● 今回の記事では
ポイント
- 産経オンライン英会話Plusを始めてみたいけど口コミ・評判を知りたいな?
- 産経オンライン英会話Plusはどんな人に向いているのかな?
- 産経オンライン英会話Plusのメリットやデメリットは何かな?
上記の悩みを抱える方に、産経オンライン英会話Plusの口コミ・評判について解説いたします。
● この記事で分かること。
- 産経オンライン英会話Plusを受講した口コミ・評判
- 産経オンライン英会話Plusのメリットとデメリット
- 産経オンライン英会話Plusが向いている方
● 本記事の信頼性
この記事を書いている私は、アメリカ、カリフォルニア州ロサンジェルスの南、「オレンジカウンティ」に約5年半住んでいました。ネイティブの友人もたくさんできて、日本に帰ってきてからもFacebookなどで連絡を取り合っています。
低価格で自宅で手軽に英会話が学べるオンライン英会話ですが、多くの企業が参入していますね。2022年現在では約200社以上のオンライン英会話が存在しています。
しかしながら、安いだけでサービスもサポートもイマイチなオンライン英会話があるのも事実です。できれば信頼できるオンライン英会話を受講したいと考える方は多いと思います。
そんな方には産経オンライン英会話Plusがオススメ。新聞・教育事業・ITの3社の共同事業です。
とは言え、いきなり受講するのは気が引けるのではないでしょか。どんなオンライン英会話なのか知りたいと思われるでしょう。そんな方のためにこの記事では、産経オンライン英会話Plusの口コミ・評判について解説します。
実際に私がレッスンを受けた上で感想も述べていきますよ。良いところも悪いところも、余すところなく評価していきます。
このブログを読めば産経オンライン英会話Plusについて知ることができて、オンライン英会話選びの参考になりますよ。
産経オンライン英会話Plusの総評
まず始めに、産経オンライン英会話Plusの特徴と実際に受講してみた感想を踏まえての総評になります。
総評
- 家族でシェアできて無駄のない料金プラン
- 3タイプの講師は揃うがネイティブ枠が少なすぎ
- 是非とも用意してほしい発音レッスン
全体的な感想としましては、平均的なオンライン英会話だと思います。
どちらかと言えば、ネイティブ講師と日本人講師はいなくても良かったのではないでしょうか。この点が一番ネックと言いますか、納得できないところです。
3タイプの講師が揃うオンライン英会話が増えてきたから、この制度を導入していたのでしたら失敗でしょう。明らかに人数が少なすぎます。
むしろ、フィリピン人講師だけにして料金プランを見直すか、何か他社とは差別化できる要素を導入した方が良いのではないでしょうか。
マイナス要素ばかりを述べてしまいましたが、決してレッスンの質は低くありませし、料金プランも高すぎることはありません。フィリピン人講師も約500人ほど在籍していますので、自分の生活リズムに合わせて受講ができます。
ただ、なんとなく他社の良い点を無理矢理に詰め込んだ印象があるのは否めません。
産経オンライン英会話Plusのレッスンを実際に受講した口コミ、評判
ここからは、私が実際にレッスンを受けた感想と産経オンライン英会話Plusのメリットとデメリットを述べていきます。
今回はフィリピン人講師のレッスンを受けてみました。教材は無料体験用のレベルチック教材を使用し、大学で教育学を専攻した講師歴2年の女性の講師を選択しています。
産経オンライン英会話Plusのここが良かった
講師のやる気
最初に良かったところですが、講師のレッスンに対する情熱、つまり「やる気」です。
講師だからみんなやる気はあるのではないかと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。国籍に限らず熱心な対応をしてくれない講師が存在するオンライン英会話も存在します。
もちろん講師も人間です、体調不良などの突発的な要因もありますので一概には言えません。
しかしながら、サービスを提供する以上やる気のない講師はプロフェッショナルとは言えないでしょう。今回受講した講師はやる気も情熱もあり、明るい性格で楽しくレッスンを受講できました。
情熱ややる気と共に必要なのが教える質の高さでしょう。こちらは厳しい採用基準をクリアした講師だけあって、英語力・会話スキル・指導スキル全てにおいて不満を感じることはありませんでした。
レベルチック用の教材を選択した為レッスン開始後約15分ほどで教材の内容は終了し、残りの時間はフリートークにしましたよ。
