● 今回の記事では
ポイント
- ワイヤレスイヤホンの購入を考えている方
- iphoneで使えるイヤホンを探している方
- 100均ダイソーのワイヤレスイヤホンの使用感を知りたい方
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均ダイソーのワイヤレスイヤホンを紹介したいと思います。
● この記事で分かること
- ワイヤレスイヤホンの種類
- 100均ダイソーのワイヤレスイヤホンの詳細
- 100均ダイソーのワイヤレスイヤホンを使用した感想
はじめに
iphoneで音楽を聴くのにAirPodsの購入を考えている方は多いと思います。
しかしながら、決して安くはありません。一番安いAirPods4でも21,800円(税込)、プロなら約40,000円もします。
いきなり高価なものを買うのも気が引けますね。
片耳を無くしてしまったなんて話もよく聞きます。できればお値打ちな価格で試してみたいと思うのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、100円ショップダイソーのワイヤレスイヤホンを紹介します。
私が実際に使用して、感想を述べていきます。購入する際の参考にしてください。
ワイヤレスイヤホンの種類
初めにワイヤレスイヤホンの種類について簡単に説明します。
左右独立タイプ
左右独立タイプのワイヤレスイヤホンは、ケーブルが一切なく、耳の穴だけでイヤホンを保つタイプです。
そのため、紛失するリスクが高くなりますので、装着感が重要となります。
ケーブルがないので、煩わしさはありませんが、自分の耳に合ったイヤホンを選ばないと本来の音を引き出せないかも。
左右一体型
名前の通り左右のイヤホンがケーブルで接続された左右一体型。
通常首に掛けて使用するものが多く、落して紛失するのを防ぎます。
ワイヤレスイヤホンなのにケーブルが存在していて、煩わしいのがデメリット。
片耳タイプ
左右どちらかの耳にイヤホンを装着する片耳タイプ。
片耳だけしか使用しないので、会話をしながら使用できるメリットがあります。
音楽鑑賞よりも、ハンズフリーで電話をするために使われることが多いでしょう。
ダイソーのワイヤレスイヤホンってどんなアイテム?
今回ご紹介する100均ダイソーのワイヤレスイヤホンの詳細になります。
正式名は「完全ワイヤレスイヤホン(DG036-1)」。
内容物は左右のイヤホン本体、充電ケース、取り扱い説明書、イヤーピース(S、M、L)。
充電用のUSBケーブルは付属されていないので別途購入する必要があります。充電ケースのUSBポートはタイプCです。
色は黒と白がありましたが、私は黒を購入しました。
サイズは充電ケースが、W38 x D60 x H29mm。イヤホンが、W23 x D24.9 x H19.5mm。
重量は充電ケースが約28g、イヤホンが約4g。ちなみにAirPods4のサイズが、W18.3 x D18.1 x H30.2mmですので、一回り小さくですね。
内蔵電池は、リチウムポリマー電池。
材質は、ABS樹脂だけが記載されています。全てABS樹脂だけではないと思いますが、その他は記載されていません。
ABS樹脂とは?
