今回の記事では
ポイント
- 「宇宙戦争」ってどんな映画?
- 出演者は誰なの?いつ製作された映画なの?
- 簡単なあらすじが知りたい
- ジャンルはなに?SF?アクション?
- どのくらいおすすめ?
今回の記事では上記のような方たちの悩みに役立てる記事として、映画「宇宙戦争」をご紹介します。
はじめに
皆さん映画は観ていますか?
最近では映画館に行かなくてもAmazon prime videoやNetflixなどの定額制見放題サービスのおかげで古いものから新しいものまでいつでも観る事ができます。でもどの作品が面白いかなんて観てみなくては分からないですのね。とは言えつまらない作品で2時間も時間を損するのってもったいないですよね。
そんな方のために、自称映画オタクの私が好き勝手に作品をレビューしていきます。映画鑑賞歴約35年、中学生の時から映画に魅了され延7000本ほどの映画を見てきました。
そんな映画オタクが観た映画をレビューして、最後におすすめ度を点数をつけて評価していきます。映画選びの参考にしてください。
映画情報「宇宙戦争(SF)」
映画情報
- ジャンル: SF
- 監督: スティーブン・スピルバーグ
- 脚本: ジョッシュ・フリードマン
- 製作: キャスリーン・ケネディ / コリン・ウィルソン
- 原作者: ハーバート・ジョージ・ウェルズ
- 音楽: ジョン・ウイリアムズ
- 公開: 2005年6月
- 上映時間: 116分
- 製作国: アメリカ合衆国
- 言語: 英語
出演者
- トム・クルーズ
- ダコタ・ファニング
- ティム・ロビンス
- ジャスティン・チャットウィン
- ミランダ・オットー
あらすじ
アメリカのとある街で平凡な労働者として働くレイ(トム・クルーズ)が別れた妻との間にもうけた子供たちと面会するその日、街では異変が起きていた。嵐のような雲から稲妻が数十回も同じ場所に落ちる光景を目にしたレイは野次馬とともに落雷した場所へ見に行く。
地中から現れた巨大な三脚の機械が、街を破壊しながら人々を殺害していく。その場を何とか逃げ延びたレイと子供たちだが巨大な機械は全世界へと侵略を開始していた。
元妻のいるボストンまで子供たちを連れて行こうとするレイだが新たな危険が彼らを待ち受ける・・・・・
見どころ
H・G・ウェルズの人気小説をスティーヴン・スピルバーグ監督がトム・クルーズ主演で映画化したSF超大作。共演は人気子役のダコタ・ファニング、演技派ティム・ロビンス。スタッフも役者も一流ぞろいで、スピルバーグ映画史上最高額の製作費1億3300万ドル(約138億円)をかけた豪華エンターテインメント。オリジナルとは一味違うラストも必見。
引用元:シネマトゥデイ 宇宙戦争(2005)
SF映画「宇宙戦争」を観た感想 おすすめできる?
私はこの作品を見るにおいて全くと言って良いくらい予備知識なしで観ました。
本当にスピルバーグの作品???
単純にトム・クルーズが出ている作品だなといったくらいだったのですが、観終わって最初に感じ驚いたことは初めの1時間とその後の1時間では全く別の作品だなということです。そしてもう一つ驚いたのが、監督があのスティーブン・スピルバーグだったことです。今までに数えきれない名作を世に送り出してきたスピルバーグ監督とは思えないような作品でした。
最初の1時間は納得できます。エイリアンの乗った巨大機械が町中を襲う、殺戮と破壊のシーンは迫力満点でスピルバーグ監督の真骨頂です。血が飛び出るような表現はないのですが、「プライベート・ライアン」を思い出させるような残虐ぶりです。崩れ落ちる高速道路やゴミ屑のように飛んでいく車や人などが非常にリアルで一気に作品にのめり込んでいきます。
撮影のテイストとライティングもリアルさを出すためでしょう、ごく自然と言いますかハリウッド映画のような明るい雰囲気ではなく、影が強調されたような感じです。
家族ドラマなの??
ただそんな興奮も前半の1時間だけで、その後は中途半端な家族ドラマ作品に成り下がっています。その家族設定にも問題ありで、娘役のダコタ・ファニングと息子役のジャスティン・チャットウィンとのやりとりも父親とその子供という感じは全くありません。特に息子役とのやりとりは親子ではなく兄弟のようでした。トム・クルーズって何気に父親役の作品ってほとんどないんですよね。
アクションやサスペンス物でのかっこいい役ばかりで、ちょっと哀愁が漂うような父親役を演じたことがないのです。そんな彼が初めて挑んだ父親役といえば聞こえはいいのですが、実際の演技はいつものアクション作品で見るかっこいいトム・クルーズそのものでした。
雑なストーリー
また彼の演技以上にお粗末だったのがストーリーです。原作は読んだことがないので分かりませんが、前半のSFサスペンス物のテイストからうってかわって後半では家族ドラマの色が強く出てきます。もちろん前半から伏線は張られていたので、分からなくはないのですがその演出とストーリーが稚拙でした。災難の中、絆を深めていくような家族を描きたかったのかもしれませんが、なんの感動もなく伝わってくるものはありませんでした。後半から出てくるティム・ロビンス演じる男もキャラの行動が不可解で、この作品に必要な人物だとは思えませんでした。
そんな調子で進んでいくストーリーに待ち受けていたのはこれまた信じられないようなエンディング。本当にスピルバーグ作品だとは思えませんでした。下手に家族テイストを入れずに「ジュラシックパーク」のような作品の方が100倍良かったと思います。
SF映画「宇宙戦争(洋画)」の総評、おすすめ度
それでは映画「宇宙戦争」の総評になります。
私がこちらの商品に点数をつけるとすれば、55点になります。
総評
- 前半はドキドキできる
- トム・クルーズとダコタ・ファニングが出てる
- 脚本が稚拙
がこの点数の理由です。あまりおすすめできません。
もともとドラマなどの人物描写よりも、「ジョーズ」や「ジュラシックパーク」のようなホラー・サスペンス物の演出のが得意なスピルバーグですので、そっちの方向で制作して欲しかったです。
昔みたいに有名人に頼らず、エンターテイメントたる映画を制作して欲しかったです。
SF映画「宇宙戦争」のまとめ
SF映画「宇宙戦争」の紹介でした。
皆さんなら今回の作品をどのように評価するのでしょう。スピルバーグを知っている方でしたら賛否両論とはならないと思います。
何を観ればいいのか迷ったらこれからも私の記事をご覧ください。これからもおすすめな洋画をご紹介します。
私のレビューが参考になれば幸いです。