今回の記事では、
ポイント
- 100均でヘアーブラシを探している方
- 安い髪用のブラシを探している方
- べっ甲調のブラシの使用感を知りたい方
上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均ダイソーの「べっ甲調ブラシ」を紹介したいと思います。
この記事で分かること。
- 髪用ブラシの種類
- 100均ダイソーの「べっ甲調ブラシ」の詳細
- 100均ダイソーの「べっ甲調ブラシ」の使用感
はじめに
毎日使用する日用品は数多くあると思いますが、髪用のブラシもその一つだと思います。
女性でしたらブラッシングやブロー、毛髪ケア用といくつも使い分けていると思いますが、男性ではどうでしょうか?
女性に比べて髪の長さが短い男性ですとあまりヘアブラシの出番は少ないかもしれません。
しかしながら、少し長めの髪の方のブローや頭皮の血行促進のためにマッサージとして男性でも必要になってくるでしょう。
そんなヘアブラシですが、皆さんどこで購入されていますか?
女性物のヘアブラシでしたらモールなどの化粧品コーナーなどでよく見かけますが、男性物ってあまり目にしませんよね。また、男性1人でのブラシの購入はちょっと恥かしいのではないでしょうか。
あまり知られていませんが、100均でもブラシを販売しています。
そこで今回は100均ダイソーで見つけたヘアブラシ「べっ甲調ブラシ」を紹介します。化粧品コーナーなどより気兼ねなく選んで購入しやすいのではないでしょうか。
男性だけでなく女性にも参考になると思います。
実際に私が1週間ほど使用してみて、感想を述べていきますよ。
髪用(ヘアーブラシ)ブラシの種類
100均ダイソーの「べっ甲調ブラシ」を紹介する前に、ヘアーブラシの種類を簡単に見ていきましょう。
ヘアーブラシは用途によりタイプが分かれます。
・ブローブラシ
一番定番なブラシと言えば「ブローブラシ」タイプです。
ドライヤーで髪を乾かすときや髪を梳かすのに使用します。
最も有名なのが「デンマンブラシ」。片側だけにブラシがついたナイロン製のものが主流。
広がりがちな髪をボリュームを抑えたい方や毛量の多い方にも重宝します。
・スタイリング用ブラシ
乾いた髪の仕上げやスタイリング用のブラシ。
「スケルトンブラシ」でしたら、ブラシの目が粗く短い髪に向いていますね。スタイリングした後に自然な流れを出すのに向いています。
「獣毛タイプ」は、豚や猪の毛を使用しており適度な脂分や水分を含んでいるのが特徴、滑らかさとツヤを与えサラサラに。
・頭皮ケア用ブラシ
頭皮のダメージを抑える、マッサージ効果を得たい、頭皮ケアが目的の頭皮ケアタイプ。
「クッションブラシ」でしたら、先の部分に丸みがあり、ブラシの中心も柔らかいのでクッション性もあり頭皮に与えるダメージを軽減できます。
「パドルブラシ」でしたら「クッションブラシ」よりも弾力性があり、高いマッサージ効果を得ることが可能です。
シャンプー中での使用でしたら「スカルプブラシ」。頭皮を直接ブラシすることで、なかなか落ちない頭皮の油と汚れを落とします。
100均ダイソーのヘアーブラシ「べっ甲調ブラシ」ってどんなアイテム?
