今回の記事では
ポイント
- ダイソーのヘッドホンを探している方
- 100均でヘッドホンを探している方
- 耳に掛けるクリップ式のヘッドホンを探している方
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均ダイソーの「クリップステレオヘッドホン」を紹介したいと思います。
この記事で分かること。
- 耳掛けヘッドフォンの種類
- イヤホンプラグの種類
- 100均ダイソーのクリップステレオヘッドホンの詳細
- 100均ダイソーのクリップステレオヘッドホンの使用感
はじめに
世間ではiphone用のAirPodsなどのワイヤレスヘッドホンが主流になりつつなりますが、まだまだ昔ながらのコード付きイヤホンを使用する機会は多々あると思います。
AirPodsを持っている方でも、夜間のランニングや混雑する場所での使用ですと失くしてしまうんではないかと心配になって使用を控えている方もいるのではないでしょうか。
高価な物ですので、どうしても雑に扱うことは少ないのではないでしょうか。
失くしてもいいような安くて使いやすいヘッドホンがあると便利だとは思いませんか?
そんな方々に100均ダイソーで買える「クリップ式ヘッドホン」をご紹介します。ワイヤレスでもありませんし、マイク機能も付いていないシンプルなコード付きのヘッドホンになりますよ。
耳の穴に差し込むタイプではなく、耳に掛けるクリップ式です。
税込みたった110円で買えるヘッドホンですが、実際の使用感はどんな感じなのか気になりますよね。
そこで、私が実際に1週間ほど使用してみてその感想を述べていきます。
最後におすすめ度として点数を付けていきます。ヘッドホン選びの参考にしてください。
耳掛けヘッドホンの種類
クリップ式ヘッドフォンとは別名「耳掛け式ヘッドフォン」のことです。
耳にイヤーフックを掛けて使用するタイプの小型のヘッドフォンになります。
見た目には大きな違いはありませんが、特徴で種類分けが可能。大きく分けると2種類になります。
種類
・ワイヤレスタイプ
Bluetoothなどで電波を飛ばすのでコードがいらないワイヤレスタイプ。
音楽を聞くだけでなく、スマホに連動して電話もできる骨伝導タイプやマイク付きが人気。
スポーツなどを楽しみながら音楽を聞くのに向いています。ただし、値段はケーブル付きに比べて随分高くなるのがデメリット
・ケーブルタイプ
一般的なヘッドホンを小型化したのがこのタイプ。
直接デバイスにコードを差し込むタイプですので、ワイヤレスに比べて高音質で遅延も少ないのがメリット。
価格もお手頃なものから高価なものまでピンきり。
音の傾向
また、音の傾向も2種類ありますね。密閉型と開放型です。それぞれ音質が異なります。
・密閉型
遮音性が高く外部の音が聞こえにくい密閉型。
しっかり、耳にフィットして音楽に集中できますが、耳への負担も大きくなりますので長時間の使用には向いていません。
・開放型
反対に、外部の音も聞き取りやすいのが開放型。
長時間の使用でも耳への負担が少ないメリットはありますが、電車内など周りに人が多い環境での使用は向いていません。
イヤホンプラグの種類
100均ダイソーのクリップ式ヘッドホンを紹介する前に、イヤホンプラグの規格について理解しましょう。
iPhone7以降イヤホンジャックが廃止され、Lightning端子接続やBluetooth対応のワイヤレスイヤホンが普及してきましたので、イヤホンの規格について知らない方も多いと思います。
自分の持っている端末とイヤホンの規格が違う場合は使用できませんので注意してください。
イヤホンプラグとは?
イヤホンのケーブル先端にある金属部分のこと。プラグを差し込む穴がジャックと呼ばれる。
プラグは以下のサイズがあります。これ以外にもいくつかありますが、今回は主流の物だけを載せますね。
プラグの種類
- 6.3mm….標準サイズ
- 3.5mm…....ミニプラグ
- 2.5mm…...マイクロプラグ
スマホに搭載されている規格は3.5mmのミニプラグがほとんどです。
極とは?
さらに極によりイヤホンプラグの種類分けができます。
極数により性能が違いますよ。チャンネルと考えていただけたら理解しやすいと思います。
1チャンネル増えるごとに機能が1つ追加されていく感じです。
ポイント
- 2極ーモノラル
- 3極ーステレオ
- 4極ーマイク機能
- 5極ーノイズキャンセリング
100均ダイソーの「クリップ式ステレオヘッドホン」ってどんなヘッドホン?
