引用元:kimini英会話
● 今回の記事では
ポイント
- kimini英会話を始めてみたいけど、どのようなコースや教材があるのだろう?
- kimini英会話のコースや教材の内容はどのようなものだろう?
- 初心者におすすめの教材は何かな?
上記の悩みを抱える方に、オンライン英会話のkimini英会話のコース・教材について解説いたします。
● この記事で分かること。
- kimini英会話のレベル
- kimini英会話のコースや教材
- 初心者におすすめの教材
● 本記事の信頼性
この記事を書いている私は、アメリカ、カリフォルニア州ロサンジェルスの南、「オレンジカウンティ」に約5年半住んでいました。日本に帰国後もオンライン英会話を使用して英語力の向上に努めています。
教育に70年の歴史を持つ学研が提供するオンライン英会話のkimini英会話。
料金プランはライフスタイルに合わせて選べるように「毎日プラン」と「回数プラン」に分かれ、月額1,210円(税込)から始められます。
そんなkimini英会話ですが、実際にどんなコースや教材があるのか気になるでしょう。
そこで今回の記事では、kimini英会話のコースや教材について解説します。kimini英会話で初めて英会話学習を始める方におすすめのコース・教材も紹介します。
これからkimini英会話を始める方に参考となります。
目次
kimini英会話のレベル
初めにkimini英会話のレベルの目安についてです。独自の10段階レベルでの設定となります。
kiminiのAI自動採点システムによるスピーキングテストを受けることでも、測定できます。自分がどのレベルなのか確認することでコースや教材選びの参考となります。
L | CEFR-J | 英検 | できること |
1 | Pre-A1〜A1.2 | 5級〜4級 | 基本的な語句や表現を使って、自分の日課や趣味などについて伝えることができる。 |
2 | A1.1〜A1.3 | 3級 | 基本的な語句や短い文を使って、家族や友達について話すことができます。 |
3 | A1.2〜A2.1 | 身近な話題であれば、理由を伝えたり、物の説明をしたりなどの簡単な受け答えができる | |
4 | A1.3〜A2.1 | 好きなことなどの馴染みのある話題であれば、基本的な語句や文を使って会話ができまる。 | |
5 | A1.3〜A2.2 | 準2級 | 自分の経験や意見を伝えたり聞いたりすることができます。 |
6 | A2.1〜B1.1 | 日常生活において、基本的な表現を使って問題なく意思疎通を行うことができる。 | |
7 | A2.2〜B1.2 | 2級 | 人や物をより詳しく描写したり、一般的な話題に対する自分の意見を伝えることができる。 |
8 | B1.1〜B2.1 | 会話の展開を予測しながら、自分の意見を述べたり,議論に参加したりすることができる。 | |
9 | B1.2〜B2.1 | 準1級 | 様々な話題において、細かなニュアンスを使い分けて発言したり相手に質問することができる。 |
10 | B2.1〜B2.2以上 | 幅広い話題において、状況を説明、自分の意見を伝達、議論することができる。 |
kimini英会話のコースと教材
kimini英会話では、レッスン用のテキスト・教材を「コース」と呼んでいます。
コースとは、学研がいろいろな教材やレッスン内容を組み合わせて独自に開発した、オンライン英会話専用のプログラムになります。
ご自身の目的やレベルに応じてどのコースを選べば良いか分かりやすく設定されています。
代表的な21のコースが用意されていますが、各コースでさらに細分化されたコース(教材)が揃っています。1つのコースに数種類の教材があると考えて頂けたら分かりやすいでしょう。
コースというだけあって、途中で復習のためのテストが用意されているコースもあり、ただのレッスンでは終わらず理解度を確認できるような設計です。
コースの一覧
コース一覧
- 総合英語
- 日常英会話
- 絵で見てパッと英会話
- トピックスピーキング
- トータルスピーキング
- SDGs
- ビジネス英会話
- 英検合格コース
- 英検二次試験対策
- GTEC 対策
- 幼児向け
- 小学生向け英語コース
- 中学生向け英語コース
- 高校生向け英語コース
- ニューストーク
- フリートーク
- TGGオンラインコース
- 発音
- 接客英語
- 特訓コース
- 期間限定
コースの詳細
● 総合英語(レベル1~6)
全5コース
基本の文法を学習しながら、4技能を総合的に伸ばしていくコース。英語の学び直しや基本から学びたい方向け。
文法、語彙、フレーズ、発音を学びながら、そのレッスンのターゲットとなる文法で会話ができることを目指します。
● 日常英会話(レベル2~6)
全1コース
日々の生活の中ですぐに使える英語を会話中心で学ぶコース。細かな文法からでなく、講師との会話で自然に英会話を学びたい初級者向け。
身近な様々なトピックを題材に話すことに特化したレッスンですので、スモールトークの練習にも最適です。
● 絵で見てパッと英会話(レベル1~4)
全8コース
日常生活ですぐに使える表現やフレーズを学ぶコース。文法を学習するよりも、実際にすぐに使える表現を学びたい方向け。
一人視点で描かれたイラストを見ながら、その場面に合ったフレーズを学べます。
