引用元:クラウティ公式ホームページ
● 今回の記事では
ポイント
- クラウティを始めてみたいけど、どのようなコースやテキストがあるのだろう?
- クラウティのレッスン内容はどのようなものだろう?
- 初心者にお勧めのテキストは何かな?
上記の悩みを抱える方に、オンライン英会話のクラウティのテキスト・レッスンについて解説いたします。
● この記事で分かること
- クラウティのレベルやコース
- クラウティのテキスト・教材やクラス
- 初心者におすすめの教材
● 本記事の信頼性
この記事を書いている私は、アメリカ、カリフォルニア州ロサンジェルスの南、「オレンジカウンティ」に約5年半住んでいました。英語力を落とさないよう、オンライン英会話を使用して英語力の向上に努めています。
1家族あたり最大6名までアカウントを作れて、家族みんなでシェアできると評判のオンライン英会話のクラウティ。
そんなクラウティのテキストは、小中学生向け参考書シェアトップクラスの学研が制作しています。学研制作テキスト以外にも、過去のレッスン実績の分析からクラウティが需要の高いオリジナルテキストも用意しています。
そんなクラウティのテキストですが、種類が多くてどのテキストを選んだら良いのかなかなか分からないでしょう。
そこで今回の記事では、クラウティのテキスト・教材について解説します。クラウティで英会話学習を始める方に参考となります。
クラウティのレベル
初めにクラウティのレベルの目安についてです。まずはご自身がどのレベルなのか確認しましょう。
クラウティのレベル | ターゲット | 英検 |
キッズ | 未就学児レベル | - |
キッズプラス | 小学低学年レベル | - |
キッズマスター | 小学高学年レベル | - |
レベル1 | 中学初級程度レベル | 英検5級 |
レベル2 | 中学中級程度レベル | 英検4級 |
レベル3 | 中学上級程度レベル | 英検3級 |
レベル4 | 高校中級程度レベル | 英検準2級 |
レベル5 | 高校卒業程度レベル | 英検2級〜準1級 |
クラウティのカリキュラムやコースとテキスト
次にクラウティのカリキュラムのラインナップです。
クラウティでは、「レベル別」と「目的別」で選べるようになっています。今回は「レベル別」で詳細を見ていきます。
● クラウティレベル「キッズ」
コース構成とテキスト
- アートシリーズ
- 英語ドリルでおけいこ!シリーズ
文字が書けない子供用の2つのコース。塗り絵やしりとりなどのアクティビティを通して英語に触れることができます。
● クラウティレベル「キッズプラス」
コース構成とテキスト
- アルファベットで覚えよう!シリーズ
- 発音講座シリーズ
- 単語迷路シリーズ
- 単語を覚えようシリーズ
- どこにあるかなシリーズ
初めて英語を習う子供用の5つのコース。
ABCのアルファベットから基本の発音、簡単な単語をアクティビティを通して楽しく学べます。イラストを豊富に使用していますので、視覚的に覚えることができます。
● クラウティレベル「キッズマスター」
コース構成とテキスト
- アートシリーズ
- 単語を覚えようシリーズ
- この単語言えるかなシリーズ
- 小学英会話シリーズ
- 英語で職業体験シリーズ
- 英語で自己紹介シリーズ
- 英語でおでかけシリーズ
- 絵本を読んでみよう!シリーズ
- 放課後教室シリーズ
- フレーズで覚えようシリーズ
少し英語に慣れてきた子供向けの10のコース。
単語力をつけて、コンプリートセンテンスでの発話を意識していきます。文法を学ぶのはまだ少し早いけど、絵本を読めるようになる、すぐに使えるフレーズを覚えるなどのカリキュラムとなります。
● クラウティレベル「レベル1」
コース構成とテキスト
- 発音講座シリーズ
- 中学文法別英会話シリーズ
- 中学生の英会話シリーズ
- フラッシュ英作文シリーズ
- 基本の英会話シリーズ
- 英語の学びなおしシリーズ
- 大人のためのやり直し英文法シリーズ
基礎的な文法を学びながら簡単な英語の文章を作る練習ができる7つのコース。
中学校で学ぶ文法から、簡単な英文の作成、基本の英会話の練習をできます。基礎から英語を学び直したい大人の方にも向いているカリキュラムになります。
● クラウティレベル「レベル2」
コース構成とテキスト
- どこにあるかなシリーズ
- 中学文法別英会話シリーズ
