスチレン、塩化ビニル樹脂、ABS樹脂。
ポリスチレンとは、別名スチロール樹脂で発泡スチロールで代表的なものは発泡スチロールになります。
塩化ビニル樹脂とは別名ポリ塩化ビニールでビニールのことです。
ABS樹脂とは3種類の樹脂の特徴を持ったプラスチックで「耐衝撃性」と「加工性」の2つの性能に優れています。
溶接、切削、塗装メッキをはじめ用途に合わせて、数多くの加工方法を施すことができます。
カラーバリエーションはRed、Pink、White、Blackの4色。箱の横に小さなのぞき穴が空いていて本体の色を確認できます。
単3乾電池1本を使用しますが、電池は別売りです。電池交換はご自身ですることになります。
販売元は大阪府の株式会社グリーンオーナメント、製造は中国です。
サイズは約縦8 x 横9.5 x 奥行き3cmになります。コンパクトサイズですので収納には困りません。
文字盤は白の下地に黒文字で1-12の数字が記載され、その間に1分毎に線が入れられています。ごく普通の時計の文字盤です。 長針、短針、秒針とアラーム用の針の4本で構成されています。
真ん中の下部に「QUARTZ(クオーツ)」と記載されていますね。
クオーツとは水晶のこと。
時計の中にとても小さな水晶でできた水晶振動子が入ってる。
引用元:一般社団法人 日本時計協会から抜粋
裏面には乾電池を収納するボックスと時刻合わせのつまみ、アラーム用のつまみとon・off切り替えのつまみがあります。
壁掛け用のフックなどの工夫もありません。防水仕様かどうかの記載もありません。
説明書は付属されてなく、パッケージ箱の横面に簡単な説明書きが掲載されています。もちろん専用のケースなどもありません。
100均ですので壊れても修理に出すこともできないでしょう。
100均ダイソーの「目覚まし時計スタンド SQUARE」を使用してみた感想
それではここから私が実際に1週間ほど使用してみた感想です。
以前の記事でも書きましたが、私は普段アナログ式の時計を好んで使用しています。デジタル式より、アナログ式のほうが直感的・空間的に時間を確認できるのが好きだからです。
自宅にある時計も全部アナログ式ですし、腕時計もそうです。
そんなアナログ式が好きな筆者が、今回の小型のアナログ式時計を使用してみた感想を率直に述べていきます。
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ここが良かった
おしゃれじゃないけどシンプル
最初に良かったところですが、ずばりシンプルなことです。おしゃれではありませんし、見た目は少しおもちゃみたいではあります。
画像を見て頂ければ分かりますが、真っ白な下地に黒の時間数字と針が施されただけの大変シンプルな時計ですが、そこが良かったです。
昨今では時計にも色々な付加機能が付いていますが、それによって価格は高くなる傾向があります。
しかしながら、時計にとって一番大切な機能って簡単に時間が確認できることですよね。
ぱっと見て「あっ、もう3時だ」、とか「8時20分だから会社へ行かなきゃ」というようにすぐ時間を確認できることが大切です。
何の装飾もされていない地味な時計で見た目はおもちゃみたいですが、本来の役割はきっちり果たしています。
小型の置き時計ですが、シンプルな作りですので少し遠くからでもはっきり見ることが可能です。
時間を確認できて、価格は100円。多分世の中で販売されている時計の中で最も安いものだと思います。
薄い奥行き
次に良かったところですが、小型で薄い奥行きです。
アナログ式の置き時計って小型でも奥行き(幅)は深めのものが多いですが、こちらでしたら僅か3cm程。大きなメリットではありませんが、地味に良かったところになります。
サイズが小さく奥行きが狭ければ置く所を選びません。どこにでも置くことができますし、場所を取りません。
いくつあっても困ることはない時計ですが、置き場所には苦労します。
特に置き時計は中型から大型の商品が主流ですので、置き場所も考えなければいけません。
そんな煩わしさがなく、トイレやキッチン、ベットの脇、デスク上でも場所も奥行きも取らない時計は何気に便利でした。
ここがイマイチ
次に、良くなかったところです。
秒針の音がうるさい?
秒針の音がうるさいです。
アナログ式の時計の唯一の欠点だと私は勝手に思っています。
もちろんそれほど大きな音ではないので普段でしたら気にはならないのですが、寝るときには極力避けたいのがこの秒針の音です。
私はベットの横には秒針のないアナログ式の時計を使用しています。カチカチと音がすると気になって眠れないためです。
無音とはいかなくとももう少し静かな音の方が良かったですね。
私と同じような意見の方、又は静かな環境を望む方は、寝室での仕様は避けたほうが良いでしょう。
アラームはどうやって止めるの?
次に良くなかったところは、アラームになります。アラーム自体は特に問題はありません。
スヌーズ機能などはないのですが、普通に設定した時間になれば「ピッ、ピッ」とおなじみのアラームの音で起こしてくれます。
しかしながら、そのアラームを止めるところがありません。
普通でしたら時計の上部などにボタンがあって、そこを押せば止まりますが、この商品では裏面のOn-Offで止めるしかありません!
面倒です。起きて時計を手にして、裏面のOn-OffボタンをOff側にスライドさせて止める。この工程を起きがけの眠いときにしないといけません。
これならアラーム機能なんて付けないで、乾電池を付けて欲しかったです。
盤面は光らない
次に気になったのが、盤面が光るタイプではないことです。
つまり、日中の仕様では問題ありませんが、夜に目が覚めたときなどに時間を確認するのに不便でした。
シンプルで日中でしたら見やすい盤面ですが、暗い夜間ですとイマイチです。
光るなどの工夫が欲しかったです。
時間の誤差
最後に気になったのがパッケージ裏面に書かれていた注意書きになります。
「長時間使用していると多少時間の誤差が生じますので、定期的に正しい時間に合わせて下さい」の文面です。
最近のデジタル式の時計やスマホですと「標準電波」機能が標準で付いているので、とくに時刻合わせをする必要がありません。
アナログ式で動力が単三電池1つですのでしょうがないのですが、やっぱり気になります。
まだ使用して1週間ほどですので誤差はありませんが、どのくらいの頻度で誤差が生じるのか気になる所です。
あまり短い期間で出るようでしたら、今後使用していくには難しいかもしれません。
「目覚まし時計スタンド SQUARE」の総評
それでは100円ショップダイソーで買える100均ダイソーの「目覚まし時計スタンド SQUARE」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、70点。
総評
- 小さくて場所を取らない
- 秒針の音
- アラームのボタンは付けてほしい
上記がこの点数の理由です。
ご家庭にいくつあっても便利な置き時計、なおかつ小型で場所を取らない優れもの。アラーム付きですが、使用感は満足できるものではありませんでした。
あまりおすすめはできません。
アラームを止めるボタンと、秒針がなかったらもっと気に入ったと思います。
アラームは使用せずに、お風呂場やお子さんの勉強机やテーブルなどの卓上での使用がいいいかも。
アナログタイプの目覚まし時計なら、こちらの方が良いかも。
100均ダイソーの目覚まし置き時計のまとめ
100均ダイソーの「目覚まし時計スタンド SQUARE」のご紹介でした。
ここ最近100円以外の300円、500円の商品に力を入れてきているダイソーさん。
このブログでも多くのアイデア商品を紹介してきました。
しかしながら今回の商品にはこれと言ったアイデアは見つかりませんでした。
残念ですが、次の商品に期待したいです。
この記事が気に入った方は前回の記事もどうぞ。