QQイングリッシュのテキスト・教材やカリキュラムを解説！英検やTOEIC対策も豊富

引用元：QQEnglish公式サイト

● 今回の記事では

上記の悩みを抱える方に、オンライン英会話のQQイングリッシュのテキスト・教材について解説いたします。

● この記事で分かること。

QQイングリッシュのテキスト・教材やカリキュラム

● 本記事の信頼性

この記事を書いている私は、アメリカ、カリフォルニア州ロサンジェルスの南、「オレンジカウンティ」に約5年半住んでいました。ネイティブの友人もたくさんできて、日本に帰ってきてからもFacebookなどで連絡を取り合っています。

「週間プレジデント」の最新500人調査！最高の英語教材ランキング2023のオンライン英会話でベスト5にも選ばれるQQイングリッシュの教材。

QQイングリッシュといえば、「カランメソッド」や2つのメソッドを掛け合わせた「R.E.M.S」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、もちろんそれだけではありません。

QQイングリッシュの教材は24種類もあり非常に豊富です。ほとんどの教材は無料でダウンロードして使用できますが、カランメソッドなどのメソッドクラスは別途購入しなければいけません。数回受講してみたけど自分の目標や英語レベルに合わなかったから余計な出費になった、なんてことも起こり得ます。また、無料の教材のクラスでも種類が多すぎてどのクラスを受講するのが良いのか分からない方もいるでしょう。

実際にレッスンを受講する前に各クラスの特徴を把握しておくと効率よく英会話学習を始めることができます。

今回はそれぞれのクラスの内容とテキストをまとめてみました。QQイングリッシュで英会話学習を始める際の参考にしてください。

QQイングリッシュのカリキュラム

QQイングリッシュでは、6つのカリキュラムに分かれ、それぞれに数種類のクラスが用意されています。

A、基礎力総合力up（3クラス）

B、スピーキング力up（6クラス）

C、ビジネス英会話（4クラス）

D、テスト対策（6クラス）

E、語彙力強化（3クラス）

F、その他（2クラス）

QQイングリッシュのテキスト・教材やクラス

QQイングリッシュのクラス・教材一覧は下記になります。

各クラス・教材の詳細

それぞれのクラスの詳細です。（各クラスのレベルはQQイングリッシュでのレベル分けによるものです。）

カランメソッド（レベル2〜10）

通常の4倍の速さで英語が話せるようになる、イギリス生まれのカランメソッドのクラス。

講師が質問をして、それに対して生徒は瞬時に回答しなければいけません。生徒は常に講師の言葉に神経を集中する必要があり、英会話に必要な反射神経と、発音・発話をつかさどる調音器官のトレーニングとなります。

QQイングリッシュでは、通常のカランとビジネスカランが用意されておりますが、テキストは別途購入しなければいけません。電子版と製本版が用意され、金額は1,760円と2,100円で電子版の方が安くなります。

トピックカンバセーション（レベル2〜7）

語彙力の強化とディスカッション力を向上させることを目標に、写真描写やトピックに対するディスカッションを行うレッスン。

クリティカルシンキングスキルを身につけ、スモールトーク力を養い、読解力の向上にも繋がる。初級・中級・上級とトピック3種に分かれる。

全8ユニットあり、各ユニットは6つのレッスンで構成、レッスン1-5までは通常のレッスンでレッスン6は復習となります。

R.E.M.S（レベル2〜9）

ダイレクトメソッドとオーディオ・リンガル・メソッドを掛け合わせたメソッドのクラス。

ドリルで繰り返し発話の練習をすることにより、スピーキング力を効率的に上達させ、英語の反射神経を培いながら総合力を養います。レッスンはA〜Tまで、全部で20段階。初心者、中級者、上級者それぞれのレベルに合わせたレッスンがあります。

Basic English（レベル1〜7）

読む・書く・聞く・話すをバランスよく学習できる初心者から始められるテキスト。Book1〜5まで用意され、ストーリー仕立てで臨場感ある会話の練習が可能。

Book1では、発音・語彙・文法と英語の基礎を中心に学び、Book5では長い文書を理解したり、簡単なメールを書くことができるようになりことを目指す。

Daily English（レベル3〜5）

日常英会話のクラスですが、他社の日常英会話とは少し違い「実生活で使える英会話力の向上」を目指すクラスです。

より多くの語彙や英語表現を習得することを目指すクラスのため、QQイングリッシュレベルは3〜5になります。基本的な文法力や語彙力のある中初心者に向いたレッスン内容です。

New Business English（レベル4〜7）

基礎的なビジネス表現や語彙を習得できるクラス。 メールの書き方や会議でのプレゼンなど実際の状況を想定し、ロールプレイなどを通して学んでいきます。

Old Business English（レベル4〜7）

New Business Englishの古いバージョンのテキストです。

カランメソッドビジネス（レベル8〜9）

カランメソッドのビジネス英語版。

仕事で必要なフレーズやイディオムをカランメソッドで学ぶことができます。スピーキング以外にもビジネスレターやレポートの書き方も学習可能。初心者向けではなく、通常のカランメソッドのStage8修了相当の英語力が必要。

Global Business Skills（レベル5〜9）

Business Englishクラスとは違いビジネスマナーの基礎的スキルを習得できるよう構成されたクラス。

TOEICスコアが550点以上の方を推奨しているため、基本の英語力は必須。

News Alert（レベル5〜9）

オンラインのさまざまな分野のニュース記事を題材にして、内容について講師とディスカッションを行うクラス。

中級から上級者向け。

SDGs トピック　カンバセーション（レベル5〜7）

国連サミットで採択された国際目標のSDGsについて考え英語で語ることができるようになるのが目標のクラス。

「飢餓をゼロに」「質の高い教育をみんなに」など貧困問題、環境問題等の難易度の高い語彙表現を伴うレッスンですが、調べながら臨むこともできるのでレベルを気にせず挑めます。

