今回の記事では、
ポイント
- 100均でケーブルをまとめる結束バンドを探している方
- ドライヤーコードなどを簡単にまとめたい方
- 煩雑になりがちな太めのケーブルやコードを賢く収納したい方
上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均セリアの結束バンド「形状記憶コードバンド ロングタイプ」を紹介したいと思います。
この記事で分かること。
- コードバンド（結束バンド）の種類
- 100均セリアのコードバンドの詳細
- 100均セリアのコードバンドの使用感
はじめに
ドライヤーや延長コードやusbケーブルなどのコード・ケーブル類って煩雑になりがちですよね。テレビやパソコンの裏のケーブル類もぐちゃぐちゃになっていると気分悪いです。
できれば、キレイにまとめて収納したいのではないでしょうか？さらに簡単にまとめることができればもっと良いですよね。
そんな時に役立つのがコードバンド・結束バンドです。
皆さんも1つぐらいは持っているのではないでしょうか。
でもそのコードバンド・結束バンドって本当に使いやすいですか？
使ってみたけどイマイチだったために使用していなかったりしていませんか？
購入する前に実際の使用感がわかればいいと思いませんか？
そんな方のために今回の記事では100均セリアの結束バンド「形状記憶コードバンド ロングタイプ」のご紹介になります。
実際に私が１週間ほど使用してみて、感想を述べていきますよ。購入する際の参考にしてください。
コードバンド（結束バンド）の種類
100均セリアの「形状記憶コード ロングタイプ」を紹介する前に、販売されているコードバンド（結束バンド）の種類を簡単に見ていきます。
ケーブルクリップは大きく分けると３つ。
・定番タイプ
定番タイプの結束バンド。皆さんが一番初めに思いつくのがこのタイプだと思います。
ナイロン素材で引張強度が高く、一度結んで余分な部分をハサミで切れば簡単には解けなくなる構造。コードの太さに関わらずどのタイプでも結束できる。
手軽にケーブル類を結束して収納できるが、再度ケーブルを書き直すにはバンドを断裁しなくてはいけない。一度きりの使用で繰り返し使用できないのがデメリット。
色も豊富で価格も安く、アイデアしだいで様々な使用方法があるのがメリット。
・小型のクリップタイプ
イヤホンケーブルやusbケーブルなどの細めのコードをまとめるのに重宝するタイプ。
クリップですので、簡単に挟んでケーブルをまとめることが可能で取り外しもラク。その分結束力は弱くなるのが弱点。
かわいい見た目のデザインや革など素材も様々、マグネットつきなどの付加価値のある商品が人気。
このタイプをお探しの方はこちらの記事をどうぞ。
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・定番タイプの取り外し可能タイプ
定番の結束バンドのようにケーブル類に巻きつけて使用するタイプだが、何度も取り外して使用できるのが特徴。
素材もシリコン製が多く、細長い形状で弾力のなるものが主流。先端には留め具のボタンが付いていて、しっかりホールドできます。
こちらも「小型のクリップタイプ」と同様にデザインや素材も豊富。
100均セリアの「形状記憶コードバンド ロングタイプ」ってどんなアイテム？
それではここから今回ご紹介する100均セリアの「形状記憶コードバンド ロングタイプ」がどんな物なのかを見ていきます。
重要な材質は本体が「熱可塑性エラストマー」、芯材が「鋼鉄」です。「熱可逆性エラストマー」とは、プラスチックでありゴムでもある素材になります。
”プラスチックみたいに簡単に形作れて、ゴムのように弾力のある製品が作れる素材”
引用元：株式会社和光製作所のHPより抜粋
「熱可塑性」ですので、加熱すると柔らかくなり簡単に形成でき、冷えたらその形でまた固くなる性質のことです。
この商品の重要な性質の1つの「ねじってそのまま形をキープ」できるのはこの材質のおかげですね。
価格はダイソーですと300円の商品も結構出てきていますが、セリアですのでもちろん税込み¥110円です。
サイズは縦187 x 横12 x 厚み3.4mmになります。
販売元は東京都の「Crea,inc.」。しかし、中国製です。
