今回の記事では
ポイント
- ブルーライトカットメガネを探している方
- JINSのブルーライトカットメガネは効果があるのか知りたい方
- スマホやパソコン用にメンズ用ブルーライトカットメガネを探している方
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、ブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN 」を紹介したいと思います。
はじめに
LED証明やパソコン・テレビのディスプレイ、ゲーム機やスマホ・タブレットと現代社会には欠かせない便利なアイテムですが、その便利さとは反対に身体、特に目への悪影響がここ最近取り沙汰されています。
そうです「ブルーライト」です。紫外線級の強い力をもった青色光のことです。
多くの方がすでにスマホなどを長時間見た後、目の疲れを感じてるのではないのでしょうか。私自身スマホを使用するようになったここ数年で、目の疲れやドライアイなどの症状が現れてきました。
もちろんパソコンやスマホを使用する時間を減らせばいいのですが、現代社会ではなかなかそうもいきません。
そんな時に重宝するのが最近流行りのブルーライトカットメガネですね。
20%〜90%ほどのブルーライトをカットして、目を保護してくれる便利なアイテムです。
手軽にブルーライト対策できるということで最近非常に人気があります。
そんな便利なアイテムですが、初めて購入する時はちょっと心配ですよね。どこの商品がいいかわかりませんし、実際の効果も気になります。
そんな方のために今回の記事では、JINSのブルーライトカットメガネの「JINS SCREEN」をご紹介します。私が実際に購入し、1ヶ月ほど使用して感想を述べていきます。購入する際の参考にしてください。
ブルーライトカットメガネの種類
ブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN」を紹介する前に、ブルーライトカットメガネを選ぶ際に気をつけることを簡単に復習しましょう。
規格
最初にブルーライトカット率を選ぶ際の規格になります。規格は3種類あります。
規格
- JIS規格ー日本工業規格
- BS規格ー英国規格
- EN規格ー欧州統一規格
BS規格は数年前によく使用されましたが、最近ではEN規格かJIS規格での表示が多いです。EN規格とJIS規格は内容はほぼ同じです。
ここで注意が必要です。JIS(EN)規格とBS規格を比べた場合に、カット率の数値に違いがあります。BS規格の数値の方が高く出ます。
例として、
JIS規格が25.2%の場合BS規格では43%になります。
引用元:(神奈川 ブルーライトメガネの透過率テスト より抜粋)
規格の表示義務はないため、掲載しているメーカーは少ないです。
BS規格でカット率を表示している製品ですと思ったほどの効果が望めないものもありますので注意しましょう。
タイプ
次にブルーライトレンズのタイプになります。
タイプは3種類あります。スマホやパソコンなど普段使いでの使用でしたら、「反射タイプ」を選択すれば間違いありません。
1日中ゲームをするゲーマーの方でしたら「吸収タイプ」もありです。
反射タイプ
レンズ表面にコーティング加工がされており、青色光を反射してカットするタイプ。カット率は25〜40%前後のものが多い。
明るい場所での短〜長時間の作業向き。レンズの色は透明から若干黄色がかった色になります。カット率が上がると黄色味が強くなります。
見た目が黄色くなればその分眼鏡を掛けて見るときも黄色くなります。
既製品で販売されているものはほとんど「反射タイプ」になります。
吸収タイプ
反射光がないのでレンズ表面のギラつきが少ない.カット率は非常に高く60%〜90%ほどカットできるものまであります。
光をレンズで吸収してカットするタイプ。レンズは青みがかった色です。強いライトの眩しさも軽減できます。
カット率は高くなるが「反射タイプ」に比べて暗くなります、サングラスをしている感じです。そのため、普段使いには向きません。暗い場所での長時間の作業向きです。
カラータイプ
こちらは「吸収タイプ」と似ていますが、吸収する色が入ったタイプです。色やカット率はメーカーにより様々。
既製品のブルーライトメガネでは種類は少なめです、メガネ店でイチから作る場合に好みの色を選べます。
こちらも「吸収タイプ」と同じく、サングラスをしている感じになり全体的に暗くなります。
フレーム
メガネの初心者の方はフレーム選びにも気をつけましょう。
ご自宅で掛けるだけでしたらいいのですが、職場など人に見られる環境での使用でしたらデザインや印象、効果にも気を使いたいものです。
フレーム
- オーバル型:タマゴ型の定番タイプ。誰にでも似合いやすい。
- ボストン型:定番タイプ。逆三角形に近い楕円形。アメリカのボストンで流行したためこう呼ばれる。
- スクエア型:横長の長方形タイプ。男性向き。
- ウェリントン型:昔からの定番タイプ。丸みを帯びた逆台形型。
- ラウンド型:円形タイプで、少し横長の楕円形。
メガネフレームの種類をもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
メガネ各部位の名称をもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
価格
価格はピンきりです。安いものですと100円ショップでも販売しています。ブランド物ですと数十万円するものもあります。
メガネ専門のメーカーが販売しているもので、¥2.000円から¥10.000円くらいです。
ネットショッピングなどで販売されているものですと¥500円から2-3,000円のものが人気になります。
JINSの「JINS SCREEN」ってどんなアイテム?
