今回の記事では、
ポイント
- ピンチハンガーを探している方
- 100均でハンガーを探している方
- 折り畳めるピンチハンガーを探している方
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、100均ダイソーの「折りたたみクリップハンガー 角型」を紹介したいと思います。
この記事で分かること。
- ハンガーの種類
- 100均ダイソーのピンチハンガーの詳細
- 100均ダイソーのピンチハンガーの使用感
はじめに
洗濯物を干すのに便利なアイテムと聞かれて、最初に思い出すものにピンチハンガーを挙げる方は多いと思います。洗濯物が多い日や家族が多いご家庭ですと全部干すのも大変です。
そんな時に便利なのがピンチハンガーですね。多くの方が洗濯物を干すのにピンチハンガーを使用されていると思います。
1つのハンガーにたくさんの洗濯物を干せるので重宝しているのではないでしょうか。
限られたスペースを有効活用できるピンチハンガーはなくてはならないアイテムだと思います。
そんな便利なピンチハンガーですが、世の中には多くの種類が販売されています。引っ張るだけで簡単に抜けるピンチハンガーや折り畳めるもの、ステンレス製のものまで多種多様です。
しかしながら、いくら便利だからといって実際の使用感がわからないものを購入するのは心配だと思います。
買った後に気に入らなかったからと言って捨てるのも大変です。ちょっと大きなものですと捨て方もわからないのではないでしょうか。
できればどのような物なのか詳しく知りたいですよね。
そこで今回は100均ダイソーで見つけた「折りたたみクリップハンガー 角型」をご紹介致します。実際に私が1週間ほど使用してみて、感想を述べていきます。
購入する際の参考にしてください。
ハンガーの種類
100均ダイソーの「折りたたみクリップハンガー 角型」を紹介する前に、物干しハンガーの種類を簡単に見ていきます。
素材
最初に素材により大きく3種類に分かれます。
・プラスチック製
最も主流な素材のプラスチック、特にポリプロピレン製が多い。軽量で比較的固く、傷がつきにくい特徴を持っていますので、毎日使用する日用品に向いています。
価格も手頃なものが多く、最近ではコンビニや100円ショップでも見かけます。価格が安い分、耐久性はステンレス製のものと比較すると脆い。
扱い方次第では、数ヶ月で破損するものもあります。
・ステンレス製
他の素材と比べて抜群の耐久性を持つステンレス製。その分価格は高くなりますが、水に濡れても錆びにくく何年でも使えます。
ただ加工が難しいという特徴上、デザインのバリエーションは少なく色もグレーばかりなのがデメリット。また、他の素材よりも重くなり持ち運びにも不便。
・スチール製
錆びやすい欠点を補うために昔からビニールコーティングされているスチール製。価格は手頃で丈夫なため、昔からクリーニング店などでよく使用されるタイプ。
ビニールコーティングで色を付けることができるのと、ステンレスなどに比べて加工がしやすいので衣類用のハンガーとして人気。錆びやすく重いため、物干し用のハンガーには不向き。
形状
次に、形状によりこちらも3種類に分かれます。
・衣類用ハンガー
誰もが最初に思いつくのがこのタイプ、衣類用のハンガー。Tシャツやワイシャツ、パーカーなど何でも干せちゃう優れもの。
デザイン・サイズ・細かい機能も豊富、干した衣類が落ちない工夫がされているものが人気。
・ピンチハンガー
長方形の外観にたくさんの洗濯ばさみが付いたハンガー。下着や靴下など小さめな衣類などを干すのに最適。
サイズも様々、大きいものですと使用しないときは折りたたんで収納できるものもあります。
・パラソルハンガー
その名の通り傘の形をしたハンガー。2つ、3つの傘状の洗濯ばさみの付いた輪が上下に連なって配置され、タオルや下着などを干すのに便利。
使用しないときは閉じることができるので、保管場所を取らないので困りません。回転するので干しやすく、取り込みやすいのが最大の特徴。
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100均ダイソーの「折りたたみクリップハンガー 角型」ってどんなアイテム?