それではここから今回ご紹介する100均ダイソーの「べっ甲調ブラシ」がどんなアイテムなのかを見ていきます。
種類は「ブローブラシ」になります。品名はそのまま「べっ甲調ブラシ」です。
材質はポリスチレン、熱可塑性エラストマー、ポリプロピレン、エポキシ樹脂になります。
材質で注目したいのは「エポキシ樹脂」になります。先玉の部分に使用されている「エポキシ樹脂」ですが、ブラッシングブラシ・ブローブラシとして優れた特性を持ったプラスチックの樹脂になります。
電気絶縁性:電気絶縁性に優れ電気を通さない。
耐熱性:耐熱性に優れ、水を通さない。
耐熱性:エポキシ樹脂は耐熱性も高い。
引用元:i-MAKERのHP「エポキシ樹脂の特性と用途 強化剤として最適な高機能素材」より抜粋
ブラシの中心部分の素材は熱可塑性エラストマーと思われるので、クッション性もありダメージ軽減効果も期待できます。
サイズは全長約20cm,横幅約5cm、ブラシの高さが約1.5cm。ブラシの高さもそれほどありませんでの「デンマンブラシ」のようなブロー用、ブラッシング用として使用するのが前提のようです。
見た目は名前の通り「べっ甲調」のハンドル部分に白のブラシと黒い先玉になります。
販売元は本家の㈱大創産業で、製造はメイドインCHINA。
実際に使用してみた感想
それではここから私が実際に1週間ほど使用してみた感想になります。
ここが良かった
エポキシ樹脂で髪がサラサラに
最初に良かったところですが、エポキシ樹脂になります。
さきほどの商品紹介欄でも書きましたが、エポキシ樹脂はブラッシングとドライヤーでのブローに適した素材です。
特性
- 電気を通さない
- 耐水性に優れている
- 耐熱性が高い
つまり、静電気を起こしにくく、水も弾き、熱にも強いです。
冬場のブラッシングなど乾燥により静電気を起こすのを予防し、かつ、ドライヤーの熱にも強いので髪用のブラシとしては最適な素材です。
オイルなどは配合されていませんので、配合された物よりは性能は落ちますが100均で購入できるのでコスパは高いと思います。
私の髪は柔らかくて細く乾燥気味だったのですが、実際のブラッシングの感触も滑らかで、引っかかることもありませんでした。今まで使用していた¥2,000円くらいで購入したデンマンブラシと何ら遜色ありません。
また、ブラシの部分もポリスチレンという電気絶縁性が高い素材ですので静電気が起きにくいです。
ブラシの目が細かいのであまり男性には不向きに思えますが、髪の短い男性が使うスケルトンブラシですと、ナイロン製のものが多く髪が絡みやすいという欠点がありブローには向きません。
女性だけでなく男性にもブロー用におすすめできます。
ここがイマイチ
ブラシの長さ
イマイチと言うほどの欠点ではありませんが、ブラシの長さが短く感じました。
私は男としては髪は長めで女性のショートヘアほどの長さがあり、毛量も多いのでボリュームが出やすくモワッとしています。
普段使用している長めのブラシ・デンマンブラシでしたらそのボリュームも抑えることもできましたが、今回の商品ですとボリュームを抑える効果は薄かったと感じました。
絡みついたりすることはありませんでしたが、ブラシが短いために地肌まで届きにくく以前よりもブローの時間が長くなったと思います。
お風呂などで濡れた髪には不向き
あくまでブロー用のヘアブラシになります。お風呂場などで寝れた髪を梳かすにはあまり向きませんでした。
先端に施された「エポキシ樹脂」により、頭皮にかかる負担は少なくていいのですが最適ではありません。
もちろん使用できないことはありませんが、濡れた髪用のブラシか櫛を使用したほうが間違いないでしょう。
100均のヘアブラシ「べっ甲調のブラシ」の総評
それでは100均ダイソーの「べっ甲調ブラシ」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、80点。
総評
- 静電気が起きにくい
- 耐熱性が高い
- 毛先は短め
上記が、この点数の理由です。
静電気が起きにくく、熱にも強いべっ甲調のブラシでしたが、毛先は短めでボリューム抑制効果は弱かったです。
とは言え、お値段100円とコスパは抜群ですし男性でも購入しやすい100均ですので80点にしました。
まとめ
たくさんの種類があるブラシから今回は100均ダイソーの「べっ甲調ブラシ」ブロー用をご紹介しました。
女性はもちろん髪の長めな男性にも参考になったと思います。
毎日使用するものですが、安く済ませるなら100均がおすすめです。
たくさんの商品が販売されている100均ですが、なかなか使用感まではわかりません。
この記事を参考にして下さい。
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