それではここから今回ご紹介するブルーライトカットメガネ、JINSの「JINS SCREEN」がどんな商品なのかを見ていきます。
ラインナップ
JINSのブルーライトメガネのラインナップは3つ
ラインナップ
- 25%CUT(EN基準)自然な見た目のクリアレンズ
- 40%CUT(EN基準)長時間の作業に
- 25%CUT KIDS(EN基準)お子様用
タイプによりフレームの種類も色も違います。
タイプ別フレーム
- 「25%CUT」は、オーバル、ウェリントン、ボストン、スクエアの4つ。
- 「40%CUT」は、オーバル、ウェリントン、スクエアの3つ。
- 「25%CUT KIDS」は、ボストンだけになります。
その中から私が選んだのは「40%CUT」のウェリントン型のマットブラック。レディース&メンズ共用です。
素材
素材はフレームとテンプルに「超軽量弾力樹脂素材TR-90」、モダン(テンプルの先の耳に掛ける部分)にソフトラバーを使用。鼻パッドはフレーム一体型。
ここであまり馴染みのない素材「TR-90」が出ましたので簡単に説明します。
TR-90
近年、様々なメガネ店から販売される軽量フレームはほとんど「TR-90」になります。こちらは、非常に軽く、弾力性にすぐれ、熱に強い性質を持ちます。また元々医療器具として開発された素材ですので人体にもやさしいです。アレルギーフリーな素材ですので、金属やプラスチックにアレルギーやアトピーなどがある方でも安心して使用できます。
サイズとお値段
各部分のサイズは下記になります。
サイズ
- レンズ幅:53mm
- レンズ縦:35mm
- フレーム幅:127.5mm
- テンプル長:148mm
付属品としてメガネ拭きとしても使える巾着タイプの専用ソフトケース付きです。
専用の引き出し式のクラフトの箱に入っています。(箱は失くしてしまったので写真はありません)
気になるお値段ですが、税込み¥5,500円です。
使用した感想
それではここから私が実際に3ヶ月ほど使用した感想になります。
私は今まで目はいい方でしたので、眼鏡を掛けたことはありませんでした。しかしながら、40歳を過ぎてから老眼が始まり、ここ数年パソコンやスマホの使用時に老眼鏡を掛けています。
すでに10種類ほどの老眼鏡を購入していて、その中にはブルーライトカット機能が付いているものもあります。
掛け心地や使用感については老眼鏡と比較しての意見になります。使用した感想を率直に書いていきます。
良かった点
最初に良かったところになります。
本当に軽くて、弾力がある
非常に軽くて、弾力性に優れていることです。
購入した当初は重みもなくプラスチックに似た見た目のため、少し安っぽく感じていましたが、使用しているうちにこの商品の良さがじわじわと分かってきました。
100均などで購入した安価な老眼鏡ですと素材はほとんどプラスチックな為、軽いのですが弾力性には乏しく、誤って重いものを乗せてしまった時などにフレームが折れてしまうことがありました。
100円ですので特に気にはしていませんが、今回の商品と比べてみて素材の大切さがよくわかりました。
少しぐらい強くフレームを曲げてみても、折れそうな手触りはないですし、モダン(テンプルの先の耳に掛ける部分)の素材もソフトラバーですのでこちらも折れることはないでしょう。
普段眼鏡をしない方ですと、取り扱い方を心配されるかもしれませんが、この商品でしたら問題はありません。雑に扱えますし、長持ちするでしょう。
ブルーライトカット効果ある・ない?
