● 今回の記事では
ポイント
- マット類のすべり止めシートを探している方
- 100均セリアですべり止めシートを探している方
- 100均セリアのすべり止めシートの使用感を知りたい方
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均セリアの「すべり止めシート」を紹介したいと思います。
● この記事で分かること
- すべり止めシートの種類
- 100均セリアのすべり止めシートの詳細
- 100均セリアのすべり止めシートを使用した感想
はじめに
足や靴下についたゴミや埃を取ってくれる玄関マットやキッチンマット。
掃除をする回数を減らせますし、インテリアとしても重宝します。
便利なマット類ですが、滑るのが難点。そんな悩みを解決してくれるのが、滑り止めシート。
しかし、種類もサイズもたくさんあり迷ってしまいます。
そこで今回の記事では、100円ショップセリアのすべり止めシートをご紹介します。
実際に私が使用して感想を述べていきますよ。購入する際の参考にしてください。
すべり止めの種類
セリアのすべり止めシートを紹介する前に、すべり止めの種類を簡単に解説します。
滑り止めの種類は大きく分けると4つです。
メッシュタイプ
食器棚からカーペットまで幅広く使えるのがメッシュタイプ。
必要なサイズにカットして使えるものが多く価格も比較的安い傾向にあります。
使用している間に端がくるくるとめくれてくるのがデメリット。
シートタイプ
カーペットなど大きなサイズのものに向いているのがシートタイプ。
素材も種類も4タイプの中で最も多く価格もピンキリです。
通気性にも優れ、抗菌・消臭加工など嬉しい機能がついたものも人気です。
シールタイプ
最も一般的なのがシールタイプ。
裏面がシールになっていて、貼り付けて使用します。
玄関マットなどに向いていますが、汚れや埃がつきやすく洗えないのが欠点。
シリコンタイプ
振動や熱に強いのがシリコンタイプ。
鍋敷きや車のダッシュボードの小物置きに向いています。
繰り返し洗えるのはメリットですが、その分価格は高くなります。
セリアのすべり止めシートってどんなアイテム?
今回ご紹介する100均セリアのすべり止めシートの詳細です。
正式名称は、そのまま「すべり止めシート」。
色はクリームぽい白。サイズは約10 x 10cm。
1袋に4枚入っています。
表面はエンボス加工が施されていますので、摩擦力に期待できます。
裏面にはシールの白い剥離紙が貼り付いており、めくって貼り付け可能です。
使用されている材質は、塩化ビニル樹脂。ポリ塩化ビニルのことです。
ポリ塩化ビニルとは?
「PVC」とは、Poly vinyl chlorideの略称で、「ポリ塩化ビニル」や「塩ビ」、「ビニール」とも呼ばれています。ポリ塩化ビニルは熱可塑性プラスチックの一種です。
引用元:コーティングマガジン「PVC(ポリ塩化ビニル・塩ビ)の特徴やメリット・デメリット、加工例や危険性を解説」より抜粋
特徴としては下記が挙げられます。
特徴
- 滑り止め効果
- カットしてサイズ調整可能
- エンボス加工
販売元はスルガ株式会社。生産は中国。
価格は100円(税込110円)。
100均セリアのすべり止めシートを実際に使用した感想
ここからはすべり止めシートを1ヶ月ほど使用した感想を述べていきます。
ここが良かった
それでは良かったことから。
カット可能
はじめに良かったのは、自分の好みのサイズでカットできることです。
滑り止めによっては、ゴムやシリコンを素材としているものもあります。グリップ力は強いですが、その分簡単にカットできないのがデメリット。
自由なサイズに切り取れないと、マット全体に貼ることもできませんし、必要な枚数も増えてしまいます。
今回のアイテムなら、自由にカットできますので、玄関マットの裏面にまんべんなく貼れます。
4枚入りですので、マットの四方にカットして2枚、中心にそのまま2枚貼りました。
カットしないで四隅に貼るだけですと、中心辺りにヨレができてしまいます。気を付けないと引っ掛けて転んでしまう恐れもありますよね。
1袋4枚入りですが、カットすることによってしっかりと玄関マットを固定することが可能です。
貼り付けて使用できる
次に良かったのは、貼り付けて使用できることです。
大判のシートタイプですと、玄関マットの下に敷くだけで簡単に使えます。
しかしながら、使用している間にどうしても少しずつズレてきますよね。ちょくちょく直さないといけませんし、ズレたままにしておくと見た目にも不恰好です。
今回のアイテムなら、裏面に直接貼り付けるタイプ。
一度貼り付けてしまえば、簡単に取れることもありません。マットにしっかりと固定できますので、ズレる心配は無用です。
もちろん、本来の目的の滑り止め効果もありますので、安心して使用できます。
裏面のエンボス効果が摩擦力を強めて滑るのを防いでくれますね。
ここがイマイチ
良かったこともあれば、イマイチだと感じることもありました。
洗濯できない
はじめにイマイチだと感じたのは、洗濯できないこと。
家族が多い家庭ですと玄関マットもすぐに汚れてしまいます。
どうしても洗わなければいけませんが、滑り止めシートは洗濯不可です。滑り止めシートを剥がしてから、洗わなければいけません。
粘着力自体はそれほど強くはないので、剥がすことは可能です。しかしながら、やっぱり貼り付きは弱くなります。
パッケージの注意書きにも「シートの粘着力が弱まったら、お買い換えください」の文言。
残念ですが、何度も繰り返し使用するのは難しいでしょう。
ゴミや埃が引っ付く
次にイマイチだと感じたのは、ゴミや埃の貼り付き。
粘着タイプですので、どうしてもシート周りに埃が付いてしまいます。
よほどしっかりとマットに隙間なく貼り付けないと、少し大きなゴミも貼りつき汚いです。
また、先ほども述べましたが、本アイテムは水洗い不可。マット本体を洗う際には、剥がさなければいけません。
その際にさらに小さな埃が付いてしまい、粘着力も弱くなります。
表面のエンボス加工の隙間にも小さなゴミや埃が付いていくので、見た目もイマイチです。
メリットだったシールとエンボス加工が、デメリットに。洗えると良かったと感じずにはいられませんでした。
100均セリアのすべり止めシートの総評
100円ショップセリアの「すべり止めシート」の総評です。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、80点です。
総評
- カットできる
- 貼り付けて使用可能
- 洗えない
上記がこの点数の理由です。
シールで簡単に貼り付けるだけで使用できて、必要なサイズにもカットできる。洗えないのはデメリットですが、玄関マットをしっかりと固定してくれます。
長期間は使えませんが、買い換えても税込110円です。「玄関マットの裏面の汚れなんて気にしない」なんて方には重宝するでしょう。
やっぱり洗えるタイプが欲しい方には、こちらがオススメ!
まとめ
100均セリアのすべり止めシート。1袋に4枚入って100円です。
滑り止めの種類は大きく分けると4つ。
すべりどめシートの詳細と私の感想を参考にしてください。
セリアに寄ったらチェックしてください。