- 中学生の英会話シリーズ
- フラッシュ英作文シリーズ
- 大人のためのやり直し英文法シリーズ
- 英語で日本紹介シリーズ
- フリートークシリーズ
文法以外の初歩的な英語が身についている方向けの7つのコース。
英語の文章を作る上での決まりを意識しながら、文法の時制や比較、助動詞などを学んでいきます。フリートークも加わり、身近な話題をや意見交換をできるスピーキング力を鍛える練習も増えていきます。
● クラウティレベル「レベル3」
コース構成とテキスト
- 中学生の英会話シリーズ
- フラッシュ英作文シリーズ
- フリートークシリーズ
- 中学品詞別重要単語シリーズ
- 英検2次試験対策トレーニングシリーズ
中学レベルの文法力、語彙力のある方が、基礎的なスピーキング力を向上させるのに向いている5つのコース。
基本的な言い回しや、自分の身の回りのことについて英語で質問したり回答できるようになるのを目指します。インプットよりもアウトプットに重点を置いた構成となっています。
● クラウティレベル「レベル4」
コース構成とテキスト
- フリートークシリーズ
- 英検2次試験対策トレーニングシリーズ
- 自分のことを英語で伝えようシリーズ
- 身の回りの英語シリーズ
- はじめての旅行英会話シリーズ
- 海外旅行に役立つ便利フレーズシリーズ
- 接客の英語シリーズ
- 観光客へのおもてなし英会話シリーズ
- 英語で子育てフレーズシリーズ
基本的な英作文の作成ができる実力のある方が、ステップアップを望める9つのコース。
自分自身に関係のある日常的な事柄であれば、情報を伝えたり、考えを述べたりできるようになるのを目指します。海外旅行や観光客との接客で必要な基本の英会話を学べます。
● クラウティレベル「レベル5」
コース構成とテキスト
- フリートークシリーズ
- 英検2次試験対策トレーニングシリーズ
- はじめてのビジネス英語シリーズ
- ビジネス英語シリーズ
- 学校じゃ教えてくれない!シリーズ
日常英会話レベルの語学力のある方が、ビジネスでも使える英会話力を養うのに適した5つのコース。
自分の身の回りのことだけでなく、一般的な話題などで相手の意見を理解し、自分の意見を述べることができるようになるのを目指します。慣用句や学校では教わらない表現力を学べるのも特徴の一つです。
クラウティのテキスト一覧
テキスト一覧
- アートシリーズ
- 英語ドリルでおけいこ!シリーズ
- アルファベットで覚えよう!シリーズ
- 発音講座シリーズ
- 単語迷路シリーズ
- 単語を覚えようシリーズ
- どこにあるかなシリーズ
- この単語言えるかなシリーズ
- 小学英会話シリーズ
- 英語で職業体験シリーズ
- 英語で自己紹介シリーズ
- 英語でおでかけシリーズ
- 絵本を読んでみよう!シリーズ
- 放課後教室シリーズ
- フレーズで覚えようシリーズ
- 中学文法別英会話シリーズ
- 中学生の英会話シリーズ
- フラッシュ英作文シリーズ
- 基本の英会話シリーズ
- 英語の学びなおしシリーズ
- 大人のためのやり直し英文法シリーズ
- 英語で日本紹介シリーズ
- フリートークシリーズ
- 中学品詞別重要単語シリーズ
- 英検2次試験対策トレーニングシリーズ
- 自分のことを英語で伝えようシリーズ
- 身の回りの英語シリーズ
- はじめての旅行英会話シリーズ
- 海外旅行に役立つ便利フレーズシリーズ
- 接客の英語シリーズ
- 観光客へのおもてなし英会話シリーズ
- 英語で子育てフレーズシリーズ
- はじめてのビジネス英語シリーズ
- ビジネス英語シリーズ
- 学校じゃ教えてくれない!シリーズ
クラウティのテキストの特徴
次にクラウティのテキストの特徴となります。
クラウティのレベル分けでも解る通り、全体的には小さなお子さんから中学生向きのテキストが多くなります。イラストを豊富に使用し、日本語訳もレベルに合わせて子供でも読めるようひらがなを多く使用しています。
大人でも受講できるテキストはありますが、基本的なことに限られますので、入門・初心者向けです。本格的に話せる英語を学ぶテキストというよりも、基礎英語の学び直しが主となる構成です。
試験対策は英検2次試験対策のみですので、大学受験やTOEIC対策はできません。
家族みんなでシェアできる料金プランが魅力のクラウティですが、大きなメリットがあるのは、英語を学び始める小学生から中学生までとなります。