次に、一番大事な「ブルーライトをカットできているか」ですが、結論から言うとブルーライトをカットできて効果があると思います。
理由を述べる前に補足ですが、私が今回この商品をレビューするのに3ヶ月も使用してみたのにはそれなりに理由があります。
他の記事ですとだいたい1週間ほど使用して記事を書くのですが、この商品に限っては短期間ですと効果が感じられなかったからです。
元々ブルーライトカット眼鏡を掛けようとした理由は、スマホやプレステなどのゲームを長時間していると若い頃よりも目の疲れる度合いが強くなったのが1つ。2つ目として、眼科を受診した際にドライアイと診断されたのもその理由です。
話を戻して、ブルーライトをカットできると感じた理由ですが、長時間のゲーム(4-5時間)をしても以前ほど目の疲れを感じなくなりました。
その根拠として、目薬をさす回数が減りました。以前は1-2時間に1回ほどさしていたのですが、メガネを掛けてからは1回ほどさすだけになりました。
また、会社での仕事やブログの記事を書くのにパソコンを使用しますので、どうしてもモニターを見ている時間は長くなるのですが、やっぱり以前ほどは疲れを感じなくなったような気がします。
あくまで40%のカット率ですので、劇的に変化を感じることはできませんが、目の疲れが減ったのは事実です。
自然なデザインでおしゃれ
良かった点の最後になりますが、それはマットブラックというフレームの色とデザインです。
先述しましたが、私は今までメガネを掛けたことがありませんので、人前で掛けることに抵抗がありました。それでフレームも定番タイプのウェリントン型にして色も黒にしたのですが、正解でした。
デザインについてJINSの公式サイトに記載されていましたので引用すると、こう記載されております。
[世界的工業デザイナーJasper Morrison監修のデザイン]
Normalという美しさを、PCメガネに。
プロダクトデザイナーJasper Morrison監修のもと、フレームをリデザイン。
Normalという概念を問い直した美しいフレーム。
独自の設計で、レンズの見え方をより自然に。
すべての人に使いやすいPCメガネが完成しました。
引用元:JINS公式サイト https://www.jins.com/jp/item/FPC-17A-002_497.html から抜粋
一見するとごく普通のメガネですが、普通だからこそ誰にでも合うおしゃれなデザインと言うわけです。
実際メガネを掛けた自分の顔を鏡でみても、特に違和感はありません。髪の色とメガネのマットブラックがよく合い、自然です。
ここがイマイチだった
もちろん良くなかったところもあります。
黄色味がある
ぼんやりと黄色味があることです。
25%CUTタイプでしたらもっとクリアで自然になるそうですが、今回の商品ではもやっと黄色味がかった感じになります。
最初のうちはこれが結構苦手でした。モニターやスマホだけを見ているのならいいのですが、視線を動かせば他のものまで全て黄色味があります。
最近は慣れてきましたが、40%でもクリアな視界のものが出ることを期待しています。
価格は高め
最後に価格になります。税込み¥5,500円。少し高めだと思います。
フレーム素材に「超軽量弾力樹脂素材TR-90」、モダンにソフトラバーを使用しているので納得はできますが、ネットショップ等で¥2-3000円ほどで類似商品が売っているのを考慮するとコストパフォーマンスがいいとは言えないかな。
ブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN 40%」の総評、おすすめできる?
それではブルーライトカットメガネ「JINS SCREEN 40%」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、80点になります。
ポイント
- 目が疲れにくい
- 視界が黄色くなる
- もうちょっと安くして
がこの点数の理由です。
ブルーライトカットメガネで一番大切な目を守ることには文句は何もありません。
しかし、視界が黄色いのはやっぱり苦手です。そして、値段も若干高め。いい商品ですが、リピートで購入するかと聞かれると悩みます。
ただ100均などの商品よりは間違いなく長持ちするのでおすすめはできます。
まとめ
ブルーライトから目を守るメガネ「JINS SCREEN」のご紹介でした。
数多くあるブルーライトカットメガネから自分に合ったものを探すのは苦労します。
今回の記事を参考にして、ご自身に合ったブルーライトカットメガネを見つけてください。
また面白いものを見つけたら紹介したいと思います。
この記事が気に入った方は前回の記事もどうぞ。