今回の記事では
ポイント
- 「イップ・マン外伝 マスターZ」ってどんな映画?
- 出演者は誰なの?いつ製作された映画なの?
- 簡単なあらすじが知りたい
- ジャンルはなに?アクション?ドラマ?
- どのくらいおすすめ?
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、香港カンフーアクション映画「イップ・マン外伝 マスターZ」をご紹介します。
はじめに
何か面白い映画はないかなーと探している方。そんな方のために、自称映画オタクの私が好き勝手に作品をレビューしていきます。
映画鑑賞歴約35年、中学生の時から映画に魅了され延7000本ほどの映画を見てきました。そんな映画オタクが観た映画をレビューして最後におすすめ度として点数を付けていきます。映画選びの参考にしてください。
今回ご紹介する映画は「イップ・マン外伝マスターZ」です。
主人公マックス・チャンとは?
カンフー映画界を代表するブルース・リー、ジャッキーチェン、ジェット・リー、ドニー・イェンに次いで現れた新星マックス・チャン。幼い頃から武術を学び、監督ユエン・ウーピンのアクションチームで武術指導やスタントマンとして数々の映画に参加。
2013年のウォン・カーウァイ監督の「グランドマスター」で注目され、2015年の「イップ・マン継承」で今回の主役チョン・ティンチ役を獲得する。2018年の「パシフィック・リム」でハリウッドデビューも果たしている。
脇を固める俳優陣が豪華!
脇を固める俳優陣も豪華だ。デヴィッドソン役のデイブ・バウティスタは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のドラックス役で世界的人気を獲得し日本でも馴染みがあるだろう。
マフィアのボス役のミシェル・ヨーはジャッキーチェンの「ポリスストーリー3」を筆頭に「007/Tomorrow Never Dies」や「グリーン・デスティニー」でも活躍している。
殺し屋役で出演しているトニー・ジャーは、カンフーアクション映画好きでは知らない人はいないだろう「マッハ・シリーズ」の役者だ。
監督がすごい!
監督もすごい!その名もユエン・ウーピン。監督作としてジャッキーチェン主演の「スネーキーモンキー蛇拳」、「ドランクモンキー酔拳」から「ワンスアポンアタイム・インチャイナ/天地大乱」など。また武術指導・アクション監督として「マトリックス・シリーズ」、「キル・ビル」「カンフーハッスル」など数々の人気映画の監督をこなしている。ちなみに「ドランクモンキー酔拳」の老師匠役は彼の実の父親だ。
香港映画「イップ・マン外伝 マスターZ」の情報
作品情報
- ジャンル アクション
- 監督 ユエン・ウービン
- 脚本 エドモンド・ウォン
- 製作 レイモンド・ウォン
- 音楽 デイ・タイ
- 公開 2018年12月
- 上映時間 108分
- 製作国 香港
- 言語 広東語・英語
出演者
- マックス・チャン
- デイブ・バウティスタ
- ミシェル・ヨー
- トニー・ジャー
映画「イップ・マン外伝 マスターZ」のあらすじ
1960年代の香港。詠春拳の正統をめぐる戦いでイップ・マンに破れたチョン・ティンチ(マックス・チャン)は武道家を辞め、小さな食料品店を営みながら息子フォンと一緒に暮らしていた。ある日ティンチは、犯罪組織の幹部キット(ケビン・チェン)の手下に追われていたナイトクラブの歌手ジュリア(リウ・イエン)らを救う。手下を打ちのめしたティンチは、キットの怒りを買う。住居を兼ねた店に火炎瓶を投げ込まれてフォンが火傷を負わされ、さらに父子は殺し屋(トニー・ジャー)に襲われる。
引用元:シネマトゥディ イップ・マン外伝 マスターZ(2018)
映画「イップ・マン外伝 マスターZ」の感想
「イップ・マン」シリーズから派生した別のストーリーという事で期待して観た作品でした。結論から言うと、大変満足できた作品でした。「イップ・マン」シリーズは全て観ていたのでストーリーの流れも把握できていたので、イップ・マンの続編的な作品として観る事ができました。
ストーリー自体はよくある勧善懲悪ものでジャッキーチェンの映画のようにコミカルな要素はなかったけれども、見どころのアクションが満載なので観ていてつまらないと感じるところは特になかったです。
主人公は前作のイップ・マン同様、冷静で寡黙な役柄のため台詞は多くないが、イップマンの敵役から主人公になって外見も少し柔らかくなったように思います。前作だと髪をオールバック風にして若干強面の感じだったが、今作では髪も少し前に垂らし子供のいい父親といった感じでした。
キレッキレッなカンフー
特筆すべき点としてはやっぱりカンフーアクションシーンです。
気づいている人もいると思いますが、ジャッキー・チェンの映画ですと敵が優勢の時はジャッキーのカンフーは大振りになっています。ですのでどちらが優勢かがすぐにわかるのですが、それ対して今回の作品にはそのような明らかに大ぶりなアクションが少なかったです。ですので、一挙一動が目が離せなくワクワクします。キレのある素早いシーンだけでなく、スローモーションも盛り込んで緩急がついていて飽きさせません。先ほども述べたように共演者も一流ですので、どちらが主人公でもおかしくないくらいのアクションで存在感を出していました。
イマイチな点も
香港の夜の街でのアクションシーンで、お店の電光看板の上をワイヤーで飛び移りながら格闘するシーンがあるのだがイマイチでした。香港映画ではよくあるワイヤーアクションですが、この作品の流れでは必要なかったと思います。他のアクションシーンが素晴らしかったので大変残念です。梯子などに飛び移ってのアクションはジャッキー・チェンの方が自然で迫力があっていいかな。やっぱり世界のジャッキーだけはあります。
また、主人公は終始仏頂面です、「イップ・マン」の時からの流れなのか、演技に幅がないのかは分かりませんが、ジャッキー・チェンやドニー・イェンなどの他のアクション俳優と比較してみても個性がいまひとつないといった感じです。アクションは非常にキレがあり目が離せませんが、日常のシーンでは主人公というよりは脇役のような立ち振る舞いです。
香港映画「イップ・マン外伝マスターZ」の総評、どのくらいおすすめ?
それでは映画「イップ・マン外伝マスターZ」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、80点になります。
ポイント
- アクションシーンは素晴らしい
- ストーリーで特筆する箇所はない
- あくまで「イップ・マン」のスピンオフ作品
がこの点数の理由です。
カンフーだけ見れば非常に満足できる作品でした。しかし、映画作品としては高評価までにはなりません作品です。アクション映画に物語の面白さを求めるのは間違っているかもしれませんが何度も観たい作品とは言えませんでした。
おすすめ度はそこそこです。
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まとめ
映画「イップ・マン外伝マスターZ」の紹介でした。皆さんなら今回の作品をどのように評価するのでしょう。カンフー映画好きではないと高評価になりにくい作品かもしれません。
何を観ればいいのか迷ったらこれからも私の記事をご覧ください。私のレビューが参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。