どのような商品なのか見ていきましょう。
材質は本大部分は「PVC(塩化ビニル樹脂)」、コード部分は「鋼線」になります。
コードの長さは約1m、プラグは3.5mm L型ステレオミニプラグです。
先程解説したイヤホンプラグの種類の3.5mm、3極のプラグになります。3.5mm対応のジャックでないと使用できませんし、マイク機能もついていませので通話はできません。
見た目はパナソニックやビクターの商品とほど同じで、耳の大きさほどの丸いヘッドホンを耳に掛けて使用するタイプです。
ロゴやメーカー名などは刻印されておらずシンプル。
耳に掛けるプラスチックの部分は、掛けやすいように左右に開閉する仕様になっています。LとRの表示があるので左右を間違えることも有りません。
色は何色か有りましたがシンプルななグレーにしました。
100均ダイソーの「クリップ式ステレオヘッドホン」を実際に使用した感想、おすすめできる?
それではここから私が実際に1週間ほど使用した感想です。
私は普段iPhoneやiPadで純正のコード付きイヤホンを使用しています。
耳に差し込むタイプです。ワイヤレスイヤホンにありがちな遅延が嫌いなのと、充電が面倒という理由でコード付きを好んで使用しています。
今回の商品もコード付きのイヤホンですので、比較しやすかったです。
ここが良かった
はじめに良かった点になります。
音質
一番大切な音質ですがモノラルではなくステレオですので特に不満を感じることなく聴くことができました。
もちろんAirPodsのように高価なものと比べると臨場感や低音域は劣りますが、100円で買えるものとしては合格点です。
若干ですが高音では音が割れることもありましたが、動画や映画を見る分には特に不満はありませんでした。
音楽をメインで聞きたい方ですと、満足できないかもしれません。
雑に扱える
100均の商品で、素材もほぼプラスチックですので雑に扱っても問題ありません。
もちろんその分破損する可能性は大きくなりますが、コスパは最強です。失くしても大きなダメージはありません。
3万円もするAirPodsですとこのようにはいきませんね。私は以前、満員電車で片方のAirPodsを落としてしまって痛い思いをしました。
非常に高性能なAirPodsですが、失くしたときのダメージは大きいです。
ここがイマイチ
良くなかった点もいくつかありました。
音漏れ
残念な点としましては、音漏れになります。
開放型で耳に差し込むタイプではないので予想はしていましたが、結構漏れました。
音楽を聞く場合、満員電車など人の多いところでの使用には注意が必要です。Youtubuなどの動画を観るには特に問題ないと思いますよ。
耳あての部分は、あくまで耳に当てるだけになります。つまり、耳の横にスピーカーがあるだけといった感じです。
耳に当たる部分の素材も廉価なプラスチックですので、何度も使用しているうちに破れてしまいそうですね。
コードが細い
次の留意点として、コードが細いことが挙げられます。
なにかに引っ掛けた拍子に抜ける、もしくは切れてしまいそうなのは否めません。
100円価格というコスパは最強の商品ですが、寿命は短そうです。
長く使用することを想定せずに、旅行での短期間の使用やジョギング用に雑に扱えるヘッドホンと割り切った方が良いと思います。
「100円ショップダイソーで買えるクリップ式ステレオヘッドホン」の総評、おすすめ度
それでは「100円ショップダイソーで買えるクリップ式ステレオヘッドホン」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、75点です
ポイント
- 音楽鑑賞用にはおすすめできない
- 雑に扱える
- 使用用途を選べば最強かも
上記がこの点数の理由です。
メインでの使用ではなく、お風呂に入りながらゆっくり音楽を聞くため用、ジョギング中に汗で濡れてもいい用など、サブ用のヘッドホンとして使用することをおすすめします。
🔴 もう少し高性能なヘッドホンが欲しい方には、こちらがオススメ!
ソニー独自の音導管設計により、ダイレクトに鼓膜に音を届けるヘッドホン。
100均ダイソーの「クリップ式ステレオヘッドホン」のまとめ
高価なワイヤレスヘッドホンが主流になりつつなる今、コート付きでも廉価なヘッドホンはなにげに便利でした。
コードが細すぎるのは大きな欠点ですが、コスパは最強です。
一家に1つ、2つあったら重宝しますね。
また面白いものを見つけたら紹介したいと思います。
この記事が気に入った方は前回の記事もどうぞ。