今回の記事では、
ポイント
- 折りたためるスマホスタンドを探している方
- 100均でスマホスタンドを探している方
- 100均の折りたたみ式スマホスタンドの使用感を知りたい方
今回の記事では、100円ショップダイソーで見つけた「折りたたみ式スマホスタンド」をご紹介します。
この記事で分かること。
- スマホスタンドの選び方のポイント
- スマホスタンドの種類
- 100均ダイソーのスマホスタンドの使用感
はじめに
会社のデスクやキッチンなど手で操作していない時、皆さんはどうのようにしてスマホを使用していますか。
多くの方がそのまま机やテーブルの上などに置いて使用しているのではないでしょうか。
しかしながら、角度が付かないので結構使いづらい経験をしていると思います。
そんなときに便利なアイテムがスマホスタンドですね。
手で保つ必要がなく、両手を開けたままスマホを操作できる優れもの。
スマホスタンドに取り付けることで、お好みの角度でスマホを操作できるので大変便利です。
そんなスマホスタンドですが、巷にはたくさんの種類が溢れています。
高価なものですとキーボードが付いて1-2万円もするものまでありますね。安いものでも数千円はします。
レビューを参考にして買うこともできますが、短いレビューがほとんどですのであまり参考にはなりません。
そこで今回の記事では、100円ショップダイソーの「折りたたみ式スマホスタンド」をご紹介します。
筆者が実際に1週間ほど使用してみて感想を述べていきますよ。
スマホスタンド選びの参考にしてください。
スマホスタンドの選び方のポイント
はじめにスマホスタンドを選ぶ際のポイントになります。
対応サイズ
ご自身が所有しているスマホのサイズが対応しているのかを最初に確認しましょう。
非対応のスマホスタンドを購入しても安定感が得られません。重要ポイントです。
対応荷重
次に重要なのが対応荷重のチェックです。
スタンドタイプのスマホスタンドでしたらほとんどのスマホの重さに耐えられる作りになっていますが、アームタイプなどスマホを挟んで吊り下げるタイプでは耐荷重以上のものを使用すると落下の原因になります。
充電できるか
スタンド使用時に充電可能かどうかもチェックしましょう。スタンドによっては形状によって使用時に充電できないタイプもあります。
長時間スタンドを使用するのなら充電できるタイプの方が便利です。コードを通しやすいように工夫された商品もあります。
折りたたみ可能
外出時でも使用したいなら折りたたみ可能タイプがおすすめです。
コンパクトサイズでバックやポケットにも入るタイプが便利で重宝します。
ご自宅で使用する方でも折りたたみタイプでしたら、片付けるのも簡単でデスクの引き出しにも簡単に収納できます。
角度調整
使用時に最も重要なのがこちらの角度調整になります。対応サイズと耐荷重をチェックした後に忘れずに確認しましょう。
角度調整ができないタイプですと、使用する方ご自身がスタンドの向きに姿勢を合わせなければいけません。
アーム式でしたら360℃角度調整できるものが理想です。
スタンドタイプでも多段階調整ができるものが使用時のストレスを軽減できて便利です。
スマホスタンドの種類
スマホスタンドの種類は大きく3つに分かれます。
・スタンドタイプ
机やテーブルの上で置いて使用するならスタンドタイプがおすすめ。最もスタンダードなタイプで、安定感は一番。角度調整が可能なタイプが人気で種類も豊富。
素材により価格もピンきりですが、比較的お手頃な物が多い。
・アームタイプ
角度も高さも調整できるアームタイプでしたら、立ったままでも寝転んででも使用できます。ベットの脇に設置すれば寝る前の読書や映画鑑賞もお手のもの。
キッチンで使用するなら、レシピを検索するのも簡単です。ただ、デメリットとして揺れやすいことが挙げられますので、あまり操作をしない使い方がいいでしょう。
・車載用ホルダー
車でタブレットを使用したいのならこの車載用ホルダーです。ナビとして使用することはできませんが、ヘッドレストに設置すれば後部座先の方は映画などを楽しむこともできます。
小さなお子さんがいるご家庭でしたら、旅行などの長時間のドライブでも退屈しません。
100均ダイソーのスマホスタンドってどんなアイテム?