ABS樹脂は、3種類のモノマーを組み合わせてつくられる、機能バランスのいい素材です。非常に汎用性が高く、家電製品や自動車、家具や建材など、世の中の幅広い製品に活用されています。
最大使用時間は、音楽再生約8時間、通話約5時間、待ち受け最大160時間。充電ケース使用時が、最大音楽再生時間約24時間(イヤホンを2回充電)。
通信方法は、Bluetooth (ブルートゥース)Ver.5.1 Class2。
通信距離は約10m。最大4台までの端末に登録可能です。
対応機種は、ブルートゥース対応のスマートフォン、タブレット・オーディオ機器。
映像と音ズレを最小限に抑えるゲームモードを採用し、遅延時間は0.06sの低遅延モード。
特徴としては、下記が挙げられます。
特徴
- 臨場感ある迫力サウンド
- 最大音楽再生約24時間
- ゲームモード
- 4台までの端末に登録可能
販売元は株式会社大創産業。生産は中国。
価格は1,000円(税込1,100円)。
100均ダイソーのワイヤレスイヤホンを実際に使用した感想
実際に私が1週間ほど使用して感じたことを述べていきます。
ここが良かった
良かったことからご紹介します。
1,000円とは思えないクオリティー
一番良かったことは、1,000円とは思えないクオリティーの高さです。
一番気になっていた遅れやノイズはほとんどありません。
音質はそれほど高くはありませんが、中音域のバランスが良いのでボーカルが際立ちます。
高音の伸びやかさは物足りなく、ギターやボーカルの高音部に心地よさはありませんでした。しかしながら、低音については重い響きがあり迫力を感じられます。
全体的には柔らかいサウンドで立体感に優れていると言えるでしょう。
ひと昔のブルートゥースイヤホンに見られた、音がまとまって平坦に聞こえるような欠点もなく、十分音楽を楽しめます。
音楽のジャンルによっては向き不向きもありますが、1,000円のイヤホンなら価格以上の価値があると思いました。
AirPodsにも負けない
いくつかの点でAirPodsにも負けないポイントがあり満足できました。
一番安いAirPodsを比較に出すと、1回の充電で最大5時間の連続再生、接続可能端末数は最大3台です。
反対に今回の商品では、8時間の連続再生、接続可能登録端末は最大4台になります。
8時間も音楽を聴き続けることはないと思いますが、充電をする回数が減るのは便利です。
また、4台の端末に登録できるのは、地味に嬉しいポイントでした。私は、iPnoe、iPad、家のMac、会社のMacの4台に登録してあります。
さらに通信距離もAirPodsと同じ約10m。家の中で歩き回りながら家事などをするときにも使えます。
音質はAirPodsには敵いませんが、コストパフォーマンスは最強でした。
ここがイマイチ
次にイマイチだと感じたことです。
操作性に若干難あり
初めにイマイチだと感じたのは、操作ボタンです。
操作は左右イヤホンの操作ボタンで行います。「電源オン」はどちらかのボタンを2秒長押し、「音楽を停止する」は1回クリック、などです。
ですがなかなか上手く反応してくれないことが多々ありました。
特にボリュームの上げ下げなどの長押し操作が顕著です。「音量増」は右ボタンを長押し、「音量減」は左ボタンを長押しです。
音量を上げたいから長押しをしているつもりでも、「音楽停止:1回クリック」と判断され、音楽が止まってしまいます。
イヤホンを耳に装着したままボタンを長押ししようとしても、耳の中に沈んでしまい、上手く押せていないからです。
慣れてくれば上手く押せるようになりますが、若干ストレスを感じるポイントでした。
あくまで最低限の機能
次にイマイチだと感じたのは、最低限の機能しか搭載していないことです。
イマイチと言うよりも、ちょっと残念だと感じたことになります。
ノイズキャンセリング、外音取り込み、防水・防滴、などの機能は付いていません。特に外音取り込みがないのが不便でした。
イヤホンのタイプは、カナル型です。
密閉性が高く、音漏れしにくいのがメリットですが、何も聞いていない時は耳栓をしているようで、歩いている時などに違和感を感じます。
また、機密性が高いために圧迫感を感じやすく、長時間の使用には向かないとも思いました。
1,000円のイヤホンにそこまで求めるのは酷かもしれません。
ダイソーのワイヤレスイヤホンの総評
それでは100円ショップダイソーの「ワイヤレスイヤホン」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、97点です。
総評
- 価格以上の音質
- AirPodsと同等以上の性能もある
- 操作性に若干難あり
上記がこの点数の理由です。
100点でもよかったのですが、やっぱり操作性が悪いのは気になりました。
それでも価格以上に価値のあるアイテムだと思います。よっぽど音質を重視する方を除けば、ほとんどの方にオススメできます。
tiktokやYouTubeを見るためにワイヤレスイヤホンを探している方でしたら、今回の商品で十分です。
やっぱり、高音質のワイヤレスイヤホンが欲しい方にはこちらがオススメです。
まとめ
100円ショップダイソーで見つけた、ワイヤレスイヤホン。
ワイヤレスイヤホンの種類は3種類。
ダイソーのワイヤレスイヤホンの詳細と実際に使用した感想を参考にしてください。
価格以上の価値ある商品ですので、売り切れる前にダイソーを覗いてみましょう。