スパトレの教材について解説します！教材の種類や選び方から初心者におすすめまで

引用元：スパトレ公式HP

● 今回の記事では

上記の悩みを抱える方に、オンライン英会話のスパトレの教材について解説いたします。

● この記事で分かること

● 本記事の信頼性

この記事を書いている私は、アメリカ、カリフォルニア州ロサンジェルスの南、「オレンジカウンティ」に約5年半住んでいました。日本に帰国後もオンライン英会話を使用して英語力の向上に努めています。

「外国語学習の科学」の著者、白井恭弘教授が監修していることでも有名なオンライン英会話のスパトレ。

最新の第二言語習得論・認知心理学・脳科学を活用したカリキュラムを導入しています。月額4,900円(税込）とリーズナブルに始められる継続しやすい料金プランも魅力の一つです。

そんなスパトレですが、実際にどんな教材・テキストがあるのか気になるのではないでしょうか。そこで今回の記事では、スパトレの教材について解説します。英会話学習を初めてスタートする初心者におすすめの教材もご紹介します。

スパトレで英会話を始める方に参考となります。

スパトレの教材の種類

スパトレの教材は大きく分けると2種類になります。

対応教材は市販・オリジナルともに随時更新・追加。日常英会話、ビジネス英会話、試験対策の3つにカテゴリー分けされた教材がそれぞれ揃います。

市販の教材

市販の教材を使用する理由は下記になります。

●それぞれの生徒のレベルや目的に合わせた学習を可能にするため

●日本語で学べるため

スパトレではあくまで自習がメインで、レッスンはアウトプットとしての練習の場所と位置付けられます。その為、インプットに関しては生徒自身で進める必要があります。なかなか英語学習に時間を割けない方も多くいるのを踏まえて、英語での解説ではなく、日本語で学べる市販の教材を導入しています。

市販の教材の一覧は次の通りです。「瞬間英作文トレーニング」や「一億人の英文法」など、皆さんも一度は目にした事がある人気の高い英語参考書が揃います。

オリジナルの教材

スパトレのオリジナル教材は、リーディングやリスニングの教材が多くなります。生徒が興味を持って取り組めるように、有名アニメや歌手などがテーマとなっています。

オリジナル教材の一覧は下記の通りです。

教材の選び方

これだけ多くの教材があると、「どれを選んだらいいのか分からない」と思う方もいるでしょう。

しかしながら、スパトレでは「初回実力診断テスト」をもとに、各生徒に合った教材を教えてもらえます。初回診断テストの内容は次のとおりで、他社とは違いしっかりとした構成となっております。

テストが終わると結果が届き、日本人サポートからの日本語でのコメントと外国人コーチからの英語でのコメント、それぞれのパートのレベル、おすすめの教材が記載されています。

初めの間は初回実力診断テストでお勧めされた教材を使用すれば良いのですが、実力がついてきて、次の教材にチャレンジしたいときは「マンスリーサポートプラン」を利用しましょう。

「マンスリーサポートプラン」とは、次の内容になります。

月額2,200円を月々の支払いにプラスすることにより受けられるサービスとなります。毎月1回上記のサービスを受けれますので、自分の実力に合った教材を選択する事ができます。

教材の特徴

他社とは違い市販の教材を豊富に利用して、幅広い目的に対応しているのがスパトレの大きな特徴です。

市販の教材のほとんどは、日本語で解説されていますので効率よく学べます。オリジナルの教材では、リーディングとリスニングに特化したものが揃います。

一見すると全てのレベルの様々な目的の為の教材が用意されているように見えますが、必ずしもそうとは言えません。どちらかと言えば英会話力の中級者以上の方に向いている教材群だというのが、私の率直な意見です。日本語で解説されている教材は確かに便利で効率よく学べますが、本当に英語を話したい方には向きません。

本当に話せる英語力を身につけるためには、ある一定の期間は英語だけで学習すべきだと思います。知らない単語が出てきたら、英英辞典で調べて、英語でその単語を理解すべきです。英英辞典で調べた内容に分からない単語が出てきたら、再度その単語も調べる事が必要です。

そのような事を何度も繰り返ししているうちに、自然と英語を英語で考える事ができるようになります。世間一般で言われている「英語脳」の訓練です。

中級者向けだというもう一つの理由に「発音」に特化した教材がない事があります。

多くの日本人が長い間学校で英語を学んだにも関わらず、英語を話せない理由に「発音」を知らない事が挙げられます。「読むため」の英語の学習でなく「話すため」の英語の学習をしたいのなら、まず英語を聞けるようにならなければいけません。

