今回の記事では
ポイント
- 老眼鏡でブルーライトをカットできるものを探している方
- 100均でブルーライトカットの老眼鏡を探している方。
- 安いブルーライトカット老眼鏡を購入しようとしている方
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均セリアで見つけた「PC老眼鏡」を紹介したいと思います。
はじめに
若い頃は目が良かったのでメガネも必要なかった方、そんな方でも40歳を過ぎた頃から必要になるのが、そう「老眼鏡」です。
そんな老眼鏡ですが、本や新聞を読むのには何も問題ないのですが、パソコンやスマホではどうでしょう。文字を読むことはできますが、長時間使用していると目が疲れてきませんか?
それはきっと今話題の「ブルーライト」の仕業かもしれません。LED証明やパソコン・テレビのディスプレイ、ゲーム機やスマホ・タブレットと現代社会には欠かせない便利なアイテムですが、その便利さとは裏腹に身体、特に目への悪影響がここ最近取り沙汰されています。
ブルーライト、紫外線級の強い力をもった青色光のことです。もちろんパソコンやスマホを使用する時間を減らせばいいのですが、現代社会ではなかなかそうもいきません。
そんな時に重宝するのがブルーライトカット機能付き老眼鏡ですね。
老眼鏡でもあり20%〜50%ほどのブルーライトをカットして、目を保護してくれる便利なアイテムです。手軽にブルーライト対策できるということで最近非常に人気があります。
そんな便利なアイテムですが、初めて購入する時はちょっと心配ですよね。どこの商品がいいかわかりませんし、実際の効果も気になります。
そんな方のために今回の記事では、老眼鏡とブルーライトカットメガネが合わさった「PC老眼鏡」をご紹介します。私が実際に購入し、1ヶ月ほど使用して感想を述べていきます。
購入する際の参考にしてください。
ブルーライトカットメガネの種類
100均のブルーライトカット老眼鏡を紹介する前に、ブルーライトカットメガネと老眼鏡を選ぶ際に気をつけることを簡単に復習しましょう。
規格
最初にブルーライトカット率を選ぶ際の規格になります。
規格は3種類あります。BS規格は数年前によく使用されましたが、最近ではEN規格かJIS規格での表示が多いです。EN規格とJIS規格は内容はほぼ同じです。
規格
- JIS規格ー日本工業規格
- BS規格ー英国規格
- EN規格ー欧州統一規格
ここで注意が必要です。JIS(EN)とBS規格を比べた場合に、カット率の数値に違いがあります。
BS規格の数値の方が高く出ます。例として、
例
JIS規格が25.2%の場合BS規格では43%になります。
規格の表示義務はないため、掲載しているメーカーは少ないです。
BS規格でカット率を表示している製品ですと思ったほどの効果が望めないものもありますので注意しましょう。
(神奈川県 ブルーライトメガネの透過率テスト より抜粋)
タイプ
次にブルーライトレンズのタイプになります。タイプは3種類あります。
スマホやパソコンなど普段使いでの使用でしたら、「反射タイプ」を選択すれば間違いありません。
1日中ゲームをするゲーマーの方でしたら「吸収タイプ」もありです。
反射タイプ
レンズ表面にコーティング加工がされており、青色光を反射してカットするタイプ。カット率は25〜40%前後のものが多い。
明るい場所での短〜長時間の作業向き。レンズの色は透明から若干黄色がかった色になります。カット率が上がると黄色味が強くなります。
見た目が黄色くなればその分眼鏡を掛けて見るときも黄色くなります。
既製品で販売されているものはほとんど「反射タイプ」になります。
吸収タイプ
反射光がないのでレンズ表面のギラつきが少ない.
カット率は非常に高く60%〜90%ほどカットできるものまであります。光をレンズで吸収してカットするタイプ。
レンズは青みがかった色です。強いライトの眩しさも軽減できます。
カット率は高くなるが「反射タイプ」に比べて暗くなります、サングラスをしている感じです。
そのため、普段使いには向きません。暗い場所での長時間の作業向きです。
カラータイプ
こちらは「吸収タイプ」と似ていますが、吸収する色が入ったタイプです。色やカット率はメーカーにより様々。
既製品のブルーライトメガネでは種類は少なめです、メガネ店でイチから作る場合に好みの色を選べます。
こちらも「吸収タイプ」と同じく、サングラスをしている感じになり全体的に暗くなります。
老眼鏡の種類
次に老眼鏡についてです。
度数
一番大事なのが度数になります。ご自身に合った度数を選択しないと、目の疲れの原因になります。
また、老眼以外の目の病気の可能性もありますので、まずは眼科での検診をおすすめします。
度数は製品やメーカーによってまちまちです。下記以外にも+0.5や+3.0などもありますが、一般的な度数を載せておきます。
度数
+1.0:最近近くが見にくい
+1.5:40〜50cm程度話して文字を読む
+2.0:50〜60cm程度話して文字を読む
+2.5:60cm以上程度話して文字を読む
フレームの種類
メガネの初心者の方はフレーム選びにも気をつけましょう。
ご自宅で掛けるだけでしたらいいのですが、職場など人に見られる環境での使用でしたらデザインや印象、効果にも気を使いたいものです。
フレーム
オーバル型:タマゴ型の定番タイプ。誰にでも似合いやすい。
ボストン型:定番タイプ。逆三角形に近い楕円形。アメリカのボストンで流行したためこう呼ばれる。
スクエア型:横長の長方形タイプ。男性向き。
ウェリントン型:昔からの定番タイプ。丸みを帯びた逆台形型。
ラウンド型:円形タイプで、少し横長の楕円形。
価格
価格はピンきりです。今回の商品のように100円ショップでも販売しています。ブランド物ですと数十万円するものもあります。
メガネ専門のメーカーが販売しているもので、¥2.000円から¥10.000円くらいです。
ネットショッピングなどで販売されているものですと¥500円から2-3,000円のものが人気になります。
「PC老眼鏡」ってどんなアイテム?