おすすめクラス・テキスト(大人の初心者用)
クラウティのテキストと特徴についてお分かりいただけたでしょうか。
しかしながら、初心者の方はどのテキストから始めたら良いのか分からないかもしれません。そこで、初心者にお勧めの最初に受けて頂きたいテキストをご紹介します。
お勧めのテキスト1「発音講座シリーズ」
一番初めにお勧めなのは「発音講座シリーズ」です。こちらは年齢を問わず、小さな子供から大人まで、英会話学習初心者の方なら誰にでもお勧めできます。
英語を話すために一番初めに身に付けたいスキルが「発音」です。英語で使用する「音」を知らなければ、英語を聞くことも、話すことも、読むこともできません。
「読むこと」はできると思われるかもしれませんが、間違った発音で読んでいるだけです。実際に声に出して読んでも、英語圏の方には意味は通じず、コミュニケーションが取れる英語力とはなりません。
クラウティの「発音講座シリーズ」では、発音だけでなく、スペルと音の規則性を学ぶ「フォニックス」も学べます。フォニックスを学ぶことにより、耳で聞いた単語のスペルを推測できるようになったり、初めて見る単語でも読み方を推測できるようになります。
英語圏では子供の頃に身につけるスキルですが、日本の英語学習では教えることができる教師がいないこともあり、学ぶことができませんでした。初めに発音とフォニックスを学んでおけば、これからの英語学習は効率よく進められます。映画やテレビなどで聞いた英語から学ぶこともできますし、英文を読んでも読み方が分からない、なんてこともありません。
ただ、クラウティではネイティブスピーカーではなくフィリピン人が講師を担当しているのが少し不安材料となります。ネイティブ並みの発音で話せるフィリピン人講師もいますが、どうでない方もいますので注意が必要です。
YouTubeなどでネイティブスピーカーが教えているフォニックスを併用するのが良いでしょう。
お勧めのテキスト2「中学生の英会話シリーズ」
次にお勧めなのが「中学生の英会話シリーズ」になります。こちらは基礎的な文法力と語彙力がある方が、英語を話す練習に適したテキストとなります。
文法力も語彙力もある方が英語をなかなか話せない理由の1つに、スピーキングの練習量が足りない事が挙げられます。特に英語圏の子供たちが話すような、基本の第1文型「S+V」、第2文型「S+V+C」、第3文型「S+V+O」の練習量が圧倒的に足りません。
この第3文型までを使いこなせるようになれば、日常英会話レベルは話せるようになるのですが、従来の学校の授業では文法として学習するだけで、話す練習はしてきませんでした。
ご存知のように英語と日本語では語順が違います。日本語では「SOV」が基本ですが、英語では「SVO」になります。頭では理解していても、いざ口に出して話そうとしても言葉がなかなか出てこないのはこのためです。英語を話す上で一番重要となる「S+V」を徹底的に練習することが重要となります。その後にC(補語)とO(目的語)を足して練習していきます。
その練習に適しているのが「中学生の英会話シリーズ」になります。レベル1では、中学1年生で学ぶ文法を使用した会話の練習が可能です。基礎の基礎のBe動詞の使い方から練習できます。
退屈だと感じる方もいるかもしれませんが、このレベルの英文を何度も口に出して言うことが大切です。テキストに載っている単語以外にも、自分で簡単な文章を作りながら言ってみるのも効果があります。
テキストの英文に全て日本語訳が付いているのが少し残念ですが、この練習だけでも英語脳を鍛えることが可能となります。
クラウティの口コミ・評判記事はこちらをどうぞ。
まだクラウティの無料体験レッスンを受講していない方は、こちらから受講できます。
クラウティ「クラウティのレベルやカリキュラム、テキスト・教材について解説!コースの詳細も」のまとめ
今回の記事では、オンライン英会話クラウティのレベルやテキスト・教材について解説しました。
全体的には小さな子供から中学生向きのテキストが多く揃うクラウティですが、大人が基礎から学ぶにも適しています。正確な発音を身につけてから、話す練習をするのが、初心者には効果的です。
この記事を参考にして、クラウティで英会話学習を始めてください。
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