引用元:Bizmates公式HP
● 今回の記事では
ポイント
- Bizmates(ビズメイツ)を始めてみたいけど、どのようなコースやテキストがあるのだろう?
- Bizmates(ビズメイツ)のレベル分けも知りたいな。
- 初心者にお勧めのコースやテキストは何かな?
上記の悩みを抱える方に、オンライン英会話のBizmates(ビズメイツ)のレベルやテキストについて解説いたします。
● この記事で分かること
- Bizmates(ビズメイツ)のレベル分け
- Bizmates(ビズメイツ)のコースやテキスト・教材
- 初心者におすすめのコースや教材
● 本記事の信頼性
この記事を書いている私は、アメリカ、カリフォルニア州ロサンジェルスの南、「オレンジカウンティ」に約5年半住んでいました。日本に帰国後もオンライン英会話を使用して英語力の向上に努めています。
仕事で英語を話す必要がある方も多いと思います。しかしながら、そのような方が従来の日常英会話のレッスンを受けても効率よく業務上必要となる英語を身につけることはできません。
そんな時にはビジネス英会話に特化したオンライン英会話が役立ちます。今回ご紹介するBizmates(ビジメイツ)は、日本で数少ないビジネス英会話に特化したオンライン英会話です。
でも、いきなり受講するのは気が引ける方もいるでしょう。そこで今回の記事では、Bizmates(ビズメイツ)のレベルやコース、教材について解説します。
Bizmates(ビズメイツ)のレベル・ランク設定
初めにBizmates(ビズメイツ)のレベル・ランク設定についてです。
30段階のレベル・ランク設定
ビズメイツでは「Level 0」から「Level5」までの6段階レベルと「Rank A」から「Rank E」までの5段階ランク設定により、全部で30段階のレベルが用意されています。
レベル診断は、初回の無料体験レッスンで専門のトレーナーが行います。30段階までの細かなレベル設定をしているオンライン英会話はあまりありませんので、自分に合ったレベルから学習可能です。
レベルとランク | 目標 | |
Level 0 | Rank A-E | 職場での基本的なコミュニケーションができるようになる |
Level 1 | Rank A-E | 中学の文法を復習し、ベース知識を身につける |
Level 2 | Rank A-E | ビジネスシーンでよくあるコミュニケーションを学ぶ |
Level 3 | Rank A-E | 信頼関係を築くための意思疎通ができるようになる |
Level 4 | Rank A-E | 文化や価値観の異なる相手とビジネスを進める事ができるようになる |
Level 5 | Rank A-E | ビジネス論文を用いて討論しリーダーシップを発揮出来るようになる |
レベル診断
Bizmatesでは無料体験レッスンでレベルチェックを行います。無料体験レッスンの流れは次のようになります。
無料体験レッスンの流れ
- カウンセリング(約2分)
- レベルチェック(約10分)
- フィードバック(約2分)
- 体験レッスン(約10分)
- 受講生からの質問対応等(約1分)
レベルチェックは「インタビュー」と「セルフチェック」で判断されます。
「インタビュー」で仕事の内容が質問され、回答で会話力がチェックされます。「セルフチェック」では、話した内容で間違いがあった箇所をチャットで送り、どこが間違っているかを理解しているのか確認されます。
レベル・ランクアップまでの過程
AからEまでの各ランクには20のレッスンが用意されています。10レッスン目と20レッスン目が復習テストとなっており「学んだ事が定着しているか」確認できます。確実にマスターできていれば次のランク・レベルに上がれますが、定着不足の場合は再度復習をするように促されます。
1つのレベルを上げるには5ランク x 20レッスンの合計100レッスンをこなす必要があり、毎日1レッスン受講しても最低3ヶ月弱掛かりますので、急がずに一歩一歩着実にステップアップしていく事が重要です。
Bizmates(ビズメイツ)のコース
Bizmates(ビズメイツ)では、学習目的に合わせ下記の4つのコースが用意されています。
4つのコース
- Bizmates Program
- Other Programs
- Assist Lesson
- Discovery
Bizmates Program(レベル別教材)
Bizmates の一番軸となるプログラムで、それぞれの受講者に合わせた30段階のレベル分けされたテキストが揃います。
Level 0から用意されていますので、英語学習の初心者の方でもビジネス英語を段階的に学ぶ事ができます。
オプションの動画予習・復習ツールの「Video Lesson」も利用することにより、習得度を大きくアップさせる事が可能です。