それではここから今回ご紹介するブルーライトカット老眼鏡、100均セリアの「PC老眼鏡」がどんなアイテムなのかを見ていきます。
・販売元は大阪府の「ワールドアトラス株式会社」。
・正式な品名は「PC老眼鏡+1.0ボストン」。品番は「PCM-14」。
・度数はセリアの店舗では数種類ありましたが、今回の商品は+1.0です。
・色はブラック。
・ブルーライトを約40%カットと記載されていますが、規格は「BS規格」なので「JIS規格」にするとも22%前後でしょう。
・特にメンズ、レディース用の記載はされていません。
記載されているサイズは、縦4x 横13.4x 奥行き13cmになります。実際に私が測ったサイズは下記になります。
実際のサイズ
- レンズ幅:約47mm
- レンズ縦:約36mm
- フレーム幅:約134mm
- テンプル長:約130mm
・素材はフレーム部分が「プラスチック(塗装)」、レンズ部分が「プラスチック(コーティング)」になります。
・鼻パッドはなく、フレームが少し出っ張った作りになっています。
・ブルーライトカットのタイプは記載されていませんでしたが、「BS規格」で40%のカット率なのと、レンズにコーティングがされているところから推測すると「反射タイプ」だと思われます。
・お値段はもちろん税込み¥110円です。
実際に使用した感想
それではここから私が実際に1ヶ月ほど使用した感想になります。
私が老眼鏡をするようになったのはここ最近のことです。メガネを掛けた経験は無いのですが、40歳を過ぎてから老眼が始まり、ここ数年パソコンやスマホの使用時に老眼鏡を掛けています。
このサイトでもいくつかの商品を紹介しています。
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掛け心地や使用感については、今までご紹介した老眼鏡やブルーライトカットメガネと比較しての意見になります。私が、使用した感想を率直に書いていきます。
ここが良かった
最初に良かったところになります。
歪みが少ない
購入当初は正直あまり期待はしていませんでした。と言うのも、この商品を購入した当時はすでに何種類かの老眼鏡とブルーライトカットメガネをネットショップや眼鏡店で購入しており、それらよりもクオリティーがいいとは思えなかったからです。
しかしながら、実際に使用してみるとそのような心配は取り越し苦労でした。まず、老眼鏡としての感想ですが、歪みが少ない「非球面レンズ」を使用していると思います。
パッケージなどに記載はありませんでしたが、掛けてみた感想としては他の老眼鏡に近い感じで文字が見えました。
ブルーライトカットレンズですので黄色味があります。
その黄色味のため、若干の「にごり」と言うか「モヤッとした感じ」はありましたが、金額を考慮すると十分使用できる商品だと思います。私が使用した度数が+1.0と低めだったからかもしれませんが、不自由なく文字を読めました。
ブルーライトもカットできる
次に、ブルーライトカットレンズとしての感想ですが、こちらは何とも言えないというのが正直な感想です。
先述しましたが、「BS規格」で約40%のブルーライトカット率ですので「JIS規格」ですと約22%のカット率です。つまり78%のブルーライトはカットできていないということです。
PC老眼鏡をLEDの照明に近づけてレンズ部を見てみると青い光が写っていますので、ブルーライトを反射はしていますが、この商品を使用して目に見えて分かるほどの効果を感じることはできませんでした。
以前ほどスマホを見ていても目の疲れを感じなくた気はするので、効果はあるのでしょう。こちらの商品よりも、前回の記事の「JINS SCREN 40%カット」の方が実感は持てました。
カット率が違うので当たり前なのですが、これが私の意見です。
ここがイマイチだった
もちろん良くなかったところもあります。
耐久性
耐久性です。100円ショップの商品ですので致し方無いのですが、どうしても書かざるを得ません。
特に「ヒンジ部分」です。少し力を入れるだけでバキッと壊れてしまうだろう感触があるのは否めません。小さなビスが一本通してあるだけですし、プラスチックですので外圧には大変弱いと思います。
テンプル部分もそうです。先セル(耳にかかる部分)もラバーなどではなく全てがプラスチックですので取り扱いには注意が必要です。
弾力性ももちろんありません。試しに強く曲げてみるとわかりますが、簡単にポキっと折れるでしょう。
100均セリアの「PC老眼鏡」の総評
それでは100円ショップセリアの「PC老眼鏡」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、88点になります。
総評
- 最強の価格110円でブルーライトをカット可能
- 老眼鏡としても優秀
- いつも通り耐久性には期待できない
がこの点数の理由です。
老眼鏡としても、ブルーライトカットメガネとしても使用できる優れものです。レンズ以外全てプラスチックという点だけを除けば、不自由なく使用できるアイテムでした。
ブルーライトカットレンズのため、黄色のモヤがあるためシャープさに欠ける点だけが残念です。
老眼鏡もブルーライトカットメガネも特に効果なものを購入しなくとも、100均の製品で十分なのかなと思わせてくれる商品でした。
まとめ
老眼鏡でもありブルーライトカットメガネでもある「PC老眼鏡」のご紹介でした。
40歳を過ぎてスマホを見たり本を読むと目が疲れやすくなった方。今回の記事を参考に自分にあった老眼鏡を探してください。ブルーライトカット機能も付いているので、一石二鳥です。
また面白いものを見つけたら紹介したいと思います。
この記事が気に入ったら前回の記事のもどうぞ。