ダイソーの「折りたたみ式スマホスタンド」がどのような商品なのかみていきましょう。
材質は「ABS樹脂」、「EVA樹脂」になります。どちらもプラスチックの一種です。
「ABS樹脂」は3種類の樹脂の特性を持ったプラスチックで、「A:アクリルロニトリル」、「B:ブタジエン」、「S:スチレン」の3種になります。
・特性についてはこちらのwebが参考になりますよ。
EVAとは、Ethylene-Vinyl Acetate エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂の略称で、ポリエチレンよりも柔軟性と弾力性を持つ、用途が広く優れた熱可塑性合成樹脂のひとつです。
引用元:EVAとは
今回の商品ではスマホを乗せる部分と底面に貼られた4つのクッションに使用されています。
・特性・特徴はこちらが参考になります。
サイズですが、折りたたみ時で約縦13 x 横7.5 x厚み3cm。広げたときは、約縦28 x 横7.5 x厚み3cm。
実際にスマホをセットするときは高さ11 x奥行き10cmほどになります。
色は白と黒がありましたが、私は白にしました。
耐荷重の明記はされておりませんでしたが、パッケージ裏面に注意書きとして「一部使用できない機種がございます。予めサイズを確認ください」とあるように、iPhone Pro Maxなどの大きなスマホでは使用できないと思います。
使用方法は至って簡単で、広げて三角形の形にしてスマホをセットするだけです。
特徴としては「折りたたみ可能」、「充電しながら使用できる」、「角度調整が可能」の3点。
充電しながら使用できるように本体の一部に穴が空いており、コードを通すことができます。
iPhoneで使用した感想
それではここから、私が実際に1週間ほど使用してみた感想を述べていきますね。
iPhone12を使用して検証していきます。
ここが良かった
それでは、はじめに良かった点になります。
充電しながら使用できる
以前ご紹介しましたスマホスタンドですと、充電しながらの使用ができません。
スマホをセットしてもコネクタ部分の下部に空間がなく、充電コードを差し込むことが不可能でした。
今回の商品でしたら、スタンド下側は空間ができますのでコードを差し込むこともできます。
また、スタンドの背面にはコード通す穴も空いていますので、コードが見えにくいように工夫されていますね。
パソコンデスクに置いてパソコンのUSBから充電しながらLineのチェックなどできますので使い勝手は良かったです。
スタンドを使用しないで充電しながらのスマホの操作って結構わずらわしいですよね。コードの長さはそれほど長くありませんので、コンセントが外れてしまうこともあります。
スタンドを使用中に充電できるのはやっぱり便利です。
角度調整が自由
次に角度調整が可能なことです。
これがスマホスタンドの一番重要なポイントだと思います。
デスクに置いて座ったまま使用するのか、立って使用するのかで画面の見え方は違ってきますね。
そんなときに角度調整ができないとほんとに不便です。
360℃の調整はできませんが、上下には180℃調整できますので自分の目線に合った位置で固定できます。
次に縦位置・横位置どちらでもセットできるのも重要です。スタンドの種類によっては縦位置のみのモノもあります。動画などを見るにはやはり横位置が一番シックリきますよね。
両手も空いていますので映画を見ながらスナックを食べることも可能ですし、キッチンで料理しながらレシピもチェックできます。
折りたたみ可能でテレワークにも
折りたたみ可能なのも便利でした。
自宅の使用だけでなく、外出時でも使用できます。写真を取るのが好きな方でしたら、三脚代わりにも良いと思います。
会社で使用するのにも持ち運びがラクです。バックに簡単に入ります。
使用しないときは折りたためばコンパクトになりますので、デスクの引き出しに収まります。
裏面に両面テープを貼り付ければ、車載用としても使えると思いました。
ここがイマイチ
もちろんイマイチなところもありました。
硬い可動部
1つ目は本製品の一番の特徴部分の折りたたみ可能な点ですが、可動部分が非常に硬くてなかなか曲がりません。
最初に使用したときは不良品ではないかと思うくらい硬くて、スマホをセットするために三角形の形にするのにも手間取りました。
「どんなアイテム?」の項にも書きましたが、素材はABS樹脂とEVA樹脂でプラスチックです。
EVA樹脂は底面の部分とスマホをセットする部分に使用されているだけです。
可動部分の素材はABS樹脂のみになります。本来ならば滑りを良くするためにアルミなどを挟むのでしょうが、この商品にはありません。
プラスチックのパーツが組合わさっているだけです。スムーズに動くわけがありません。
角度を調整できるように多少硬く設計されているのかもしれませんが、それでも硬すぎ。
一度角度を決めてしまえば問題ありませんが、使用後に折りたたむときは苦労します。
揺れる、折りたたみ時の形状
次にスマホを使用中の不満点ですが、結構揺れます。
スマホを横に置いた場合はまだ揺れは小さいですが、縦に置くと重力の問題で結構揺れました。
メールなどの通知を確認するだけならいいのですが、youtubuなどの動画を見るには注意が必要です。
操作後に揺れが収まるまで手で押さえなければいけません。面倒です。安定しません。
折りたたんだときの形状にも問題がありました。
スマホをセットする出っ張った部分は、折り畳んでも飛び出しています。折りたたんだサイズは約縦13 x 横7.5 x厚み3cmとコンパクトにはなりますが、決してスマートとは言えません。
バックに入れて持ち運ぶにも、何かに引っかかる心配があります。
もうひと工夫あったら良かったのではないでしょうか。
100均ダイソーのスマホスタンドの総評
それでは100円ショップダイソーの「タブレットスタンド」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、65点。
総評
- 角度調整可能でかつ、折り畳める
- 非常に硬い
- 揺れて安定しない
上記がこの点数の理由です。
全ての素材がプラスチックの折りたたみ式スマホスタンドでしたが、可動部分が非常に硬いのが最大のネックです。
この記事を書き上げた後、可動部分は壊れてしまいました。パーツを差し込んだだけで直りましたが、プラスチックだけでは少し無理があるでしょう。
価格を300円にして再度、改良した製品が販売されるのを期待しています。
🔴 類似品をお探しなら、こちらがオススメ!
アルミ合金製のアームで耐荷重は1kg、優れた安定性を発揮し、コンパクトにも収納可能。
まとめ
100均ダイソーの「折りたたみ式スマホスタンド」のご紹介でした。
何点かスマホスタンドをご紹介していますが、これといった商品と出会うことはできていません。
今回の商品もあまりおすすめできるものではありませんでした。
だからこそチャンスだと思いますので、ダイソーさん、期待しています。
この記事が気に入った方は、前回の記事もどうぞ。