色は清潔感のあるオフホワイト、表面にはスリット状のくぼみが全面に施されており、摩擦を失くしてケーブルをしっかりホールドできるようになっています。
手で触った感じはぬめりのないサラッとしたゴムで、中心に鋼が入っているのが分かりますね。
また、プラスチックでもありゴムでもありますので、弾力があるのも分かります。どのような形にも自由自在に曲げることができ、かつ、簡単にもとに戻すことも可能です。
サイズとしては、ちょうど女性の手首を1周できるくらいの長さですので、太めのケーブルを束ねてまとめることが可能。
100均セリアの「形状記憶コードバンド ロングタイプ」を使用した感想
それではここから私が実際に使用してみた感想になります。
ここが良かった
簡単にホールドできる
最初の良かったところですが、まとめたいケーブル類に巻きつけるだけと言う手軽さです。たったそれだけで太めのケーブルでも簡単にまとまり、収納しやすくなりますね。
掃除などの片付けで重要なポイントの1つがこの手軽さだと思います。掃除好きな方でしたら良いのでしょうが、嫌いな方ですとケーブルの片付けだけでも結構面倒ですよね。
ドライヤーなど毎日使用するケーブルに使用するには最適だと思います。
コンパクトにまとめて、キレイに片付きますので手間がかからず、毎日でも面倒ではありません。
フックとしても大活躍
次に良かったところですが、「フック」としても使用できることです。形状記憶コードバンドで、中心には芯が入っていますので折り曲げてフックの形にできます。
従来のフックに比べれば安定感も強度もありませんが、軽めのものでしたら問題ありません。市販のフックですと形を変えることはできませんが、こちらでしたら自分の思う通りに変形できます。
車の中で傘掛けにもできますし、自分の部屋で帽子を掛けておくことも可能。
使い方によっては自由自裁でドライヤーのケーブルを掛けておくことも可能です。
ここがイマイチ
しかしながら良くなかったところもありました。
細いコード類には不向き
ロングタイプですので細めのコード類には向きません。
イヤホンケーブルなどにも使用してみたのですが、巻きつけることはできますがバンド自体が長いので何重にも巻き付けなければいけませんでした。
結構手間です。小型のクリップなどのほうが簡単でキレイに収納できるでしょう。
今回の商品を使用するメリットはあまりありません。
見た目は汚い
次に良くなかった点は、「見た目」です。
簡単にそして手軽にケーブルをホールドできる商品ですが、巻きつけた見た目は決してキレイではありません。
テレビの裏や、パソコンの裏など見えないところのケーブル類に使用するにはいいのですが、目につくようなところに使用するのであれば注意が必要です。
何回も巻きつけてケーブル類をホールドするため、パット見は雑で汚い印象を覚えます。細いケーブルに使用したときはその傾向が顕著でした。
インテリアを損なう恐れがありますので、使用箇所には気をつけましょう。
総評
それでは100円ショップセリアで買える「形状記憶コードバンド ロングタイプ」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、70点です。
総評
- 簡単に太めのケーブル類をまとめることができる
- 細いケーブルには不向き
- 見た目は汚い
上記がこの点数の理由です。
簡単に、手軽にケーブル類をまとめて片付けることができますので、掃除嫌いの方には向いています。
しかしながら、太いケーブル向きであり、細いものには向かないため、万能ではありません。
なおかつ、見た目は汚く見えますので使用箇所を選ぶ商品になります。
まとめ
ドライヤーコード、USBケーブル、充電器のコードなどをまとめるのに便利なコードバンド（結束バンド）。
コードバンドの種類は大きく分けて3つありました。「定番タイプ」、「小型のクリップタイプ」、「取り外しタイプ」。
100均セリアの「形状記憶コードバンド ロングタイプ」は「取り外しタイプ」で、太めのケーブル類を簡単に、かつ、手軽にまとめることができます。
フックとしての使用も可能ですので、一石二鳥です。しかしながら、細いケーブルには向かず、巻きつけた見た目も汚く見えます。
今回の記事を読み終えれば100均セリアの「形状記憶コードバンド ロングタイプ」についてお分かり頂けたと思います。
この記事が気に入った方は前回の記事もどうぞ。