● トピックスピーキング(レベル2~8)
全2コース
用意されて話題から興味のあるものを選び、講師と会話するコース。すでに語彙や文法力のあるが、会話の練習の経験が少ない方向け。
トピックスピーキングといっても、例文やトピックに関係のあるフレーズが用意されていますので、スピーキング力の低い初心者でも効果が期待できます。
● トータルスピーキング(レベル6~10)
全1コース
中級者以上向けのスピーキング力強化のコース。写真やグラフなどの描写や自分の経験や好みなどの説明など、より実践的なスピーキング力の向上を目指します。
インプットの要素はなく、アウトプット中心のレッスンですので、基礎英語力は必須となります。
● SDGs(レベル6~10)
全1コース
国際連合で採択された「SDGs=持続可能な開発計画」のゴールを題材に自分の意見を述べたりディスカッションするコース。ビジネスの場でも重要視されているSDGsについて英語で話せるようになりたい方向け。
貧困、地球温暖化、ジェンダー平等などの社会問題や環境問題が題材のため、より高い英語力が必要です。
● ビジネス英会話(レベル3~7)
全2コース
仕事上必要な英語の語彙やフレーズを学べるコース。海外赴任を控えている方、将来的に英語を使用する仕事がしたい方向け。
kiminiレベル3からと英語力初心者でも始められる内容になっており、基礎力を鍛えながらビジネス英語を学べます。
● 英検合格コース(レベル1~8)
全5コース
学研の人気書籍をもとにした、英検5級から2級までの対策コース。各級に必要な語彙や文法を学びながら、スピーキング力の練習をし、4技能を総合的に向上させることを目指します。
総合的な英語力を養えますが予習・復習は必須、各級64〜83レッスンと継続的な学習が必要です。
● 英検二次試験対策(レベル2~8)
全4コース
英検3級から準1級の二次試験対策のコース。英検の面接対策のレッスンのためインプット要素はなく、模擬試験と講師のアドバイスのみになります。
英検合格コースと併用すると効果が期待できます。
● GTEC 対策(レベル5~8)
全1コース
ベネッセコーポレーションが実施している英語4技能検定のGTEC対策のコース。BasicとAdvancedに対応しており、レッスンは2種類、各25分で構成。
はじめに模擬試験を行い、その後講師からのフィードバックで攻略ポイントを身につけます。
● 幼児向け(レベル-)
全2コース
学研の人気書籍「学研の幼児 ちえ/たしざん」をベースにした、親子英会話コース。4歳と5歳に対応した、楽しみながら英語に触れられる内容となっています。
小さな子供でも英語に触れられるよう、ゲームや歌、イラスト豊富なテキストとなりますので、日本語が読めないお子さんでも受講できます。
● 小学生向け英語コース(レベル-)
全10コース
英語を1から学べる小学生3年生以上を対象としたコース・毎日の生活の中で使用する単語を音で覚える学習を行い、簡単な会話ができることを目指します。
細かい文法の学習要素はなく、イラストを使用して実際に使用する英会話を学べます。
● 中学生向け英語コース(レベル1~4)
全12コース
中学校の学習指導要領に基づいたテキストを使用するコース。学校で学んだ英語を「話せる」英語にすることを目指します。
学校で学んだ文法を会話で使用する練習をすることにより、スピーキング力の向上が期待できます。
● 高校生向け英語コース(レベル5~6)
全8コース
学研の「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」をベースにしたコース。文法が苦手で英語を得意科目にしたい高校生向け。
学んだ文法を実際に会話の中で使用しながら、使える英語を習得できます。
● ニューストーク(レベル7~10)
全41コース
世界各国のニュースを題材に英語でディスカッションするコース。教科書から学ぶ英語でなく、実際の記事から時代に合った生きた英語を学べます。
レッスンはリーディング力でけでなく、講師とのディスカッションがありますので、スピーキング力も必要となります。
● フリートーク(レベル-)
全8コース
自分の好きな話題で講師と会話を楽しむコース。会話がしやすいようにトピックの1例が挙げられてますが、自由に会話できます。
kiminiレベルは設定されておらず、どのレベルの方でも受講できます。
● TGGオンラインコース(レベル3~7)
全3コース
体験型英語学習施設、TOKYO GLOBAL GATEWAYを自宅で体験できるコース。初級・中級・上級の3種類が用意され、ホテル、飛行機内など各エリアのミッションに英語を使って挑戦します。
実生活の課題を英語でこなさなければいけません。簡易留学を擬似体験できます。
● 発音(レベル3~6)
全1コース
英語の発音を集中して特訓するコース。口の開き方や舌の位置、アクセントやイントネーションまで細かく学べます。
フォニックスを用いていますので、文字と音の関係性を理解できリスニング力upも期待できます。
● 接客英語(レベル2~5)
全1コース
外国人観光客を接客する際に必要な英語を学べるコース。
接客場面はレストランだけに限られますが、ざまざまな場面で応用が効く内容となっています。
● 特訓コース(レベル1~8)
全30コース
既存の各コースをコンパクトにまとめて、各10レッスンで集中して受講できるコース。各コースともに全てのレッスンを受講しようと思うと時間がかかります。