聞けるようになるために我々日本人に一番必要なのが「発音」です。日本語とは違う英語の音をしっかりと理解して身に付けなければ、英語を聞けるようになるのは難しいです。英語を聞けるようになれば、聞いたことから学ぶ事ができますし、分からないことは相手に質問すればいいのです。

上記の理由でスパトレの教材の多くは、英会話学習の入門から初心者にはあまり向いていないと感じました。英語の発音が身に付いており、基本的なリスニング力のある英会話力の中級者が、さらに表現力を向上させるのに向いている教材群だと思います。

おすすめの教材

それではどの教材が初心者には良いのか？と思われるでしょう。そこで、初心者が「本当に話せる英語力を身につける為の教材」をご紹介します。

「Four Corners」か「Connectivity」

おすすめの教材は、市販の「Four Corners」か「Connectivity」になります。海外出版の教材ですので、日本語での解説は一切なく全て英語となります。

「スパトレの教材の特徴」の項でも述べましたが、本当に英語を話せるようになりたいのなら、ある一定期間は英語だけで学習すべきです。できれば初心者のうちに始めるのが一番良いと思います。

既に日本語で考えて理解できる思考力が備わっているから、日本語の解説の方が効率よく学べると思うのは間違いありません。しかしながら、英語を日本語に訳す作業や日本語で考えて英語に訳す作業を身につけてしまうと、いつまで経っても英語を英語で考える力はつきません。

単純に英語と日本語で共通する言い回しがある場合はいいのですが、必ずしもそうではなく、日本語に訳すとニュアンスが違ってくることも多々あります。初めのうちは苦労すると思いますが、英語を学ぶには英語だけにした方が、結果的には効率が良くなります。日本語の解説ありで理解するのは、英語を英語で考える事ができるようになってからの方が良いでしょう。レベルで言うと、中級以上の方が「表現力を伸ばしたい」又は、中上級者が「大量のアウトプットを効率良く進めたい」などです。

「Four Corners」は、スピーキングに焦点を当てた4技能教材ですので、英語力を総合的に向上させる事が可能です。従来の英会話のテキストの構成、語彙、発音、文法、会話、リスニングにプラスしてライティングの項があるのもこのテキストの特徴となります。「英語を話すための学習にライティングが必要？」と思われるかもしれませんが、大変効果的な学習法です。

私もアメリカの大学に留学時代に、英語のクラスで毎回のようにエッセイの宿題がありました。与えられたテーマについて自分の意見をA4用紙1-2枚ほどでまとめる課題です。もちろん表現は口語調でなく、文語調にしなければいけませんが、自分の考えを正確な文法で書く練習をすることは話すことの練習にもなります。

また、教材のほとんど全ての項に音声も付いていますので、リスニングの練習にも効果があるでしょう。ただ初心者ですのでまだまだ基本的なリスニング力が備わっていない方が多いと思います

英語を聞けるようになるには、英語の発音を知る事が重要です。

私はいつも英会話の初心者の方には「発音」のレッスンを集中的に受ける事をお勧めしているのですが、残念ながらスパトレには発音特化のレッスンはありません。

そこで、YouTubeで「発音」か「フォニックス」の動画を見る事をお勧めします。「phonics」と検索すれば日本人講師か外国人講師のチャンネルがいくつもヒットします。

発音は基礎の基礎ですので、日本語で解説してもらえる日本人講師のチャンネルで良いと思います。ネイティブ並みの発音で話す日本人講師のチャンネルも多くありますので、発音を身につけて英語を聞けるようになりましょう。

基本的なリスニング力が身につけば、英語だけのレッスンで英会話力を向上させる事が可能です。

スパトレの口コミ・評判記事はこちらをご覧ください。

まだスパトレの無料体験を受けていない方は、こちらから受講できます。

「スパトレの教材について解説します！教材の種類や選び方から初心者におすすめまで」のまとめ

今回の記事では、オンライン英会話スパトレの教材について解説しました。

スパトレの教材は、市販とオリジナルの２種類でレベルや目的別に揃っています。

教材選びに迷っても「初回実力診断テスト」や「マンスリーサポートプラン」がありますので安心です。私のおすすめ教材もご紹介しましたので、もうどれを選んだら良いのか迷うことはありません。

スパトレで英会話学習を始めましょう。

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