フィリピン人講師の英会話力を判断したかったので、あまり使わないような単語を少し早口で話したり、冠詞や時制などの簡単な文法ミスをしてみたのですが、私の話す内容をしっかり理解した上で、文法ミスも指摘してくれました。
口頭だけでなくチャットを使用して視覚的に理解できるように教えてもくれます。日常会話では使わない単語は、こちらの単語を使用した方が良いよ、など英語力の高さを伺えましたね。
3タイプの講師が揃う
次に良かったのは、3タイプの講師を自由に選択できることです。
多くのオンライン英会話がフィリピン人、ネイティブ、バイリンガル日本人講師を採用していますが、料金プランによっては自由に講師を選択できません。
「フィリピン人講師」と「ネイティブ・バイリンガル日本人講師」を別料金にしているオンライン英会話は多々あります。月額制故に1ヶ月は同じタイプの講師しか受講できません。
ネイティブ講師で発音のレッスンを受けて、日本人講師に日本語で文法を教えてもらい、フィリピン人講師で会話の練習をするような受け方はできないのです。
人件費の問題ですので理解できますが、受講する側にはデメリットとなります。
すでにリスニング力もあり正確な発音、基本的な文法が身に付いている中級者以上の方でしたら良いのですが、オンライン英会話を始める多くの方が全くの初心者か初心者です。
基本的な文法や語彙力は生徒自信で向上可能ですが、正確な発音を理解するのは、ネイティブのフォニックスや発音のレッスンを受講するのが1番の近道です。
難しい文法に関しては日本語でバイリンガル日本人講師に教えてもらった方が、効率が良く理解も深まります。話す練習に関しては、やっぱりコスパの良いフィリピン人講師が最適です。
このように3タイプの講師を自由に選択できるのは、英会話初心者にとっては大きなメリットです。
年齢を問わない教材群
次に良かったのは、年齢を問わず受講できる教材が揃うことです。
決して豊富な教材ではありませんが、日常英会話、ビジネス英会話、キッズ専用英会話、学校教科書準拠、TOEIC®L&R TEST と子供から大人まで受講できる最低限の教材が揃います。
料金プランは家族でシェアできますので、お父さん、小さなお子さん、中学生、など誰でも無駄なくレッスンを受講可能です。
ビジネス英語や、試験対策などに特化したオンライン英会話ではありませんが、その分汎用性は高くなるのではないでしょうか。
2020年度から英語が小学校の5,6年生から必修化され、3,4年生からも外国語活動というカリキュラムで導入されています。それだけ小さな頃から英会話力が必要になりつつあると言うことでしょう。
これからは大人以上に10代の若者にも英語を話す能力が問われる時代になりつつあります。
しかしながら、お父さんとお子さんの両方が別々のアカウントで受講していてはコスパは良くありません。家族でシェアできる他社のオンライン英会話もありますが、まだまだ少ないのが現状です。
産経オンライン英会話Plusのメリットと言えるでしょう。
また、初心者用の教材も1Stepずつ上達できるような構成です。文法中心のレッスンではなく、あくまで話すことに重点を置いた内容となっています。
残念ながら「今日のフレーズ」のように、英文を丸々暗記する方法が採用されているのは同意できませんが、それでも初心者が英語を話す恐怖心を取り除くには良い教材だと思いました。
産経オンライン英会話Plusのここがイマイチ
発音の教材がない
最初にイマイチだと感じたのは、発音専門の教材がないことです。
私はこのブログでいつも言っているのですが、英会話を習うのに一番大切なのが「発音」です。英語の音の成り立ちを理解できればリスニングも楽になります。
リスニングができるようになれば、耳から聞いて英語を理解できるようになりますよ。もちろん知らない単語を辞書で調べるなどの作業は必要ですが、従来の日本の英語学習の方法よりもずっと楽です。
日本の英語学習は読むことに力を入れていますので、文法と語彙に集中しすぎですね。文法に関しては特に文法書を勉強しなくても、英語を聞いて会話をしているうちに自然と身に付けることも可能ですよ。
日本語と同じです。日本人も国語の授業で「てにをは」などの助詞について教えてもらうことなく、会話の中で自然と身に付きます。
ただ日本語と英語では文法上大きな違いがありますので、日本語で理解した方が効率が良いのは事実。決して文法を軽視している訳ではなく、私が言いたいのは、英会話を習う前に最低限のリスニングができないと意味がないということです。
そのため「発音」が重要になります。先述したように中学生用の「フォニックス」の授業はありますが、大人でも受講できる「発音・フォニックス」専門のレッスンがあれば良かったと思いました。
ネイティブと日本人講師の人数、予約できない?