短期間で効果を得たい方に向いた構成となっています。
● 期間限定(レベル-)
全1コース
クリスマスがテーマのコース。
クリスマスに関する単語を楽しく学べます。レッスン内容はイラストを使用したクイズなどで構成され子供向きですが、大人でも受講できます。
コース・教材の特徴
次にkimini英会話のコース・教材の特徴となります。
総合英語、日常英会話、ビジネス、文法、発音、学生向け、試験対策、スピーキング、幼児向け、とほぼ全ての年齢・レベルに対応したコースが揃います。
リーディング素材が少ないのが残念ですが、各コースに用意された教材が豊富(日常英会話では100レッスン)ですのでレッスンをこなすことにより、リーディング力も向上できると思います。
ただ、講師はフィリピン人だけですので、帰国子女など中上級レベル以上方には物足りないかもしれません。それでも、英会話学習を始める初級から中級までの方でしたら効果が期待できる構成内容となります。
おすすめのコース・教材(初心者用)

kimini英会話のコースと教材についてはお分かり頂けたと思いますが、21種類のコースがありますのでどれから始めたら良いのかわからない方もいるでしょう。
そこで、初心者におすすめのコースをご紹介します。
おすすめ1「発音」
一番始めにおすすめなのは「発音」のコースです。
このブログの他のテキストや教材の記事をご覧いただけましたら分かるのですが、私はいつも「発音」を初心者にお勧めしています。
我々日本人が中学・高校と英語を学んでいるにも関わらず、英語を話すことができないのは発音を知らないからです。いくら文法や単語を学習しても、実際に正確な発音で声に出すことができなければ相手には通じません。
実際、日常生活で話す英語くらいでしたら、中学校で学んだことが身についていればなんとかなります。後は語彙力を増やすだけです。
しかしながら、発音=英語の音を知らないために多くの方が話すことができていません。英語の音を知らないと聞くこともできないし、聞くことができないと、相手の話していることが分からないのでコミュニケーションが取れないのです。
さらに、聞いたことから学ぶことも出来ません。それだけ「発音」の学習は重要です。
kiminiの「発音のコース」は、基本的な口や舌の位置からフォニックスまで学べます。全45レッスンと決して少ないレッスン数ではありませんが、集中して受講しましょう。
発音さえ身につけてしまえば、リスニング力は大きく向上しているはずです。英語を話すのに最初に必要な準備はできていますので、後はスピーキングの練習になります。
ただ懸念点が1つあります。Kimini英会話の講師は全員フィリピン人です。英語を母国語としないフィリピン人ですので多少なりとも発音に訛りがあります。
他社では発音のレッスンに対応した講師もいますが、kimini英会話では全ての講師が担当しています。初めのうちはできるだけ同じ講師ばかり受講しないで、いろいろな講師を受けてみましょう。その中から、綺麗な発音の講師を見つけて受講していくのがお勧めです。
おすすめ2「総合英語」
次にお勧めなのが「総合英語」コースの総合英語コース1と2です。
発音を学んで正確な発音を身につけた後は、文法を学びながらスピーキングの練習をしましょう。
文法といっても難しい関係代名詞などではなく、英文法の基礎の第1文型「S+V」、第2文型「S+V+C」、第3文型「S+V+O」や動詞や前置詞、助動詞などです。
文法を理解しているにも関わらず、なかなか英語が口から出てこない理由の一つに日本語と英語の語順の違いがあります。
日本語ではSOV(主語+目的語+動詞)ですが、英語ではSVO(主語+動詞+目的語)になります。さらに日本語では主語を省略することも多々ありますし、語順が変わってもおおよその意味は理解してもらえます。
しかしながら、英語では語順はとても重要です。語順が変わってしまうと意味が違ってくることもあります。そのため、まずは基本の文型(S+V)を徹底して身につける必要があります。
それに適しているのが総合英語のコースです。「このレベルなら既に知っているから簡単だ」と多くの方が思われるかもしれませんが、実際に声に出して何度も練習したことはないと思います。
いくら頭で理解していても、咄嗟に言葉が出てこないようでは実際の会話は出来ません。講師から質問されてすぐに返事ができるようになるまで練習しましょう。
徐々に第1文型から第2文型・第3文型、動詞や名詞も変えて練習するのが効果的です。
kimini英会話の口コミ・評判記事はこちらです。
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Kiminiオンライン英会話「kimini英会話のコースや教材について解説!英検合格や日常英会話など非常に豊富」のまとめ
今回の記事では、オンライン英会話kimini英会話のレベルやコース・教材について解説しました。
上級者向けのコース・教材はが少ないのは残念ですが、幼児向けから大人まで、英語学習の入門者から中級者までの方に対応した豊富なコース・教材が揃っています。
今回おすすめしたコースを参考にして、kimini英会話で英語を話せるよう練習してください。
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