
● 今回の記事では
ポイント
- コンパクトなレインコートを探している方
- 100均ダイソーで簡易レインコートを探している方
- 100均ダイソーのコンパクトなレインコートの使用感を知りたい方
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均ダイソーのコンパクトサイズのレインコートを紹介したいと思います。
● この記事で分かること
- レインコートの種類
- 100均ダイソーのレインコートの詳細
- 100均ダイソーのレインコートを使用した感想
はじめに
雨の日に傘以外にも重宝するのがレインコート。
両手を解放できますので、大変便利です。傘のように強風で飛んでいってしまう心配もありません。
そんなレインコートですが、タイプも価格も様々です。できれば持ち運びにも便利なコンパクトなものがおすすめです。
そこで今回の記事では、100円ショップダイソーのコンパクトなレインコートをご紹介します。
実際に私が使用して感想を述べていきます。購入する際の参考にしてください。
レインウェアの種類
ダイソーのコンパクトなレインコートを紹介する前に、レインウェアの種類を簡単に解説いたします。
ご自身に合ったレインウェアを選ぶ際の参考としてください。
レインコート
レインウェアとして真っ先に思いつくのが「レインコート」ではないでしょうか。
膝上までの長さで冬に着るコートと見た目もほぼ同じです。
防水性を備えた素材で作られたのがレインコート。
デザイン性が高い商品も豊富で気軽に羽織れるので人気です。
通勤や通学、ちょっとした外出にも使えますが、強い雨の日には下半身が濡れるのがデメリットでしょう。
レインポンチョ
袖を通して着るコートやジャケットとは違い、頭からすっぽりと被るレインウエアがレインポンチョです。
近くい布の中央に穴が空いており首から通して簡単に着られます。
リュックサックなど、荷物ごと防水できるのが大きな特徴です。
コートなどのように前を閉める必要もないので、上半身をしっかりと防水できます。
ただし、膝丈くらいの長さが主流ですので下半身が濡れやすいので自転車通勤などには不向きでしょう。
レインジャケット
体全体を防水したいのなら、上下セットアップタイプのレインジャケットとパンツが良いでしょう。
足元もレインブーツを履けば、雨の強い日でも体を濡らすことなく登山などのスポーツや作業を可能にします。
アウトドアブランドが力を入れていますので、蒸れない生地やポケットなど、機能性にも優れています。
しかしながら、脱ぎ着が面倒なのと価格が高くなる傾向になるのがデメリットです。
100均ダイソーのコンパクトなレインコートってどんなアイテム?
今回ご紹介する100均ダイソーのコンパクトなレインコートの詳細です。
正式名称は、「携帯用簡易コンパクトレインコート(大人用)」。
色は無色透明です。
レインコートとして販売されていますが、頭から被るタイプですので「レインポンチョ」が正解でしょう。
広げた時のサイズは約90 x 85cm。折り畳んだサイズは6 x 8cmです。店舗では折り畳んだサイズで袋詰めにして販売されています。
大人用のフリーサイズです。
使用されている材質はポリエチレンのみ。
ポリエチレンとは?
ポリエチレン(PE)は、プラスチック素材の一種で合成樹脂に分類されます。合成樹脂とは、石油などを原料にして化学的に製造される人工物質のことです。大量生産が可能であり、加工性・防水性・耐薬品性に優れているため、あらゆる製品に使用されます。
特徴としては下記が挙げられます。
特徴
- コンパクトサイズ
- 携帯できる
- シンプル
販売元は株式会社大創産業。生産は中国。
価格は100円(税込110円)。
100均ダイソーのコンパクトなレインコートを実際に使用した感想
ここからはレインコートを1週間ほど使用した感想を述べていきます。
ここが良かった
良かったことから。
本当にコンパクトで携帯できる
最も良かったのは名前の通りコンパクトサイズだということです。
広げた時のサイズは90 x 85cmですが、畳むと6 x 8cmまで小さくなります。
雨具で一番煩わしいのはサイズでしょう。
すでに雨が降っている時でしたら、出かける前に準備できますのでそれほど気になりません。しかしながら、雨が降りそうな時に携帯するには結構不便です。
通勤時などはバックと傘で両手が塞がってしまいますし、雨が降る前からレインコートを着ていくのもちょっと気が引けます。
今回の商品ならポケットに入れておけますので、雨が降ってきてもすぐに取り出せて便利です。また綺麗に折り畳めば、折り畳み傘よりも小さくなります。
オフィスや外出先でも煩わしさを感じることなく片付けることが可能ですので重宝しますよ。
ドローコードも付いている
次に良かったのは、首周りのドローコードです。
レインコートを着る上で最も注意したいのが頭周りでしょう。下半身が濡れるのはやむを得ないとしても、頭が濡れてしまっては元も子もありません。
風邪を引いてしまう恐れもありますし、ビショビショになった頭で人に会うのも避けたいでしょう。女性の方でしたら化粧も落ちてしまいます。
今回の商品ならそのような心配は無用です。
フード部分にはドローコードが付いていますので、ご自身の顔のサイズにフードを調整可能です。
ひさしの先端に芯は入っていませんが、顔全体を雨から遮ることができます。
100均の商品と言っても侮れませんね。
ここが イマイチ
良かったこともあれば、イマイチだと感じることもありました。
薄すぎる
初めにイマイチだと感じたのは、素材の厚みです。
非常に薄い!本当に ペラペラです。可燃ゴミ袋よりも薄い素材となっています。
何かに例えるのなら、コートをクリーニングに出した時に付いてくるビニール袋とほぼ同じ。
皆さんご存知のように、ちょっと爪を立てただけでも破れてしまうでしょう。
通勤通学用でしたらギリギリ使えないこともないでしょうが、動きの多いアウトドアには向いてないと思います。
雨自体は凌いでくれますが、キャンプなどで森林の中に入ればビリビリに破れてしまう恐れが大です。
残念ながら繰り返しの使用は難しいと思います。
専用の袋があると良かった
次にイマイチだと感じたのは、専用の袋がないこと。
丁寧に扱えば、ちょっとした雨の日の通勤通学用になら使えます。しかしながら、使用後にちょっと困ってしまうでしょう。
コンパクトに畳めるのは良いのですが、雨の後ですので濡れています。そのままバッグやポケットに入れるのは、やっぱり気が引けます。
数日おいてから畳むのもちょっと面倒です。やはり、1回限りの使用を想定しての商品なのでしょうか。
折り畳み傘のように専用の袋が最初から付いていれば良かったと思いました。
ただ折り畳んでいる間に破れてしまう恐れもあるのは否定できません。
100均一ダイソーのコンパクトなレインコートの総評
100円ショップダイソーのコンパクトな「レインコート」の総評です。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、60点です。
総評
- 本当にコンパクト
- 薄すぎる
- 専用の袋が必要
上記がこの点数の理由です。
広げる前は手のひらサイズで持ち運びに便利なのは大きなメリットだと思います。
しかしながら、素材が薄すぎるので、繰り返しの使用には耐えられないでしょう。せいぜい2〜3回ほど使えばどこかが破れてしまう可能性大です。
もう少し高い強度の素材を使用して専用の袋があれば、満足できる点数になると思いました。
改良して500円くらいで販売すれば、需要はあるのではないでしょうか。
もう少し高い強度の繰り返し使用できるレインコートをお探しならば、こちらがおすすめ!
まとめ
100円ショップダイソーで購入したコンパクトサイズのレインコート。
手のひらサイズで持ち運びに大変便利な商品でした。
不満点もありましたが、100円という価格にはびっくりです。
雨が降る前に検討してください。