TOEIC目指せ！ハイスコアラー（レベル4〜7）

TOEICのリーディング、リスニング、対策のクラス。自分の弱点に合わせて対策が可能。全40回で構成。

QQイングリッシュレベル4以上かTOEICのスコアが550点以上の方が推奨。テキストは講師からスカイプのチャット機能で送信。

TOEICスピーキング（レベル4〜7）

TOEICのスピーキング対策のクラス。回答に関するテクニックを養う。全40回で構成。

QQイングリッシュレベル4以上かTOEICのスコアが550点以上の方が推奨。テキストは講師からスカイプのチャット機能で送信。

TOEICボキャブラリービルダー（レベル5〜10）

TOEICの語彙対策のクラス。レッスン内でインプットとアウトプットを行う。

QQイングリッシュレベル4以上かTOEICのスコアが550点以上の方が推奨。テキストは講師からスカイプのチャット機能で送信。

Wonder Words（レベル3〜8）

語彙力強化の為のクラス。

Wonder Wordsでは他のカリキュラムではあまり見かけないけど日常生活では必要な単語を学びます。殺虫剤やヘアースタイル、キャンプ用品など使用頻度は少ない語彙を全20回のレッスンで学習できます。

Vocabulary Builder beginner（レベル1〜2）

語彙力強化の為のクラス（初級）。

Vocabulary Builder intermediate（レベル3〜4）

語彙力強化の為のクラス（中級）。

IELTSスピーキング（レベル4〜10）

IELTSスピーキング試験対策のクラス。

全40回のレッスンは本番形式の模擬試験で構成され、スコアUPに必要なスキルを学べます。

QQEオリジナル英検面接対策（レベル2〜10）

英検面接対策のためのクラス。3級・準2級・2級・準1級に対応。

旺文社　英検面接対策（レベル2〜10）

英検面接対策のためのクラス。3級・準2級・2級・準1級に対応。

Coaching Time（レベル3〜10）

学習方法や教材選びなどをプロ教師に相談できるクラス。

英語でのコーチングの為、QQイングリッシュレベルは3〜10となり、超初心者には不向きです。基礎的な英語力が身についてから受講する方が良いでしょう。

O-MO-TE-NA-SHI 英会話（レベル2〜5）

日本の文化や伝統を英語で学習するクラス。

General Subject Communication（レベル1〜7）

食べ物、自然、昆虫、医療など一般科目についての語彙力を養い英語で使用できるようにするクラス。

各教材は50回で構成。

Level Check（レベル1～10）

日頃の学習成果を確認できるクラス。

初回だけでなく、定期的に受講して自分の英語レベルを確認することで、強みと弱点を把握しこれからの学習課題を明確にできます。

クラス・テキストの選び方（初心者用）

TOEICのスクアが550点以上ある方でしたらどのクラスから受講してもそれほど困ることは無いと思いますが、英会話学習初心者の方は注意が必要です。

私はこのブログでも常に言っているのですが、英会話初心者が真っ先に身につける必要のあるスキルは「発音」と「リスニング力」だと思います。

英語と日本語では使用する音が違う為、英語をほとんど聞いた経験のない初心者が正確な発音で話すことも、聞くこともできません。最初に正確な発音で話すことができないと、文法や単語は間違っていなくても相手とコミュニケーションを取ることは難しくなります。

私もアメリカに留学した当初は発音で非常に苦労しました。簡単な会話でも発音やイントネーションに間違いがあると、相手にはなかなか理解してもらえませんでした。

次にリスニング力ですが、こちらも発音を理解していないと聞き取るのは難しくなります。特に初心者が苦労するのが発音の「リエゾン」です。リンキング（連結）、リダクション（脱落）など子音と母音、単語と単語が連結するなどして音が変化していまいます。

リスニングはYouTubeや映画などを鑑賞して養うこともできますが、できれば一番初めに「発音」を集中して練習するのが良いと思います。英語の発音のルールを理解してしまえばリエゾンで苦労することもありません。

しかしながら、QQイングリッシュには「発音」や「フォニックス」（英語の発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法）専門のクラスはありません。唯一「Basic English Book1」が発音の練習も指導してくれる内容となっています。

文法力と語彙力に関しては自主学習で向上できますので、すでに英語力は中級程度の方もいるでしょうが、リスニング力に自信のない方はまず「Basic English Book1」のクラスを受講するのをお勧めします。発音さえしっかり理解できれば、リスニング力は聞いた分だけ向上していきます。英語を聞けるようになれば、「カランメソッド」や「R.E.M.S」などのクラスで瞬発力の練習も可能となります。

オンライン英会話は英語を話す練習の場所ではありますが、まず最初に「発音」と「リスニング力」を強化することが英語を話せるようになる近道です。YouTubeなどでフォニックスも自主学習して、英会話の基礎の基礎を身につけましょう。

リスニングができない方、なかなか英語が話せない方には次の2つの記事が参考になります。

QQイングリッシュの他の記事はこちらをご覧ください。

「QQイングリッシュのテキスト・教材やカリキュラムを解説！英検やTOEIC対策も豊富」のまとめ

今回の記事では、オンライン英会話のQQイングリッシュのクラスやテキストについて解説しました。

QQイングリッシュでは24種類のクラスが用意されています。自分の目標やレベルに合ったテキストを選ぶことが効率良く英会話力を向上させるには必要です。

この記事を参考にしてQQイングリッシュで英会話を学びましょう。