次にイマイチだと感じたところは、ネイティブ・バイリンガル日本人講師の在籍人数が少ないことです。
他社と比較して非常に大きなメリットとなる「組み合わせ自由な講師」ですが、講師の人数が少なくてはどうしようもありません。「予約できない」なんてことが起こり得ます。
講師の人数を検索してみたところ、フィリピン人講師は約500人、ネイティブ講師は16人、日本人講師に限っては6名でした。
講師のコイン設定(価格設定)はフィリピン人で20コイン、ネイティブ講師・日本人講師が200コインと10倍の違いですが、人数は25倍ほどの違いになります。
それだけ低価格のフィリピン人講師が人気なのかもしれませんが、本格的に英会話力を向上させるためにはネイティブ講師の存在は大きく貴重です。
たとえ25分間の短いレッスン時間でも、ネイティブの話す自然な英語に触れることは総合的に英語力を上達させることに繋がります。
初心者にもぜひ受けていただきたいのがネイティブ講師のレッスンですので、人数が増えてくれることが受講者のメリットとなるのではないでしょうか。
講師の発音
レッスンに対する情熱もやる気もある講師でしたが、やっぱりフィリピン人講師です。英語の発音とイントネーション、話すスピードはネイティブやバイリンガル日本人講師と比較して劣ると感じました。
フィリピン人は小学生の頃から英語を学習していますので、英語力自体は高いです。しかしながら、ネイティブと話す機会が少ないのが理由だと思いますが、発音やイントネーションは講師によって随分と幅があります。
マニラ周辺のフィリピン人ですとネイティブ並みに綺麗な英語を話す方も見えますが、多くの方には訛りや間違いがありました。
もちろんネイティブでも国によって訛りはありますので、フィリピン人の訛りもその国独特の訛りだと思えば納得できます。私もアメリカで英語を学んでいますので、オーストラリア人や南アフリカ人が話す英語は聞き取りづらいです。
どこのオンライン英会話でもフィリピン人講師のレッスンは、ネイティブ講師と比較して格安で受講できます。
話すための練習や文法の学習にはメリットのあるフィリピン人講師ですが、リスニングや発音の上達にはあまり向きません。
安いので手軽に始められるフィリピン人講師ですが、全くの初心者がフィリピン人講師から英会話を始めるのは、私はお勧めしません。幸い、産経オンライン英会話Plusならネイティブ講師も在籍していますよ。
大人用の発音の教材がないのがデメリットなのは先述しましたが、中学生用の「学校教科書準拠」の教材には「フォニックス」のレッスンがあります。
全くの初心者から初心者、またはリスニング力の自信がない中級者は、「フォニックス」のレッスンを受講することを強くお勧めします。
中学生用だからと恥ずかしがらずに1~2か月間集中して受講しましょう。発音の成り立ちを理解して、英語を聞けるようになれば、話す力も大きく向上します。
それからフィリピン人講師のレッスンで、文法と英会話の練習をする方が結果的にはコスパ良く学習可能です。
インターネット環境
次にイマイチだと感じたのは、音声の遅れです。
この問題は産経オンライン英会話Plusに限らず、他のオンライン英会話でも起こります。特にフィリピン人講師のレッスンを受講している時が顕著です。
今回受講したフィリピン人講師はオフィス勤務ではなく、自宅からのレッスンでした。さらに、マニラやセブなどの都会ではなく少し田舎からのレッスンです(どこに住んでいるのか聞いてみました)。
経済的に急成長しているフィリピンですので、インフラやインターネットも先進国並みに整いつつあります。しかし、マニラやセブなどの都会に限られるのかもしれません。
田舎の方では最新のインターネットやWifi規格がないのが現状でしょう。
音声の遅れがあるとどうしても会話はスムーズに進みません。レッスン中にも何度かタイミングが合わずにお互いが譲り合うことがありました。
フィリピン人講師の全てに当てはまる訳ではないでしょうが、デメリットだと感じずにはいられませんでした。
産経オンライン英会話Plusの評判口コミから分かったメリットとデメリット