Other Programs(ビジネスシーン別教材)
ビジネスと言っても業務や職位は色々ありますので、学習しなければいけない内容は様々。また、仕事以外の場面でも同僚とのコミュニケーションが必要となります。
そのような英語力を身につけられるのが、「Other Programs」となります。
面接対策やITコース、マネジメントコースなど特定のスキルを集中して学ぶ事ができるコースです。
Assist Lesson(ビジネス課題活用)
通常のコースとは違い少しユニークなBizmatesならではのコース。
ご自身のビジネス課題を教材として、自由にカスタマイズできます。
資料や英文メールの添削をお願いしたり、プレゼンの予行練習などが可能です。
Discovery(異文化テーマ教材)
ディスカッションに特化したプログラム。
ビジネス英語とは直接的な関係はありませんが、様々なテーマについて講師と議論する事ができます。
「敗北のなかに勝利がある」「AIと一緒に働く明るい未来」などテーマは少し難解なものもありますが、レベルが設定されていますので、初心者でも挑戦できるコースです。
Bizmates(ビズメイツ)の教材
4つのコースの概要はお分かり頂けたと思いますので、それぞれのコースの教材の内容になります。
Bizmates Programの教材
レベル・ランク設定の項でも先述した通り、Bizmates(ビズメイツ)では6段階のレベルと5段階のランク設定により30段階のレベルが用意されています。
各ランク内にはレッスンが10つ用意されていますので、全テーマ数は300にも上ります。どのレベルでも各教材は「SEE」「TRY」「ACT」の3部構成となっています。
- SEE:学ぶべきフレーズや会話例を確認するパート
- TRY:入れ替えや穴埋め問題で学んだ英文を練習するパート
- ACT:学んだ事を自分の文章でアウトプットするパート
各レベルで学ぶ内容の概要は次の通りです。
ポイント
- Level 0: 発音やイントネーションの矯正、簡単なビジネスで使えるフレーズなどを学習していきます。
- Level 1: 中学レベルの英文法とビジネス単語を学び、会話で使えるように練習します。
- Level 2: 顧客や同僚、上司、部下等との間でよくあるシーンをロールプレイを通じて学んでいきます。
- Level 3: 「説得力」「マネジメントスキル」など10のテーマに集中した英語でのコミュニケーションスキルを高めます。
- Level 4: 国、企業、業種、世代、性別という5つのカテゴリーの文化を扱い議論します。
- Level 5: ビジネス論文を使用して議論し、ビジネス知識を高める練習をします。
Other Programsの教材
ビジネスシーン別の教材ですので内容は下記の通り多岐に渡り用意されています。
Other Programsの教材一覧
- はじめてのオンライン英会話
- スモールトーク
- 海外出張
- Eメールライティング
- 電話会議
- プレゼンテーション
- 電話対応
- ミーティング
- ネゴシエーション
- 異文化対応
- オンラインチャット
- 面接対策
- マネジメントコース
- エグゼクティブ
- 新入社員・内定者向けコース
- 採用面接官
- ITコース
- ITマネージャー
- ホテル
- レストラン
- ショップ
- 社会テーマディスカッション
- ビジネステーマディスカッション
レベルは「Bizmates Program」と同じように0から5まで設定されており、1つのレベルでレッスン数は20つとなります。
「ホテル」「レストラン」などの職種別、「プレゼンテーション」「電話対応」などの業務別、「エグゼクティブ」「採用面接官」などの職位別の教材の他にも、「はじめてのオンライン英会話」や「社会テーマディスカッション」など興味深い教材も揃います。
どの教材も実践的な内容となっており、すぐに使える英語表現が学べます。
Assist Lessonの教材
「Assist Lesson」では生徒が自由にカスタマイズするレッスンですので、決まった教材は用意されていません。
ただ、資料や英文メールの添削などで講師にアドバイスを頼むときには、その資料や英文は事前に共有しておく必要があります。
決まった教材がなく、完全オリジナルが「Assist Lesson」の最大の特徴ですが、その分生徒自身が何をしたいのかを明確にしておかないとレッスンが無駄になってしまう恐れもありますので気をつけましょう。
Discoveryの教材
ビジネスについての英語を学ぶ事とは違い、異文化についてのディスカッションをテーマとしているコースですので、扱う題材も多様です。
ネット上の記事が元になっているので、最新のテーマについて討論できます。各テーマにはレベルが設定されていますので、ご自身の英語力に合わせて選択する事が可能。