それではここから今回ご紹介する「折りたたみクリップハンガー 角型」がどんな物なのかを見ていきます。
材質はポリプロピレンとスチールになります。本体部分とピンチ部分がポリエステルで、ピンチの中のバネとしてスチールが使用されています。
ポリプロピレンはプラスチック素材の一つで、非常に軽く加工性が高いことから身の回りの多くの製品で使用されています。安価で大量生産に向いていますので100均の商品では非常に良く使用されています。
サイズは広げたときで29x29cmになり、折りたたんだときはその半分の29x14.5cmほどのコンパクトサイズになります。
丸型のピンチハンガーが多い中でこちらは角型になり、上下左右と内部に2本の芯に均等に20個のピンチが付いています。
本体のカラーは白で、ピンチは青になります。
一般的なピンチハンガーと外見は同じです、物干しざおに吊り下げて使用するタイプです。中心で折りたむことができるのが最大の特徴でしょう。
上部のフック部分は360℃回転可能で、回しながら洗濯物を取り付けることができます。
耐荷重は明記されておりません。コンパクトサイズですので、あくまで下着やハンカチなどを干すことを想定されていると思います。
販売元は株式会社大創産業、製造は中国になります。価格は税込み¥110円。
実際に使用した感想
それではここから私が実際に1週間ほど使用してみた感想になります。
ここが良かった
はじめに良かったところになります。
コンパクトサイズで絡まない
コンパクトサイズの小さなヒンチハンガーということです。
大型サイズのピンチハンガーですと、洗濯物を数多く干せて便利ですが、その後の収納が不便ですよね。結構場所を取ってしまいますし、絡んでしまいますので、邪魔だと感じている方は多いのではないでしょうか。
この商品でしたら、広げても約30cmほどで折りたためばその半分のサイズになります。普通の衣類を干すハンガーと同じくらいまでのサイズになります。
ピンチは20個ですので、洗濯物を干す数は負けますが、使用後の収納には困りませんし、ピンチ同士も絡みません。
回転するフックと角型
次に良かったところは、フック部分と角型です。
フック部分が360度回転しますので、干す際に向きを変えれて便利でした。もちろん大きなピンチハンガーでも回転するものもありますが、横長のものが多いため他の洗濯物にあたってしまいうまく干すことができないこともあります。
ベランダが狭いご家庭でしたら、はじめに室内で取り付けてから、ベランダのポールに取り付けるという方もいるのではないでしょうか。
その点この商品でしたら角型ですので、回しても他の洗濯物にあたって回らないということもありません。ポールに取り付けてからでも洗濯物を取り付けるのは簡単です。
ここがイマイチ
もちろん良くなかった点もありました。
ピンチと本体の距離
最初に良くなかったところですが、20個の各ピンチと本体の間が狭いことです。実際に計測したところ、ピンチと本体の間は4mmしかありません。
短すぎです。そのため、片手で洗濯物を持ってもう一方の手でピンチをつまむのですが、ピンチの上部が本体にあたってしまいうまく挟むことができませんでした。
慣れないと結構イライラします。構造上の欠陥と言っても良いのではないでしょうか。
後1cmほど間を開けないとうまく挟むことができないと感じました。
やっぱり耐久性
次に最大の欠点ですが、耐久性です。
この点については100均の商品ではよくあることなのですが、今回の商品も例外ではありませんでした。ピンチのスチールを除けば後は全てプラスチックになります。そして、ピンチも20個付いていますので100円で販売するには、ほとんどの箇所を細くしなければいけなかったのでしょう。それ故に、耐久性は非常に低くなっています。
順番に解説します。
最初に上部のフックと本体をつなげる4本の吊り下げ部分です。本来ならチェーンなどを使用する箇所ですが、厚さ約2mmで長さ6cmと2cmの細いプラスチックを連結しているだけです。
少し力を入れるだけで簡単に折れてしまうでしょう。折るつもりがなくても、雑に扱えば間違いなく折れると思います。それほどに細いプラスチックになります。
次に本体の骨の部分のプラスチックになります。こちらも厚さは約2mmほど、幅が約1.5cmありますので先程の吊り下げ部分よりは耐久性は高くなります。簡単に折れることはなさそうですが、やっぱり脆いと思います。
次に、ピンチと本体をつなぐ部分ですが、こちらも先程の吊り下げ部分と同じパーツが使われていますので大変細く弱々しいです。そして、本体との距離も短いためお互いにぶつかり合ってしまいます。
最後に、折り畳むときのヒンジ部分になります。こちらはそれほど細くはありませんが、スムーズには回せません。
本体自体が細くてもろい為、つなぎ目のところを手で持ってうまいこと回さないとダメでした。
上記のように耐久性が非常に低いので、注意して扱わないとすぐに壊れてしまうと思います。
総評、おすすめできる?
それでは100円ショップダイソーの「ピンチハンガースライド式」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、40点になります。
総評
- コンパクトサイズ
- 洗濯物を取り付けにくい
- 耐久性は非常に低い
がこの点数の理由です。
今回の商品は正直購入したことを後悔しています。パッケージに入った状態で店舗で見たときには、「本当にこれが100円なのか」と驚いてすぐに購入しましたが、間違いでした。
折り畳めてコンパクトと言うアイデアは良かったのですが、すぐに壊れてしまうようでは意味がありません。
100円での販売に無理があると思いますので、コストを上げて300円位で販売したほうが良いと感じました。
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伸縮可能なピンチハンガー。収納時幅8cmから最大103cmまで伸縮するので、スペースを有効活用できます。
100均のおすすめハンガー10選の記事はこちらをどうぞ。
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まとめ
洗濯物を干すのに欠かせないアイテムのハンガー。ピンチハンガーもその一つです。
たくさんの洗濯物を一度に干せて取り込みも簡単ですが、種類も多くどの商品が良いのか分かりません。
そんなときは100均の商品に注目してみると面白いと思います。
この記事を参考にしてご自宅に合ったピンチハンガーを選んで下さい。
この記事が気に入った方は前回の記事もどうぞ。