私が実際に受講して感じたことから、産経オンライン英会話Plusのメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- やる気・情熱のある講師陣
- ネイティブ、日本人、フィリピン人3タイプの講師が揃う
- 家族で分け合える
- 年齢を問わない教材群
デメリット
- ネイティブ講師と日本人講師の人数は少なめ
- 大人用の発音専門教材がない
- フィリピン人講師の発音には訛りがある
- 音声の遅れがあるかも
産経オンライン英会話Plusはこんな人が向いている
産経オンライン英会話Plusが向いている人
- 家族2人以上で利用したい方
- 英会話レベルが中級以上の方
一番向いているのは家族2人以上で利用したい方です。コスパ良くレッスンを受講できます。
向いているレベルに関しては、中級者でしょう。リスニングも基本的な文法も身に付いている方には、英語を話す練習の場となります。
初心者に関してはどちらとも言えないと言うのが本心です。決して向いていないのではありませんが、フィリピン人講師だけで一番重要な発音とレスニング力を上達させるには荷が重すぎるでしょう。
自習を中心としてリスニングと発音の向上が必要になります。もしくは人数は少ないですが、最初の半年ほどはネイティブ講師のレッスンを重点的に受けることをお勧めします。
逆に向いていない方は、上級者とTOEICや試験対策など目的がしっかりと決まっている方です。ネイティブ講師の人数が少ないので上級者には向きません。
また、試験対策のために受講するにはTOEICと英検に特化したオンライン英会話の方が効率よく学習できると思います。
産経オンライン英会話Plus X(旧Twitter)での口コミ・評判
産経オンライン英会話PlusのXでの口コミのご紹介です。
産経オンライン英会話Plusの良い口コミ・評判
産経オンライン英会話Plusの悪い口コミ・評判
産経オンライン英会話Plusの基本情報まとめ
産経オンライン英会話Plusの基本情報をまとめたのが、下記になります。
授業時間 | 25分 |
レッスン単価 | 195円から |
教材 | 無料と有料 |
講師の国籍 | フィリピン、日本、ネイティブ |
講師の勤務環境 | オフィス、在宅 |
予約 | 必要 |
利用ツール | 独自プラットフォーム |
対応時間 | 0:00~0:55、5:00~23:55 |
無料体験 | あり、4回 |
適正 | 初心者から中級者 |
レッスン形式 | マンツーマン |
初期費用 | 0円 |
サポート | メール |
支払い方法 | クレジットカード |
運営会社 | 産経ヒューマンラーニング株式会社 |
設立 | 2012年7月 |
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産経オンライン英会話Plus産経オンライン英会話Plusの口コミ・評判のまとめ
今回の記事では、オンライン英会話の産経オンライン英会話Plusの口コミ・評判について解説しました。
新聞・教育事業・ITの各分野のエキスパートが運営するオンライン英会話。料金プランを家族でシェアできて無駄なくレッスンを受けれるのが最大の特徴です。
ネイティブ講師と日本人講師の人数が少ないのはデメリットですが、その分フィリイン人講師が活躍してくれます。
家族で英会話学習を始めたい方には重宝するオンライン英会話だと思いました。
このブログの口コミや評判を参考にして多くのオンライン英会話から自分に合ったところを見つけてください。
産経オンライン英会話Plusに関するよくある質問
ここでは産経オンライン英会話Plusでよくある質問をまとめました。
Q.産経オンライン英会話Plusのキャンセルについて教えてください?
A.キャンセルはレッスン開始60分前までならペナルティはありません。レッスン開始59分前からはペナルティとなりコインは戻ってきません。キャンセルの仕方は、マイページにログインして右上にある名前をクリック、「レッスン予約状況の確認」→「予約内容の確認」をクリックしてキャンセルできます。
Q.産経オンライン英会話Plusではお得なキャンペーンはありますか?
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