ただし、ディスカッションの教材ですので、英語力だけでなく、自分の意見を言う力「発言力」も必要となります。
Bizmatesの教材の特徴
30段階まで細かくレベル設定された「Bizmates Program」、業種別に特化した英語を学べる「Other Programs」、自分で自由にカスタマイズできて足りない事を補える「Assist Lesson」、ビジネス以外の英語も学べる上級者向けの「Discovery」と初心者から上級者まで幅広く仕事上必要な英会話を学べるのがBizmatesの教材です。
特に入門者向けの「Level 0」が用意されているのは大きな特徴となります。必ずしもビジネス英語が難しい訳ではありませんが、基本的な英語力とリスニング力がない入門者から初心者には重宝するでしょう。
それでも全体的には英語力が中級者向けの内容となっていますので、他社の基礎の基礎から練習できるオンライン英会話で日常英会話レベルを半年から1年ほど受講してからの方が良いかもしれません。
おすすめのコース・教材
Bizmates(ビズメイツ)のレベルやコースとテキストの内容について解説しましたが、英会話初心者の方はどれを選択したらいいのか分からないかもしれません。
そこで、初心者の方に受けて頂きたい、私のお勧めのコースや教材をご紹介します。
「Assist Lesson」で発音を強化
お勧めなコース・教材は「Assist Lesson」になります。
なぜ初心者にテキストも用意されていない「Assist Lesson」なのかと思われたかもしれません。理由としては英会話学習初心者にはまず最初に英語の「発音」を身につけてもらいたいからです。
私は常にこのブログ上で「正確な英語の発音を身につける事」が英会話力を効率よく向上させる最善策だと述べています。なぜなら今までの日本の英語教育は、文法や語彙ばかりに集中した授業で、英語を読むことはできるようになっても、「聞く・話す」ことをできるようになるものではありませんでした。
英語を「聞く・話す」のに一番初めに身につけなければいけないスキルは「発音」です。
なぜなら日本語と英語では使用する音の数が大きく違うからです。日本語では約100ほどの音しか使用しませんが、英語ではおおよそ1800音を使用すると言われています。この約1700の音を知らない為に、多くの日本人英語学習者はなかなか英語を「聞く・話す」ことができないのです。
しかしながらBizmatesのレッスンでは「発音」に特化した教材はありません。「Bizmates Program」コースのレベル0と1ならレッスン中に発音の指導もありますが、十分ではないでしょう。
そこで登場するのが生徒が自由にカスタマイズできる「Assist Lesson」になります。ビジネスとは関係ありませんが、まずは正確な発音をしっかりと身につけて、「聞く・話す」ことをできるようになりましょう。
ただBizmatesの講師の多くはフィリピン人なのが難点です。ネイティブレベルの発音で話すフィリピン人もいますが、多かれ少なかれ多少の訛りがあります。必ずしもネイティブレベルの発音を身につける必要はありませんが、間違った発音を覚えてしまうと後で直すのに苦労します。出来るだけ一人の講師に絞らずに、色々な講師のレッスンを受けた方がいいです。
ある程度リスニング力が備わってくれば、どの講師の発音が聞き取りやすいか判断がつくようになります。基本的な英語なら聞き返さなくてもいいレベルになるまで、集中して受講するのがおすすめです。
Bizmatesの教材ではありませんが、もう一つのおすすめがYouTubeです。YouTubeではネイティブが解説しているフォニックスや発音のチャンネルが多くあります。いきなりネイティブスピーカーのチャンネルですと聞き取れない方には、日本人バイリンガルが教えているチャンネルがいいでしょう。
Bizmatesで実際のレッスンを受講しながら、YouTubeで細部を強化していくのが良いと思います。
Bizmatesの口コミ・評判記事はこちらをご覧ください。
まだBizmatesの無料体験レッスンを受講していない方は、こちらから受けられます。
オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)「Bizmates(ビズメイツ)のレベルやコース、教材について解説!レベルチェックも」のまとめ
今回の記事では、オンライン英会話のBizmates(ビズメイツ)のレベルやコース、テキスト・教材について解説しました。
30段階に分かれた英会話入門者から上級者まで対応したレベル設定。コースは4つ用意され、基本的なビジネス英語からビジネスとは関係のないテーマまで学べます。
この記事を参考にして、Bizmatesでビジネス英会話力を向上させましょう。
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