今回の記事では
ポイント
- 「ジャック・リーチャーNEVER GO BACK」ってどんな映画?
- 出演者は誰なの?いつ製作された映画なの?
- 簡単なあらすじが知りたい
- ジャンルは?サスペンス?アクション?
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、映画「ジャック・リーチャーNEVER GO BACK」をご紹介します。
はじめに
皆さん映画は観ていますか?
最近では映画館に行かなくてもAmazon prime videoやNetflixなどの定額制見放題サービスのおかげで古いものから新しいものまでいつでも観る事ができます。でもどの作品が面白いかなんて観てみなくては分からないですのね。とは言えつまらない作品で2時間も時間を損するのってもったいないですよね。
そんな方のために、自称映画オタクの私が好き勝手に作品をレビューしていきます。映画鑑賞歴約35年、中学生の時から映画に魅了され延7000本ほどの映画を見てきました。そんな映画オタクが観た映画をレビューして最後に点数をつけていきます。
映画選びの参考にしてください。
映画「ジャック・リッチャー」の見どころ・解説
リー・チャイルドの小説を実写化したアクション『アウトロー』の続編。かつてアメリカ軍の優秀な秘密捜査官だったが、今は放浪生活を送る男ジャック・リーチャーが、巨大な陰謀に挑む。監督は、『ラスト サムライ』などのエドワード・ズウィック。前作に引き続いてトム・クルーズが主演を務め、『アベンジャーズ』シリーズなどのコビー・スマルダーズやテレビドラマ「プリズン・ブレイク」シリーズなどのロバート・ネッパーらが脇を固める。ド派手な見せ場の数々や、トムのアクションも痛快。
引用元:シネマトゥデイ
おすすめ映画情報
映画情報
- ジャンル: サスペンスアクション
- 監督: エドワード・ズウィック
- 製作: トム・クルーズ
- クリストファー・マッカリー
- 脚本: エドワード・ズウィック
- 原作者: リー・チャイルド「ネバーゴーバック」
- 音楽: ヘンリー・ジャックマン
- 公開: 2016年11月
- 上映時間: 118分
- 製作国: アメリカ合衆国
- 言語: 英語
出演者
- トム・クルーズ
- コピー・スマルダーズ
- ダニカ・ヤロシュ
映画「ジャック・リッチャー」のあらすじ
元アメリカ陸軍の少佐で秘密捜査官だったジャック・リーチャーは今は気ままな放浪生活をしていた。保安官の悪事を元同僚であるターナー少佐にリークしたことにより、保安官は逮捕されることとなる。
ターナー少佐を訪ねて軍司令部に向かったリーチャーだったが、ターナー少佐はスパイ容疑で逮捕されていた。
異変を感じたリーチャーは大佐に助けを求め、アフガニスタンで殺害された二人の兵士と実の娘サマンサの情報を得る。ターナー少佐の無実を晴らすため巨大な陰謀に立ち向かうこととなるのだが・・・
映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(洋画)」を観た感想
それではここからは私の感想になります。
ストーリーが中途半端
前作の「アウトロー」が良質のハードボイルド・サスペンス作品でしたので期待して観た映画でしたが、期待を裏切られました。もちろん悪い方にです。前作のような地味だけど味のある作品ではなく、全てにおいて中途半端な印象を受けました。
まず一番軸となる脚本、つまりストーリーですが、設定が曖昧で犯罪もののサスペンスなのか、家族もののドラマなのか観ている方は混乱すると思います。もちろん良質のサスペンスドラマは数多くあります、けれどもそういった作品でも軸はしっかりしています。犯罪という危機の中で、普通の家族が絆や愛を深めていくといった作品です。
しかしながら、この作品にはそのような緊張感や不安感はあまり表現されていませんでした。前作の監督クリストファー・マッカリーは「ユージュアル・サスペクト」などの傑作と言われた脚本を担当してたこともあり、サスペンスを描くのに長けていました。
しかし今回の監督エドワード・ズウィックは今までにほとんどサスペンスものを撮っていません。伝記物やドラマがほとんどです。原作を読んでいないので実際のストーリは分かりませんが、脚本だけでも前監督が担当すればもっと軸のしっかりした作品になったのではないでしょうか。
娘はいらない
次にジャックの娘サマンサですが、今回の作品に本当に必要だったのでしょうか。特に必然性を感じませんでした。それも本当の娘もかもわからない状況で、悪人に勘違いされ命を狙われるという設定、そこに女性のターナー少佐とジャックが加わって擬似家族のような状況を作り出し、なおかつ振り回されるという滑稽さ。
観ていて正直呆れました、人気作家が書いた小説が原作だとは思えないような雑な設定です。本当の娘ならまだ納得もいくのですが。
そして、彼女の演技が作風とかけ離れたものだったこともマイナス要因です。冒頭から中盤にかけては前作どおりの地味目なハードボイルドな作風でしたが、彼女が登場してから雰囲気は一気に壊れます。前作のようなクスッとした笑えるシーンも用意されていましたが、彼女の演技でぶち壊しです。作品のテイストと彼女の存在感が別物でした。
キャスティングミスですね。できればもう少し影のある役を演じることができるや役者が欲しかったと思います。命を狙われている少女の演技とは思えませんでした。
映画化の必要ある?
もう一つの不満点はアクションシーンです。こちらも前作と比べてしまうのですが、地味だけどキレのあるスピード感溢れるアクションシーンの前作とは違い、ドタバタとした印象を受けました。悪役の男はそうでもなかったのですが、肝心のトム・クルーズにキレがありませんでした。もう歳と言ってしまえばそれまでですが、今まで見た彼のアクションシーンの中で最低の部類に入るものだと思います。特にクライマックスの格闘シーンがそんな感じですので拍子抜けです。
今回の作品特に映画化する必要はなかったと強く感じました。60分もののTVドラマで十分製作可能なレベルです。無駄なシーンをカットしてスリムにした方がテンポ良くなおかつ緊張感のある作品に仕上がったと思います。製作費がかかっているシーンも特にありませんでしたので。
映画「ジャック・リーチャーNEVER GO BACK」の総評
それでは洋画「ジャック・リーチャーNEVER GO BACK」の総評になります。
私がこちらの作品に点数をつけるとすれば、55点になります。
総評
- ストーリが中途半端
- 娘はいらない
- アクションのキレもない
がこの点数の理由です。
期待して観ただけにショックは大きかったです。そろそろトム・クルーズもアクションシーンは控えた方がよろしいかと思います。
映画「ジャック・リッチャー」のまとめ
映画「ジャック・リッチャーNEVER GO BACK」の紹介でした。
皆さんなら今回の作品をどのように評価するのでしょう。トム・クルーズ好きでも今回の作品は高得点にはならないのではないでしょうか。
何を観ればいいのか迷ったらこれからも私の記事をご覧ください。私のレビューが参考になれば幸いです。